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  • 車掌の仕事で一番焦った瞬間|今でも忘れられない出来事

    車掌の仕事では、普段は落ち着いて対応することが求められます。

    しかし、どんなに気をつけていても、
    思わず焦ってしまう瞬間はあります。

    この記事では、車掌として働く中で
    特に印象に残っている
    「一番焦った瞬間」について、
    実体験をもとに書いていきます。

    どんな状況だったのか

    乗務員室の車両より一つ奥の車両から、お客様が乗務員室前に向かって歩いてきました。
    この時何かあったのではと察知して心の準備をしていました。
    そのお客様は乗務員室を叩いてきました。
    何事かと思い聞いてみると、前を走る電車の車内で携帯電話を落としてしまったから、探して欲しいということでした。

    なぜ焦ってしまったのか

    このとき自分は2つのことを考えました。
    捜索することは難しいので、降りる駅でお忘れ物の捜索依頼をして下さいとお願いしようか、お客様に詳細を聞いて自分が車内捜索を指令を通してお願いするか、車内はすいていた状態だったので車内状況等考えた為、焦りました。
    車内捜索を自らする場合、そのことばかり考えて事故になるリスクはないかも考えていた為、対応はゆっくり落ち着いて行いました。

    そのときどう対応したか

    詳細を伺ったところ前の列車であること、どの車両なのか携帯電話の特徴全て詳細がわかったので、車内捜索を実行すると決断しました。
    お客様にはそのまま乗車してもらう旨をお伝えし、指令を通してお願いしました。
    そのまま乗務を続け、指令から連絡があり見つかった旨の報告がありました。
    駅間でお客様にそれらしい物が見つかった旨をお伝えし、収得駅での引き渡し等必要なことをお伝えしました。

    終わった後の気持ち

    携帯電話を紛失されたお客様は安堵した表情ととても喜んでいて、感謝されました。
    本当に迷いましたが、判断は即決めないと自分がずっとその電車を担当している訳ではないので即決して車内捜索をやろうと判断して良かったです。

    今振り返って思うこと

    時と場合による件だなと思いました。安全にお客様を目的地に輸送することが仕事なので、捜索してる方に気を取られ事故なんて起こしてしまったらせっかく良いことをしたのに多大な迷惑をかけてしまうので、また同じようなことがあったら冷静に判断したいと思いました。
    乗務室を叩かれると焦りますが、そこは急がずに状況を把握することが大切です。

    車掌の仕事では、誰でも焦ってしまう瞬間があります。

    大切なのは、
    焦ってしまったあとに
    どう立て直すかだと思います。

    その経験が、
    次の現場で必ず役に立ちます。

    これから車掌を目指す方には、
    焦ってしまう自分を責めすぎず、
    一つずつ経験を積んでほしいと思います。

    車掌の仕事については、こちらの記事でも詳しく書いています。

  • 車掌の仕事で一番失敗した経験|今だから話せる実体験

    車掌の仕事は、常に正確さが求められる仕事です。

    どれだけ気をつけていても、
    見習い時代を中心に、
    「これはやってしまった…」という失敗はあります。

    この記事では、車掌として働く中で
    一番印象に残っている失敗について、
    正直に書いていきます。

    どんな失敗だったのか

    前回の記事で過走のことについて、書きました。
    運転士と2人で協力している以上、いつもよりホームへの進入速度が早く過走するんじゃないかって時にも停める場合も全然あり非常で停めるのは何か申し訳ない気持ちなっていて、非常で停めても指令に報告はしませんでした。

    そのときの状況

    運転士が報告していたから、自分は指令に報告しなくても大丈夫だろうとそんな気持ちでした。
    そのまま過走した駅に関してはお詫び放送等、必要な処置を実施し次駅以降通常に乗務しました。

    どう対応したか

    乗務終了後、過走はありましたがその他異常ありませんでしたと監督者に報告しました。

    上司の反応

    車掌は指令に報告したか聞かれ、報告しませんでしたと伝えたところ何で報告しないんだと叱られました。
    自分は通常(今回は過走)と異なることがあったにも関わらず報告を失念しました。軽微なことでも報告する重要性を忘れ、運転士が報告してから大丈夫だろうと安易に考えていた部分がありました。

