【実体験】車掌見習い期間は本当にきつい?現役車掌が乗り越えた全記録

はじめに

車掌を目指している方の中には、

「見習い期間ってどれくらい大変なんだろう」

「本当に乗り越えられるのかな」

と不安に感じている方も多いと思います。

私自身も見習いになる前は同じ気持ちでした。

実際に現場へ出てみると、想像していた以上に覚えることが多く、毎日が緊張の連続でした。

正直、「辞めたい」と思ったこともありますし、「本当に自分にできるのか」と不安になったことも何度もあります。

しかし、その経験があったからこそ今の自分があります。

この記事では、車掌見習い時代に経験したことを実体験ベースでまとめました。

これから車掌を目指す方や、現在見習い中の方の参考になれば嬉しいです。

車掌見習いとは何をするのか?

車掌見習いの仕事は、いきなり全てを任されるわけではありません。

まずは指導員と一緒に乗務しながら、車掌の基本動作や仕事の流れを学びます。

私の場合、最初の数日は実際の作業をせず、指導員の動きを見て覚えるところから始まりました。

車掌の仕事は、

  • ドア扱い
  • 車内放送
  • ホーム監視
  • 乗務員同士の連絡
  • 異常時対応

など多岐にわたります。

さらに駅ごとの注意点や車両の特徴も覚える必要があります。

最初は覚える量の多さに圧倒されました。

車掌見習いで最初に覚えることについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

車掌見習いの1日の流れ

見習い期間中の一日は、おおよそ次のような流れで進みます。

出勤前

  • アルコール検査
  • 点呼

乗務開始

  • 車内放送
  • 報告業務
  • ホーム監視
  • ドア扱い

乗務終了後

  • 降車点呼
  • 業務の振り返り

泊まり勤務の場合

  • 就寝確認
  • 起床後アルコール検査
  • 再び乗務

見習い期間中は、これらをこなしながら指導員から多くのことを学びます。

毎日新しいことばかりで、頭がいっぱいになっていました。

車掌見習いの1日の流れついては、こちらの記事で詳しく解説しています。

車掌見習いが最初につまづくポイント

私が最初につまずいたのは車内放送でした。

放送は単純そうに見えますが、

  • 次駅案内
  • 乗り換え案内
  • 英語放送
  • 注意喚起放送

など覚える内容が非常に多くあります。

さらに、

「どのタイミングで放送するか」

も重要です。

遅すぎると駅に到着してしまいます。

早すぎると案内として不自然になります。

私は何度もタイミングを間違え、早口になってしまい注意を受けました。

最終的には目印となる場所を決め、放送ポイントを身体で覚えていきました。

車掌見習いで最初につまづくポイントについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

車掌見習いで一番つらかった出来事

一番つらかったのは、現場配属直後です。

座学では基本動作を学んでいましたが、実際の現場は全く違いました。

特に苦労したのが報告業務です。

  • 定時報告
  • 遅延報告
  • 心身状態報告

など、想像以上に多くの報告があります。

報告しているうちに駅へ到着してしまい、

「駅到着しちゃうぞ!」

と何度も注意を受けました。

さらに、

  • 出庫
  • 入庫
  • 回送
  • 構内運転

なども覚えなければなりません。

加えて約20種類の注意喚起放送も暗記しました。

正直、人生で一番勉強した期間だったと思います。

車掌見習いで一番つらかった出来事については、こちらの記事で詳しく解説しています。

車掌見習いで辞めたいと思った瞬間

実は現場に出る前から心が折れそうになりました。

研修所へ入る前に教科書を受け取った時です。

分厚い教科書を見た瞬間、

「これは無理かもしれない」

と思いました。

専門用語ばかりで意味も分かりません。

しかし、

「ここで逃げたら後悔する」

と思い踏みとどまりました。

同期も同じ状況だったことが支えになりました。

車掌見習いで辞めたいと思った瞬間については、こちらの記事で詳しく解説しています。

車掌見習いで一番不安だった瞬間

一番不安だったのは最終技能試験です。

試験当日は自分の順番が最後でした。

待ち時間は4時間以上。

緊張しすぎて気持ち悪くなるほどでした。

頭の中では、

  • 落ちたらどうしよう
  • みんな受かったのに自分だけ不合格だったら
  • 指導員に何と言おう

そんなことばかり考えていました。

乗務開始前に大きく深呼吸し、

「今までやってきたことを全部出そう」

と自分に言い聞かせて試験へ臨みました。

車掌見習いで一番不安だった瞬間については、こちらの記事で詳しく解説しています。

車掌見習いで一番怖かった瞬間

一番怖かったのは、自分のミスに気づいていなかった時です。

夕方ラッシュの時間帯。

合図を見逃したままドアを閉めようとしました。

その瞬間、

指導員が

「待て!」

と止めてくれました。

事故にはなりませんでしたが、一歩間違えれば大事故につながる可能性がありました。

今でもその駅へ行くと当時を思い出します。

この経験から、

「怖さを忘れてはいけない」

ということを学びました。

車掌見習いで一番怖かった瞬間については、こちらの記事で詳しく解説しています。

車掌見習いで一番成長を感じた出来事

一番成長を感じたのは中間チェックでした。

監督者が添乗し、見習いの実力を確認する機会です。

指導員のフォローなしで始発から終点まで乗務できた時、

初めて

「少しは成長できたかもしれない」

と思いました。

監督者から

「よくできている」

と言われた時は本当に嬉しかったです。

この経験で、

「絶対に独車する」

という気持ちがさらに強くなりました。

車掌見習いで一番成長を感じた出来事については、こちらの記事で詳しく解説しています。

それでも乗り越えられた理由

見習い期間を乗り越えられた理由はいくつかあります。

指導員の存在

厳しい時もありましたが、本気で独車させようとしてくれました。

同期の存在

自分だけではありませんでした。

みんな同じように苦労していました。

メモを取る習慣

教わったことは全てメモしました。

今でも見返しています。

日々の振り返り

毎日簡単な日記を書きました。

復習の効果は非常に大きかったです。

イメージトレーニング

休みの日も勤務内容を確認していました。

異常時対応も頭の中で繰り返し練習しました。

今振り返って思うこと

見習い期間は本当に大変でした。

もう一度やれと言われたら正直やりたくありません。

それくらい大変でした。

しかし、あの期間があったからこそ今があります。

独車後に大きなミスをせずに働けているのも、見習い時代に徹底的に鍛えられたからだと思います。

当時は長く感じた見習い期間ですが、今振り返ると本当にあっという間でした。

まとめ

車掌見習い期間は決して楽ではありません。

覚えることも多く、責任も重く、不安やプレッシャーとも向き合う必要があります。

私自身、

  • 辞めたいと思ったこと
  • 不安で眠れなかったこと
  • 怖い思いをしたこと

何度もありました。

それでも乗り越えた先には、大きな成長があります。

もし今、不安を感じている方がいるなら伝えたいです。

不安なのは真剣に取り組んでいる証拠です。

焦らず、一つずつ積み重ねてください。

その経験は必ず自分の力になります。

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