車掌の仕事に慣れてきたと実感した瞬間|成長を感じた出来事

車掌の仕事は、最初は覚えることが多く、
毎日がいっぱいいっぱいでした。

見習いの頃は、
「本当に自分にできるのだろうか」と
不安になることも多かったです。

そんな中で、
ふとした瞬間に
「少し慣れてきたかもしれない」と
感じる出来事がありました。

慣れたといっても緊張感がなくなったわけではありません。
今でも毎日気を張っていますが、以前より落ち着いて対応できる場面が増えたと感じています。

この記事では、
車掌の仕事に慣れてきたと実感した瞬間について、
実体験をもとに書いていきます。

以前と比べて変わったと感じたこと

最初の頃は、異常が起きると頭の中が真っ白になり、「まず何からやればいいんだろう」と焦っていました。しかし経験を積むうちに、一つひとつ順番に対応すればいいと考えられるようになりました。

異常時が起きた時に対応している時間が短くなったと感じました。
事象は違っても、報告手順はほぼ変わらないので型にはめてやれば処置完了までの時間が圧倒的に短くなることがわかりました。

1、異常が起きた時に何が起きたのか情報収集する
2、状況がわかったら車内放送する
3、運転士に状況を報告する
4、指令に報告する
5、現場に向かうのか待機なのか指示通りに動く
6、処置が終わったら、指令に報告する
7、運転士にも状況を報告する
8、まもなく発車出来る旨を車内放送する
9、発車させる
10、お詫び放送する


この流れが頭に入っているだけで、全然対応時間が変わるかと思います。

具体的に慣れてきたと感じた場面

事象は違ってもいろんな異常時対応に当たってきました。ホーム上で非常停止のブザーが鳴動した後の処置まで最小限の遅延時間で発車出来たので、少し慣れてきたんだなと実感しました。

以前なら焦って必要な報告がうまくまとまらなかったと思います。
しかしこの時は落ち着いて状況を確認し、必要な情報を整理しながら関係箇所へ報告することができました。
落ち着いてやると、異常が起きている箇所・男性なのか女性なのか年齢はどのくらいか・特徴もはっきり見えて報告が出来ると思います。

そのときの気持ち

いつも焦ってましたが、その時は落ち着いて一つ一つ確実に報告等出来たと思いました。
異常が起きること自体は決して良いことではありません。
しかし、安全に対応できたことで、自分にとって大きな経験になったと感じました。
一回自分で全て対処することでものすごい自信が付いたと思います

また一つ経験できて良かったと思えました。

周囲の反応

監督者からは経験が浅いのによく短い時間で対応できたねと言ってもらえました。
少しずつ成長できているのかと思いました。

見習いの頃は失敗ばかりで自信を持てませんでしたが、その言葉を聞いて「少しは成長できているんだ」と初めて実感することができました。

異常時が起きると、どんなことが起きたのか調査票を監督者が作成して、関係箇所が閲覧できるようにします。
私の対応した件を本社の方が調査票を見てよく出来たと連絡が来たみたいで、それも次の糧となって自信となりました。

今振り返って思うこと

経験が浅いうちは何度もマニュアルを振り返って報告手順を頭に入れておくと多少なりとも落ち着いて対応出来ると思います。異常のブザーはドキッとなりますし、何々と焦る気持ちになります。遅れが膨らんでくると尚更です。
遅れが膨らんでくるとお客様も動揺してくるので動揺防止の為に、しっかり状況をアナウンスすること、どこの場所で何が起きているのか正しい報告すること、そうすれば何をしなければいけないか指示もくるので対応出来ると思います。
終わった後には経験値として蓄積されるので、成長も実感出来ると思います。

異常時対応はできれば経験したくないものですが、一つひとつの経験が次の対応に必ず活きてきます。同じ事象はなくても、落ち着いて行動する力や報告手順は共通しているため、経験を積むことの大切さを実感しています。

まとめ

車掌の仕事は、すぐに慣れるものではありません。

しかし、毎日の業務を積み重ねることで、
少しずつできることが増えていきます。

連絡手段・報告手段段々と要領が掴めてわかってくるようになります。

これから車掌を目指す方には、
今は不安が大きくても、
必ず「慣れてきた」と感じる日が来るということを伝えたいです。

私自身も最初は毎日不安ばかりでしたが、経験を積み重ねることで少しずつ落ち着いて対応できるようになりました。
焦らず一つひとつ経験を積めば、必ず成長を実感できる日が来ると思います。

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「【現役車掌が語る】車掌の仕事で一番〇〇だった体験談まとめ|見習い時代から現役まで」
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