【実体験】車掌の仕事で感じたプレッシャー|失敗・焦り・緊張から学んだこと

はじめに

車掌という仕事に対して、

「ドアの開け閉めや車内放送をする仕事」

というイメージを持っている方も多いと思います。

もちろんそれも大切な仕事ですが、実際に現場へ出ると想像以上に責任が重く、常にプレッシャーと隣り合わせであることを実感します。

私自身、車掌として働く中で、

  • ミスをしそうになったこと
  • 焦ってしまったこと
  • 緊張で判断に迷ったこと
  • 異常時対応に追われたこと

を何度も経験してきました。

そのたびに失敗や反省を繰り返しながら、一つずつ学んできたと思っています。

この記事では、実際に現場で経験した出来事を振り返りながら、車掌の仕事で感じたプレッシャーについてお話しします。

これから車掌を目指す方や、現場のリアルを知りたい方の参考になれば嬉しいです。

車掌の仕事はなぜプレッシャーが大きいのか

車掌の仕事は、多くのお客様の安全に関わる仕事です。

列車には毎日たくさんのお客様が乗車しています。

そのため、

  • ドア扱い
  • ホーム監視
  • 車内放送
  • 異常時対応
  • お客様対応

など、一つひとつの作業に責任があります。

普段は問題なく運行できていても、ひとつ判断を誤ればお客様に迷惑をかけたり、場合によっては事故につながる可能性もあります。

だからこそ、車掌は常に緊張感を持って仕事をしています。

車掌の仕事でミスするとどうなる?

車掌の仕事では、ミスの内容によって対応が変わります。

私自身も見習い時代を含めて、ヒヤッとした経験が何度かあります。

特に印象に残っているのは、行先設定を誤って入力してしまったことです。

幸い、日頃から確認を徹底していたため途中で気づくことができましたが、そのまま気づかなければお客様に大きな迷惑をかけていたかもしれません。

また、ミスが発生した場合は状況報告や再発防止のための指導が行われることもあります。

だからこそ、「このくらい大丈夫だろう」と考えず、基本動作を徹底することが大切だと感じています。

車掌の仕事でミスするとどうなるかについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

異常時対応で学んだこと

車掌として働いていると、異常時対応を経験することがあります。

急病人対応

信号トラブル

旅客トラブル

ドア故障

運転見合わせ

など、実際に経験してみると想像以上に慌ただしくなります。

異常時はマニュアル通りに進まないことも多く、現場で判断しながら対応しなければなりません。

私が学んだのは、

「まず自分が落ち着くこと」

です。

車掌が焦ってしまうと、お客様にも不安が伝わります。

深呼吸をして状況を整理し、一つずつ対応することの大切さを学びました。

異常時対応で学んだことについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

車掌の仕事で一番焦った瞬間

今でも印象に残っているのが、お客様から前を走る列車内に携帯電話を落としたと相談を受けた時です。

乗務員室を叩かれた瞬間、

「何か大きなトラブルが起きたのではないか」

と思い一気に緊張しました。

お客様の対応をしながら、運行への影響や安全面も考えなければなりません。

結果的には指令を通して車内捜索を依頼し、無事に見つかりました。

焦る場面ほど冷静な判断が必要だと強く感じた出来事でした。

車掌の仕事で一番焦った瞬間については、こちらの記事で詳しく解説しています。

車掌の仕事で一番緊張した瞬間

最も緊張したのは、列車が所定停止位置を過ぎそうになった時です。

ホームへ進入する速度がいつもより速く感じ、

「このままでは止まれないかもしれない」

と思いました。

最終的に非常停止を扱いましたが、それでも列車は過走しました。

その後はお客様への案内や停止位置修正など、運転士と協力して対応しました。

列車を止める判断は本当に緊張します。

しかし、安全を守るためには必要な判断だったと思っています。

車掌の仕事で一番緊張した瞬間については、こちらの記事で詳しく解説しています。

車掌の仕事で一番判断に迷った瞬間

信号トラブルによる運転見合わせが発生した時のことです。

自分の列車は乗換駅に停車していました。

このまま発車するべきか、それとも待機するべきか。

無線からは運転見合わせになる可能性が伝えられていました。

発車後の駅は乗換ができない駅です。

一方で、そのまま待機しても復旧する保証はありません。

限られた情報の中で判断しなければならず、とても悩みました。

現場では正解が一つではないこともあります。

その経験から、先を読む力の大切さを学びました。

車掌の仕事で一番判断に迷った瞬間については、こちらの記事で詳しく解説しています。

車掌の仕事で一番失敗した経験

私が最も印象に残っている失敗は、過走発生時の報告漏れです。

運転士が指令へ報告していたため、

「自分は報告しなくても大丈夫だろう」

と考えてしまいました。

しかし、乗務終了後に監督者へ報告した際、

「なぜ報告しなかったのか」

と指導を受けました。

そこで初めて、どんな小さなことでも報告する重要性を学びました。

安全を守るためには、自分の判断で省略してはいけないことがあると痛感した出来事です。

車掌の仕事で一番失敗した経験については、こちらの記事で詳しく解説しています。

プレッシャーと向き合うために意識していること

車掌として働く中で、プレッシャーと向き合うために意識していることがあります。

まずは基本動作を徹底することです。

確認を省略せず、一つひとつ丁寧に行うようにしています。

次に報告・連絡・相談を徹底することです。

迷った時は一人で抱え込まず、運転士や駅、指令へ相談するようにしています。

そして、

「慣れを怖がること」

も大切だと思っています。

仕事に慣れてくると油断が生まれます。

だからこそ初心を忘れず、常に緊張感を持って乗務することを心がけています。

今振り返って思うこと

正直に言うと、車掌の仕事は楽な仕事ではありません。

責任もありますし、プレッシャーを感じる場面も多くあります。

しかし、その経験があったからこそ今の自分があります。

失敗や緊張を経験したからこそ、安全への意識も高まりました。

当時は本当に大変でしたが、今振り返るとどれも無駄な経験ではなかったと思っています。

まとめ

車掌の仕事は、多くのお客様の安全を守る責任のある仕事です。

そのため、

  • ミスへのプレッシャー
  • 異常時対応の緊張感
  • 判断を迫られる場面
  • 焦る出来事

などを経験することがあります。

私自身も多くの失敗や反省を経験してきました。

しかし、その経験が成長につながったことも事実です。

これから車掌を目指す方や、見習いとして頑張っている方には伝えたいです。

プレッシャーを感じるのは、それだけ真剣に仕事と向き合っている証拠です。

焦らず、一つずつ経験を積み重ねていけば必ず成長できます。

その経験は、必ず将来の自分の力になります。

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