車掌の仕事で一番戸惑った指示|見習い時代の実体験

見習いの頃は、先輩や指導担当または監督者から
さまざまな指示を受けます。

その中には、
「え、どういう意味だろう?」
と戸惑ってしまう指示もありました。

この記事では、車掌として働く中で
一番戸惑った指示について、
実体験をもとに書いていきます。

どんな指示だったのか

その勤務の最後が車両を留置して宿泊所に向かってその日は終わりという流れでした。
車内を歩いて行くと、汚物(ゲボ)が床にありました。
掃除用具は持っていないので、持っていた「おがくず」を撒いて、車内の窓を開けて運転士側に向かいました。
運転士に報告し、一緒に宿泊所に向かいました。
宿泊所までは15分から20分くらいで、距離がありました。
宿泊所に到着して、異常の有無を報告しました。
その際、汚物(ゲボ)がどの位置にあったかどうゆう状態にしてあるか報告しました。

監督者の指示は、その場所に戻って掃除してくるようにとのことでした。

なぜ戸惑ったのか

教えてもらった取り扱いは、「おがくず」をまいて、窓を開けて宿泊所に着いたら状況を報告して後日、出庫した際ホームで駅員が掃除する。これが流れでしたが、その時の指示は車内に戻って掃除してくるようにと言われました。
もう通電してないから、車内は真っ暗、パンタを上げて通電させる必要があるので運転士も連れて行かないといけない睡眠時間はただでさえ短いのに無理があったので、かなり戸惑いました。指導員は何十年も車掌をやってるのに初めてそのようなことを言われ本来は違うと指導員も戸惑っていました。

そのときどうしたか

本来の取り扱いと違う指示だったので、寝ました。
翌日、出庫してから発車まで時間があったので、その時に掃除しました。指導員もそれでいいから今のやり方もいちお覚えておいてと言われました。
ただ、宿泊所に戻ってから掃除することはないからと再度教えて頂きました。

後から分かったこと

指導員が昨日あったことについて監督者と情報共有して頂き、宿泊所に着いてからの作業はしないという方向でまとまりました。
短い睡眠時間を削って翌日乗務は危険中の危険なので正直寝て正解だったと思います。

指導員のいうことは間違いないので、しっかり教えてもらったことについてメモして確認もして今度同じようなことがあった場合はお守りがわりとしてメモを持って乗務しています。

今振り返って思うこと

終車近く監督者も疲れているので、誤ったことをいう場合もあるので人によって違う指示がないよう情報共有は大事で周りと相談することも大切かと思います。
乗務中は一人なので、翌日の乗務に備えて睡眠をしっかりとることも本当に大事です。
金曜日や土休日は特にお酒を飲まれて車内で吐いてしまうことも全然あるので、その場合の取り扱い方はしっかり覚えておいた方が良いと思います。

見習いの頃は、
分からないことが分からない状態になりがちです。

戸惑う指示があっても、
一つずつ経験していくことで、
必ず理解できるようになります。

これから車掌を目指す方には、
戸惑う経験も成長の一部だということを伝えたいです。

車掌の仕事については、こちらの記事でも詳しく書いています。

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です