車掌の仕事に興味がある方の中には、
「実際に怒られることってあるの?」と気になる方もいるのではないでしょうか。
鉄道の仕事は安全が最優先であり、ミスが許されないイメージも強いため、
厳しい指導があるのではと不安に感じる方もいると思います。
私自身も見習いの頃は、指導員からの指摘や注意を受けることがありました。
この記事では、実際に車掌として働く中で感じた
「怒られる場面」や「指導の実態」について、リアルな体験をもとに紹介していきます。
これから車掌を目指す方の参考になれば嬉しいです。
車掌の仕事で怒られることはあるのか
結論から言うと、怒られることはあります。
ただし、理不尽に怒られるというよりは、
安全に関わるミスや基本動作の不備に対して指導を受けるケースがほとんどです。
車掌の仕事は多くのお客様の安全を守る役割があるため、
一つのミスが大きな事故につながる可能性があります。
そのため、指導も自然と厳しくなる場面があります。
また仕事中ではなくて、鉄道会社になると貸与品がものすごく多いです。正直びっくりすると思います。
個人的にもこれもなの?いらないと思うけどなそう思ったりしています。制服・定期・名札・制帽・マニュアルなどなど制服だけでも夏用と冬用で何着あるかってくらい貸与されます。1着でも紛失するだけで情報が全駅展開されてしまい、そして職場で指導であったり怒られます。
特に研修で持っていき、仕事が終わった後みんなで飲みに行った後とかは無くしがちです。
後日、状況報告書を書いたり始末書を書いたり関係箇所に謝りに行ったり職場内の皆様に謝ったりかなり大変です。
そう言った時にも怒られる時がありますので、参考にして頂ければと思います。
実際に指導を受けやすい場面
実際に働いてみて、指導を受けやすい場面はいくつかあります。
まず多いのが、基本動作のミスです。
ドアの確認や合図のタイミングなど、決められた手順を正確に行うことが求められます。
また、確認不足も指摘されやすいポイントです。
「大丈夫だろう」と思って省略してしまうと、見落としにつながる可能性があります。
・ドア挟み
・合図不確認
・信号無視
・早発
・引継ぎ箇所間違い
・出場時間・引継ぎ時間間違え
・行先種別間違え
などなどミスしそうなところはいっぱいあります。
1つでもミスしたら、もちろん怒られますし、教育と指導があります。
どれも注意していれば防げることなのでミスしてしまったら怒られてしまうのは仕方ないのかなと思います。
ただし、基本作業をしっかりしていれば、怒られるのではなく今度から気をつけてと注意で済みます。それはセキュリティーカメラで全て確認することが可能だからです。
全駅、駅到着後は車掌の動きはカメラで撮られているからです。
なので基本作業は自分の身を守るためにも手を抜かず徹底して欲しいです。
見習いの頃は行動一つひとつを見られているため、
小さなミスでもすぐに指摘されることがありました。
指導が厳しく感じる理由
指導が厳しく感じる理由は、やはり責任の大きさにあります。
車掌は電車の運行に直接関わる仕事であり、
判断一つで安全性が大きく左右されます。
そのため、少しでも危険につながる可能性がある行動は見逃されません。
また、見習い期間中は短期間で多くのことを覚える必要があり、
指導も密度の高いものになります。
こうした環境が、「厳しい」と感じる理由の一つだと思います。
車掌の面接の時にも、安全を守る仕事である以上厳しい指導があったりしますが耐えられますか?と言う質問もありました。
多くの乗客の命を預かっている重要な仕事を担っているので指導が厳しくなるのは仕方ないのかなと思います。
ただ、作業ができなくなるくらい萎縮するようなことまでは指導員は言わないのでそこは安心して欲しいです。
もしそうなるようであったら、必ず上司に報告するようにして下さい。
怒られないために意識したこと
怒られることを減らすために、私が意識していたことがあります。
まずは、基本動作を徹底することです。
当たり前のことを確実に行うことで、大きなミスを防ぐことができます。私は、指導員が作業を確実に理解出来るように声をしっかり出して指差呼称を徹底してやるようにしていました。
また、分からないことはそのままにせず、
早めに確認するようにしていました。とにかくメモを残すようにして、そのメモに謝りがないか指導員と乗務終了後におさらいするようにしていました。
ミスをした場合は、
次に同じミスをしないよう意識することも大切だと感じました。
この見習い期間中に身につけたことを見習いが終わった後も続けているのならばミスすることはほぼないと思います。
慣れに伴い3ヶ月くらい経ってミスする同期が目立ってましたが数日、数週間乗務停止で指導があったりします。
そう言う仲間を見てきたので、本当に基本作業を大切にして乗務するように心がけています。
まとめ
車掌の仕事では、指導を受ける場面は確かにあります。
しかし、その多くは安全を守るために必要なものです。
見習いの頃は特に厳しく感じることもありますが、
経験を積むことで少しずつ慣れていきます。
大切なのは、指導を前向きに受け止め、
次に活かしていくことだと思います。
車掌の仕事は責任が大きい分、成長を実感できる仕事でもあります。
これから目指す方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
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