    その失敗から学んだこと

    なぜ、報告が重要なのか今回の失敗で学びました。
    軽微な件でも付帯事故が起きてしまう場合があります。関係箇所と連携することで、安全に処置を実施出来るのでどんなことでも報告すると決心しました。
    このくらいは大丈夫だろうの経験が浅い場合の判断は危険です。
    是非私の失敗を参考にして頂ければミスしないと思うので確認頂ければ幸いです。

    車掌の仕事では、誰でも失敗を経験します。

    大切なのは、
    失敗をどう受け止めて、
    次にどう活かすかだと思います。

    これから車掌を目指す方には、
    失敗してしまっても、
    それは成長の途中だということを伝えたいです。

    車掌の仕事については、こちらの記事でも詳しく書いています。

  • 車掌の仕事で一番緊張した瞬間|今でも忘れられない出来事

    車掌の仕事は、日々さまざまな業務がありますが、
    その中でも強く印象に残っている
    「一番緊張した瞬間」があります。

    今でも思い出すと、当時の緊張感がよみがえります。

    この記事では、車掌として働く中で
    特に緊張した出来事について、
    実体験をもとに正直に書いていきます。

    どんな状況だったのか

    いつもより速度が早く所定停止位置に本当に停まるのかそんな状況でした。

    なぜそこまで緊張したのか

    非常で停めるのか停めないのか、運転士は所定停止位置で停めてくれるのか過走しないでと祈る気持ちでとても緊張しました。

    所定停止位置で停まるのに、非常で停めてしまった場合危険と判断して停めているので監督者から言われることは無いかも知れませんが、運転士と2人で協力してやっている以上何で停めれたのに停めたんだみたいに言われる可能性も無きにしもあらずなので絶対的な判断が大事だと思います。

    そのときの判断と行動

    100%過走するっていう速度でホームに入って行ったので、非常で停める判断をしました。
    それでも列車は過走してしまいました。
    車内にお客様は降りる準備をしていて、ホーム上にお客様は乗る準備をしているので、列車に接近している状況です。
    車内・ホーム上にお客様に停止位置を修正する旨を放送し、電車を後方に動かすので、車内にいるお客様には手すり吊革に捕まってもらうようにアナウンスし、ホーム上にいるお客様には列車に接触しないよう離れてもらうようアナウンスしました。運転士と協力してバックして所定停止位置到着後、再度車内・車外のお客様に放送しドアを開扉しました。

    終わった後の気持ち

    判断に誤りはなかったものの、緊急停止させるのはドキドキしました。その後どうゆう手順で所定停止位置に戻すのか車内放送含め、迅速に運転士と協力して行わないといけないので、イメージトレーニングをしていて良かったと思いました。
    お客様は電車は定時で動いているものと思うので、自分たちの責任で遅らせてしまうのはご迷惑をかけているので、申し訳ない気持ちになりました。

    今振り返って思うこと

    人間が操作している以上、絶対に電車は停まると思って乗務してはいけないと思いました。
    常に何か起こると思って乗務する気持ちが大切だと思いましたし何が起きても対応出来る知識と経験が必要と思いました。
    過走しそうな時、心の中は停まってくれーとそんなふうに思うと思います。そんな時には一気に緊張感が増すので是非参考になれば嬉しいです。

    車掌の仕事には、思わず手が震えるほど
    緊張する瞬間があります。

    当時は必死でしたが、
    その経験があったからこそ、
    少しずつ自信がついていったのだと思います。

    これから車掌を目指す方には、
    緊張する経験も決して無駄ではなく、
    必ず自分の力になっていくということを伝えたいです。

    車掌の仕事については、こちらの記事でも詳しく書いています。

  • 車掌の仕事で一番しんどかった勤務|今でも忘れられない1日

    車掌の仕事は、毎日同じように見えて、
    実は勤務内容によって大変さが大きく変わります。

    中でも、今振り返っても
    「正直あれは一番しんどかったな」と思う勤務があります。

    この記事では、車掌として働く中で
    特にしんどかった勤務について、
    実体験をもとに正直に書いていきます。

    どんな勤務だったのか

    1乗務目で折り返し時間がなく最後に入庫がついている勤務
    そして1本目の乗務
    緊張しているのかトイレに行きたくなってしまう率が高いから

    何が一番しんどかったのか

    乗務開始前にトイレには行って乗務しました。
    乗務時間が長い勤務だったので、お腹のこと大丈夫かなと乗り始め考えてました。
    考えてたら、もう2駅目でトイレに行きたくなってしまい、もうこれは乗り切れない終わったとそんな気持ちでした。

