見習い期間は、毎日が不安と緊張の連続でした。
失敗しないように必死で、それでもうまくいかず、正直「向いていないのかもしれない」と思ったこともあります。
そんな中で、今でも忘れられない先輩の一言があります。
今回は、見習い期間で一番心を救われた言葉と、その言葉が自分に与えてくれた影響について書いていきます。
その言葉をかけられた状況
見習い期間に入ってしばらく経った頃、仕事の流れがまだ頭に入らず、毎日緊張した状態で勤務していました。
一つ一つの動作に自信が持てず、ミスをしないように必死で周りを見ていた時期です。
特にその日は、指導員に何度も同じことを確認してしまい、「自分は向いていないのでは」と落ち込んでいました。
そんな状況の中で、先輩からその言葉をかけられました。
当時の自分の気持ち
見習い期間の当時は、常に緊張していました。
一つのミスが大きなトラブルにつながる仕事なので、「間違えてはいけない」という気持ちばかりが先行していたと思います。
周りの先輩たちが当たり前のように業務をこなしている姿を見るたびに、自分との差を感じていました。
最初は自分の電車だけが遅延遅延遅延どんどん遅らせてしまってなんで定時運行ができるんだろうと思うこともありました。
「本当にこの仕事を続けられるのだろうか」と、不安になることも少なくありませんでした。
先輩がかけてくれた一言
不安な気持ちはありましたが、分からないことをそのままにしないよう意識していました。
少しでも曖昧に感じた点は、その場で必ず確認するようにしていました。
また、指導員の言葉や注意点は、できるだけメモを取るようにしていました。
本当にいい指導員に恵まれたので、結構心に刺さった言葉はあるのですが、「何かミスしたとしても俺の責任だから安心して。俺も勉強だと思ってやるし絶対出来るようにさせるまだまだ時間あるから大丈夫だよ」ってそんな風に言ってもらえた時は、嬉しかったです。焦らないで大丈夫なんだと思いました。
一度注意されたことは二度と同じミスをしないよう、自分なりに整理して覚えるようにしていたと思います。
その言葉で何が変わったか
当時は毎日が不安で、正直きついと感じることも多かったです。
しかし今振り返ると、その経験があったからこそ、基本動作や判断の大切さを身につけることができたと思います。
また、「分からないままにしない姿勢」や「確認する習慣」は、見習い期間が終わった今でも仕事の中で活きています。
基本的には今でも先輩より、指導員に優先的に聞くように心がけています。
駅よりも、情報共有はするようにしていますし、それをやることでコミュニケーションが生まれ、逆に知らなかったことも共有してもらえるので、事故防止につながっていると思います。
今、振り返って思うこと
これから車掌を目指す人や、見習い期間に入る人は、不安に感じることも多いと思います。
自分も同じように悩みながら毎日を過ごしていました。
ただ、分からないことをそのままにせず、確認し続ければ、少しずつ慣れていきます。
最初はきつく感じても、その経験は必ず自分の力になります。
見習い期間は、自分の未熟さと向き合う毎日でした。
そんな中でかけてもらった一言が、今でも自分の支えになっています。
現場での言葉は、想像以上に人の心を動かす力があると感じました。
コメントを残す