    実際の心境と体の状態

    途中駅トイレ行かなくても大丈夫な気持ちになったり、やっぱり行きたいそんな気持ちを繰り返しながら乗務していました。
    行きたいという気持ちになった時はバックカーテンを閉めてしようか、はたまた指令に報告して停車させるか悩んでいました。

    どうやって乗り切ったか

    結局我慢して最後まで乗り切りました。
    乗務中足踏みしたり、トイレのこと考えないようにしたりしました。

    今振り返って思うこと

    トイレに行きたいという雑念がものすごかったので、事故を起こしてしまうリスクが上がっていることから、そこはしっかり報告してお客様に迷惑をかけてしまうが安全に輸送する為にもトイレに行くべきだったかと思います。
    誰しも、乗務員はトイレに行きたい問題はあると思います。
    特に食事後は心配かと思います。
    私は、対策として1本目乗務開始前は極力セイカ食品株式会社の「ボンタンアメ」を舐めてから乗務するようにしています。
    詳しくはネットを見て欲しいですが、尿意を抑える働きがあると書いてあったので、大量買いしてストックしています。
    安全に乗務する為にも雑念をなくよう心がけやっています。

    車掌の仕事には、正直しんどいと感じる勤務もあります。

    当時は「もう無理かもしれない」と思うほどでしたが、
    その勤務を乗り切ったことで、
    少しだけ自分に自信がついたのも事実です。

    これから車掌を目指す方には、
    つらい勤務があっても、
    必ず乗り越えられる日が来るということを伝えたいです。

    車掌の仕事については、こちらの記事でも詳しく書いています。

  • 車掌の仕事で「やってて良かった」と思う瞬間

    車掌の仕事は、大変だと感じることも多いですが、
    その分「やってて良かった」と思える瞬間もあります。

    見習いの頃は余裕がなく、
    正直、良さを感じる余裕もありませんでした。
    しかし、経験を重ねる中で、
    少しずつこの仕事のやりがいを感じるようになりました。

    この記事では、車掌として働く中で
    「この仕事をやってて良かった」と感じた瞬間について、
    実体験をもとに書いていきます。

    お客様から感謝の言葉をもらったとき

    車掌の仕事は駅員と違って直接お客様と喋る業務が極端になくなりますが、時に遺失物を捜索してや線路に落とし物を落としてしまった、具合が悪くなってしまったなど助けないといけない場面がたくさんあります。
    またダイヤ乱れ等の異常時が起きた時にわかりやすく車内放送を実施したり、
    そういった場合に対応をすると後から感謝の問い合わせがあったり直接ありがとうと言ってもらえたりします。

    無事に1勤務を終えたとき

    車掌の仕事は事故やミスをしなければ、自分の時間はとても多く取れるのでプライベートは多く確保出来ます。
    また、その乗務させ終えれば余計なことを考えなくても済みます。例えばメールや事務作業はほぼないです。なので翌日あのメール返さないとや打ち合わせのスケジュールあったっけなどそんなことはありません。
    家で仕事のこと何にも考えなくて良いのは、ものすごくストレスフリーだと思います。
    仕事あっての自分なので、自分時間がたくさんあるのもすごく良いです。

    自分の成長を実感できたとき

    1乗務1乗務同じことの繰り返しですが、何回も繰り返しやっていることで成長を感じることが出来ます。
    この駅はお客様の乗降が少ないから、列車が遅れている時はここは回復出来るであったり、車内放送も伝えたい情報がスラスラ言葉に出てきたり経験を積むことで成長を感じられました。

    トラブル対応を乗り越えたとき

    トラブル対応が終えた時、ホッとしたという気持ちと自分がこの電車を守ったそんな気持ちになれてやりがいを感じます。
    自分は乗務員やってるんだなと思えます。

    車掌という仕事に誇りを感じた瞬間

    見習いが終えて一人で乗務が始まった瞬間に乗務員室がとても広く感じて、車掌になれたとまず誇りに感じられると思います。
    後は周りからの反響もすごいです。家族・親戚・友人からも車掌やってるんだ〜と褒められました。
    時には、たまたま知り合いが自分の電車に乗ってきてびっくりされてすごいと言ってもらえたり、車掌をやってる人が周りにいない分、誇りに感じました。

    何より、長い座学と現場の訓練を終えてようやくなれる仕事なので絶対に誇りに感じられると思います。

    やって良かったと思えることは確実にあるので魅力はあると思います。

    車掌の仕事は大変だと感じることも多いですが、
    それ以上に「やってて良かった」と思える瞬間がある仕事だと感じています。

    見習いの頃は余裕がなく、つらいことばかりに目が向いていましたが、
    経験を重ねる中で、少しずつやりがいや達成感を感じられるようになりました。

    これから車掌を目指す方には、
    大変な時期を乗り越えた先に、
    この仕事ならではの良さを実感できる瞬間があるということを伝えたいです。

    車掌の仕事については、こちらの記事でも詳しく書いています。

  • 車掌の仕事で一番気を使うお客様対応|現場で感じたリアル

    車掌の仕事というと、安全確認や車内アナウンスなどの業務が注目されがちですが、
    実際にはお客様対応にもかなり気を使います。

    どんなに丁寧に対応しても、状況や相手によっては
    思うようにいかないこともあります。
    僕自身、これまでの業務の中で
    「この対応は特に神経を使うな」と感じた場面が何度もありました。

    この記事では、車掌の仕事の中で一番気を使うと感じたお客様対応について、
    実体験をもとに正直に書いていきます。

    そのお客様対応が発生した状況

    夕方ラッシュの時間帯
    乗務員室前
    車内は混雑していて、身動きが取れない状況でした。
    駅発車後、女性のお客様が乗務員室を叩いてきました。
    もう何かあったんだと、一瞬で察知しました。
    車内はパンパンだったので、少しだけ開けて何があったか伺いました。そのお客様は「喧嘩」と言って、その方向を指差しました。確認してみると口論になっていました。

    なぜ特に気を使う対応なのか

    口論になっている以上、さらに炎上させないか。他のお客様も便乗して口論の間に入って来ないか、また周りのお客様が動揺しないか、色々次にどんな状況になるか考えました。

    実際にどんな対応をしたか

    次駅まではなんとか安全に輸送するように車内放送は避けて乗務員室前で事が起きているので、乗務員室を開けて落ち着いて下さいという旨だけお伝えしました。
    駅到着後、運転士に状況を伝え私は発車させるのは難しいと判断したので指令に連絡、駅員の応援を要請しました。
    全て関係箇所に連絡が済んだ後に車内放送で停車する理由を放送しました。
    その後、トラブルを収束させる為に声掛けしました。
    駅の応援が来た時には、収まったので安全が取れてることを関係箇所に連絡し発車させました。
    この時5分遅延で発車させたかと思います。

    対応後に感じたこと

    正解はないですが、そのお客様トラブルは乗務員室前であったということでトラブル収束後も車内に乗せたまま発車させました。
    車両をずらしてもらったり、他のお客様のことを考えて一度降りてもらって事情を伺うこともどうだったのかなと思いました。

    その経験から学んだこと

    乗務員室を叩かれた時に一気に緊張感がまして、一旦深呼吸しました。何があっても冷静に落ち着いて対応すると心に決めて準備出来たのは良かったと思います。
    また、一人で抱え込まなかったことも最小限の遅延時間で発車出来たのだと思います。
    今回は比較的早い段階でことが収束しましたが、常に緊張感を持って何が起きても大丈夫なようこれからも乗務したいと思いました。

    車掌の仕事は、安全確認だけでなく、
    お客様対応も重要な業務のひとつだと改めて感じました。

    特に気を使う対応では、正解が一つではなく、
    状況や相手に合わせた判断が求められます。
    簡単ではありませんが、経験を重ねることで
    少しずつ対応の引き出しが増えていくと感じています。

    これから車掌を目指す方や、現場でお客様対応に悩んでいる方には、
    うまくいかない経験も含めて、
    すべてが成長につながっているということを伝えたいです。

    車掌の仕事については、こちらの記事でも詳しく書いています。

  • 車掌の仕事で一番ヒヤッとした勘違い|現場で学んだ教訓

    車掌の仕事では、正確さがとても重要になります。
    ちょっとした思い込みや勘違いが、大きなトラブルにつながる可能性もあります。

    僕自身、これまでの業務の中で
    「完全に勘違いしていた…」と後から気づき、
    思わずヒヤッとした出来事がありました。
    大きな問題にはならなかったものの、
    一歩間違えれば危なかったと感じています。

    この記事では、車掌の仕事で一番ヒヤッとした勘違いについて、
    当時の状況や感じたこと、そこから学んだことを実体験をもとに書いていきます。

    勘違いが起きたときの状況

    車両点検をする電車があって、その電車を入庫させて違う電車を出庫させる場面がありました。
    私は出庫を担当する乗務で勘違いがおきました。

    なぜ勘違いしてしまったのか

    まず出庫車を出すにあたり責任者と相互確認し、乗務の準備をしました。しっかり言われたことをメモしたので、間違いは絶対ないと思いました。
    ここでミスが起きていて、責任者が間違えた情報を私に伝えていました。

    勘違いに気づいた瞬間

    いつもと違う風景だなと思って、駅到着後本来はすぐドアを開けないといけないものの躊躇し開けるのをやめました。
    それと、出庫だけが担当だったので駅到着後引継ぎ者に引き継ぐはずがいなかったので不思議と思い開けませんでした。

    大事に至らなかった理由

    もしそのまま開けていたら事故扱いの案件でした。
    本当に間一髪だったので、ホーム監視をしてて良かったと心から思いました。
    私の場合、逆側ドア開扉のミスに繋がる事象だったので、余計な雑念とかなくてホッとしました。
    出庫車なので回送列車として走っているので、乗務中は油断出来る場面が存在しているので気をつけていて良かったです。

    その経験から学んだこと

    疑わしいと思ったら、確認してから次の作業をするのが一番です。やってしまってからミスしたら取り返しがつかないのである意味良い経験になりました。
    人間なので、責任者がミスすることだってあります。
    最後は自分が頼りで、その電車を担当するのは自分が責任者となるので今も気をつけて乗務しています。

    車掌の仕事では、ちょっとした思い込みや勘違いが、
    大きなトラブルにつながる可能性があると改めて感じました。

    今回の経験を通して、
    「分かっているつもり」にならず、
    一つひとつ確認することの大切さを強く意識するようになりました。

    これから車掌を目指す方や、現場で不安を感じている方には、
    勘違いしてしまう経験も決して無駄ではなく、
    その後の成長につながる大切な経験になるということを伝えたいです。

    小さなミスをきっかけに、
    より安全な仕事ができる車掌を目指していきたいと思います。

    車掌の仕事については、こちらの記事でも詳しく書いています。

  • 車掌の仕事で一番焦った瞬間|現場で感じた緊張と判断

    車掌の仕事をしていると、冷静さが求められる場面が多くあります。
    普段は落ち着いて対応していても、思わず焦ってしまう瞬間は避けられません。

    僕自身、これまでの業務の中で
    「これはまずい」と強く感じた出来事がありました。
    そのときは一瞬で頭の中がいっぱいになり、
    何を優先すべきか必死に考えながら対応していました。

    この記事では、車掌の仕事で一番焦った瞬間について、
    当時の状況や気持ち、そこから学んだことを実体験をもとに振り返ります。

    焦りを感じた出来事の状況

    駅到着後、お客様が降りたことを確認し発車メロディーを鳴らしたらホーム上で非常のブザーが鳴動した。
    反対側にも電車は到着していて、自分の電車のことなのか?反対側の電車のことなのか?どっちに何が起きているのかわからない状況でした。

    なぜ強く焦ってしまったのか

    反対側の電車も同じタイミングで、ドアが開いて発車メロディーを鳴らしていたのですぐにどっちの電車か判断出来なかったこと。またこのホーム上で非常ブザーが鳴るのは初めてだったのでものすごく焦りました。

    焦りの中で取った行動

    まずは、運転士に状況を説明し自分が現場の状況を確認する旨を伝えました。
    次にお客様には今伝えられる範囲の状況を車内放送ししばらく停車する旨を伝えました。
    その次に指令に今当駅で異常の旨を伝え指示の依頼をしました。
    駅員が先に現場に到着し、駅員から急病人のお客様を対応しているので、発車させて下さいという指示をもらいました。
    運転士に発車出来る旨を連絡。
    指令に連絡。
    指令から発車して良い指示をもらったので、お客様に安全確認が取れた旨を車内放送して、もう一度1から所定の作業をして発車させました。

    事態が落ち着いた後の気持ち

    付帯事故が起きなくて良かったと思いました。
    ラッシュの時間帯で、車内で待っていてもらったのでさらに具合が悪い方が出ないか心配でしたが、無事に発車できて安心しました。

    その経験が今にどう活きているか

    見習い期間中では当たったことがなく、当たった場合どうするかは教えてもらっていたので、うまく行動にうつせて良かったと思います。
    色々な事象を経験することで自分は次に何をしなければいけないかわかってきた気がしました。
    異常が起きた時には電車を動かさないことが一番大事で処置完了した後に落ち着いて動作する大切さを学びました。

    車掌の仕事をしていて、一番焦った瞬間は今でもはっきり覚えています。
    その場では余裕がなく、必死に対応するしかありませんでしたが、
    後から振り返ると、自分にとって大きな学びのある経験だったと感じています。

    焦りが出ると判断が鈍りやすくなりますが、
    この出来事を通して、どんな状況でも一度落ち着いて考えることの大切さを強く意識するようになりました。
    日頃から準備をしておくことや、基本を大切にすることが、
    焦らず対応するためにつながっていると思います。

    これから車掌を目指す方や、現場で不安を感じている方には、
    焦ってしまう経験も決して無駄ではなく、
    その後の仕事に必ず活きてくるということを伝えたいです。

    車掌の仕事については、こちらの記事でも詳しく書いています。

  • 車掌の仕事で一番冷や汗をかいた瞬間|現場で感じた緊張感

    車掌の仕事をしていると、日常業務の中でも強い緊張を感じる瞬間があります。
    普段は落ち着いて対応していても、一瞬で状況が変わる場面も少なくありません。

    僕が今までの業務の中で特に印象に残っているのが、
    思わず冷や汗をかいた出来事です。
    その瞬間は、頭が真っ白になりかけながらも、
    必死に状況を整理して対応する必要がありました。

    この記事では、車掌の仕事で一番冷や汗をかいた瞬間について、
    当時の状況や感じたことを、実体験をもとに振り返っていきます。

    冷や汗をかいた出来事の状況

    いっぱい冷や汗をかいた瞬間はあるのですが、こんな場面がありました。土休日の日中、お店がオープンする頃の時間帯、車内は家族連れ、外国人のお客様、旅行や観光で乗っているお客様が多く乗車していてました。駅到着後、発車メロディーを鳴らして、ドアを閉めようと思った瞬間、急にベビーカーだけが出てきました。車掌の位置からは離れた位置で見ずらい場所です。
    何かおかしいと思ってドアは閉めませんでした。
    その後2秒経ったあとお母さんらしい人が出てきて、これでドアを閉めようと思った状況です。

    その瞬間、何が一番怖かったのか

    ドアを閉めようとした瞬間、お母さんらしい人が後ろを指差しました。ギリギリのところで閉めるのをという判断をやめました。
    発車時間は過ぎているものの何か怪しいと思ったので、もう3秒待ったら、お母さんは車内にもう一度ベビーカーを置いたまま入り込んで、赤ちゃんを抱えて出てきました。

    とっさに取った行動

    疑わしきは発車させず。どんなに遅れていても自分が絶対に安全と思わない限り発車してはいけないと教えてもらっていたので、乗降はすでに終わっていていたものの、いつもと違う状況だったのでドアの閉扉はしませんでした。

    事態が落ち着いた後に感じたこと

    お母さんが降りてきて、後ろを指差していたのは子供にむけて早く降りて来なさいそんな状況だったので、一呼吸置いて本当に良かったと思います。
    もしそのままドアを閉めていたら赤ちゃんを車内に残し発車させてしまい大変なことが起きていたと思います。発車して監視していたら、その子は1・2歳くらいの赤ちゃんだった気がするので、喋るのもままならない子を置き去りにしなくてホッとしました。

    その経験が今の仕事にどう活きているか

    乗降が終わっても、まだ乗ってくる降りてくるんではないかときにするように、よりなりました。
    平日と土休日では全然違う難しいさがあることを認識して乗務するようにしています。
    怖さを持って慎重になることが大事です。
    緊張しますが、落ち着いて作業することを心がけています。

    車掌の仕事をしていて、冷や汗をかく瞬間は誰にでも起こり得ると感じました。
    その場では必死で、正直なところ余裕はまったくありませんでしたが、
    後から振り返ると、自分にとって大きな経験だったと思います。

    この出来事を通して、どんな状況でも落ち着いて考えることの大切さや、
    日頃から準備しておくことの重要性を強く意識するようになりました。
    一度冷や汗をかいた経験は、その後の仕事への向き合い方を確実に変えてくれました。

    これから車掌を目指す方や、現場で不安を感じている方には、
    冷や汗をかく経験も決して無駄ではなく、
    次に活かせる大切な一歩になるということを伝えたいです。

    車掌の仕事については、こちらの記事でも詳しく書いています。

  • 車掌の仕事で一番判断に迷った瞬間|現場で感じた責任の重さ

    車掌の仕事は、基本的には決められた手順に沿って進めていく仕事です。
    しかし、現場では必ずしもマニュアル通りにいかない場面があります。

    僕が車掌として働く中で、一番印象に残っているのは、
    「この判断で本当にいいのか」と一瞬迷った瞬間でした。
    誰かにすぐ確認できる状況ではなく、自分の判断がそのまま結果につながる場面です。

    この記事では、車掌の仕事の中で実際に判断に迷った瞬間と、
    そのときに感じた責任の重さについて、実体験をもとに書いていきます。
    これから車掌を目指す方や、現場のリアルを知りたい方の参考になれば嬉しいです。

    その判断を迫られた状況

    信号トラブル時のことです。
    ある電車が動けなくなって当時、20分見合わせ状態でした。
    自分の電車は折り返して戻ってきている最中で乗り換え出来る駅に停まっていました。無線からこのまま復旧しない場合は運転を一時見合わせするという指示がありました。この時、夕方ラッシュの状況でした。

    なぜ迷ったのか

    無線を聞いて、そろそろ動かなくなるのかそのまま復旧するのか
    運転見合わせになった時はどうするのか迷っていました。

    判断するまでの頭の中

    自分の電車は駅停車中で且つ乗り換え出来る駅にいた為、運転見合わせになったとしても、お客様は移動出来る。
    ただ、後ろにいる電車はどう判断してくるのか、仮に後ろの電車が発車させて運転見合わせになった時に駅間停車中になってしまうのでどうすることも出来なくなってしまう。
    自分の電車が発車した場合、次駅は乗り換え出来ない駅なので、お客様はその駅で待ち状態が続く。色々考えました。

    判断した結果どうなったか

    私の判断はこうでした。
    折り返し半分は過ぎていたので、運転見合わせになったとしても折り返し運転が近いうち出来るだろうと判断し、次駅に列車がいなかったので乗り換え出来なくても行こうと判断しました。
    結局次駅到着後、運転見合わせになりました。
    お客様の動揺防止の為、現在の状況を逐一車内放送を実施しました。15分ほど、その駅に停まりましたが折り返し運転がやはり開始となり、無事にお客様が帰宅方向に向かうことが出来ました。

    その経験から学んだこと

    このような場面では正解はないということを学びました。
    ただそう言った時に車掌の判断が重要になってくると感じました。乗り換え出来る駅で待つのも正解だったと思うし、次駅に行って乗り換え出来なくても折り返し運転を開始するのを待つのも正解だったかと思います。一番良くないのは駅間で停車させてしまうこと。
    お客様は降りることは出来ないし、具合が悪くなった時にはホームにいないのでどうすることも出来ないからです。
    先を読むことは重要かと思いました。

    車掌の仕事をしていて強く感じたのは、現場では「迷う時間さえほとんどない」ということでした。
    マニュアルはありますが、すべての状況を想定しているわけではなく、
    最終的には自分の判断が求められる場面があります。

    あのとき判断に迷った経験は、正直とても怖かったですが、
    今振り返ると、車掌としての責任の重さを実感した大切な出来事だったと思います。
    この経験があったからこそ、日々の業務でも一つひとつの確認を
    より大切にするようになりました。

    これから車掌を目指す方には、判断に迷う瞬間が必ずあるということ、
    そしてその経験が次につながっていくということを知ってもらえたら嬉しいです。

    車掌の仕事については、こちらの記事でも詳しく書いています。