カテゴリー: 車掌の体験談

  • 車掌の仕事で意外と多い質問|お客様からよく聞かれること

    車掌の仕事というと、ドアの開閉や車内放送などをイメージする方が多いと思います。
    しかし実際に働いてみると、それ以外にもさまざまな業務があります。その一つが、お客様からの質問への対応です。

    車内では、乗り換えや行き先などについてお客様から声をかけられることがよくあります。
    私自身も車掌として乗務している中で、さまざまな質問を受けてきました。

    この記事では、車掌の仕事の中で実際によく聞かれる質問や、その対応で意識していることについて紹介します。
    鉄道の仕事に興味がある方の参考になれば嬉しいです。

    車掌はお客様から質問されることも多い

    車掌の仕事は安全に列車を運行することが大前提ですが、同時にお客様への案内も大切な役割です。

    実際にどのタイミングで聞かれることが多いかと言うと、乗務開始前と乗務終了後にホームを歩いている時。
    後は、駅停車中です。

    駅員に聞くイメージが強いかもしれませんが、お客様は車掌に声をかけることも多くあります。
    そのため、乗り換えや行き先などについて聞かれる場面は意外と多いと感じています。

    発車時間を気にしている時に咄嗟に質問があったり、間も無くドアを閉める時に駆け込みで質問してきたり、さまざまです。

    実際によく聞かれる質問

    車掌として乗務していると、よく聞かれる質問はいくつかパターンがあります。

    例えば次のような質問です。

    ・この電車は〇〇駅に止まりますか?
    ・〇〇駅までどれくらい時間がかかりますか?
    ・〇〇へ行くにはどこで乗り換えればいいですか?
    ・〇〇駅に早く行くにはどうしたら良いですか?

    このような質問は比較的多く、スムーズに答えられるようにしておく必要があります。
    見習い期間中に各駅の放送を全部覚える必要があるので、担当路線は答えられるかと思います。

    乗り換え駅に関しては結構難しい時があります。
    ここで良いんだっけ?と考えることも多々あります。
    早くこの駅に行くには?と言う質問は正直答えられない時もあります。お客様の目的地に種別がある列車の場所だと駅停車中は難易度が高いと感じます。
    そういう時はこの列車に乗って乗り換えの際、駅員に聞いて下さいと答える時も結構あります。
    先ほど書いた、列車を安全に輸送させることが大前提なので、そこに気を取られてしまうと、そのあとの作業にミスが出たりしてしまうリスクがあるので注意しています。

    また、遅延や運転見合わせ等の事象が発生したときなどは、状況について質問されることもあります。
    その場合は、分かる範囲で丁寧に説明することが大切だと感じています。

    質問に答えるときに意識していること

    お客様から質問を受けたときに意識しているのは、できるだけ分かりやすく伝えることです。
    お客様視点に立って答えるようにはしています。
    聞かれそうなことに関しては、資料を持ち歩いています。
    例えば、乗り換え時間表であったり、時刻表・別の鉄道会社の種別表や停車駅など私は持っています。

    ホームを歩いている時はよく聞かれるので、そう言った時に持っているツールを使って忙しい場面でも、できるだけ丁寧に対応することを意識しています。
    そのような対応が安心感につながるのではないかと思っています。

    珍しい質問もある

    先ほどのよく質問されること意外に電車が好きな方もご利用になっているので、先日質問されたことは4人組で3人は発車メロディーを録音する担当で1人は乗務員室前に来て、「発車メロディーを2回鳴らして下さい」このような質問を受けました。
    往路の電車、復路の電車違う駅で同じ方から質問を受けました。

    何分にいつこの電車が来ますかと言う質問も受けたこともあります。

    不特定多数のお客様がご利用して頂いているので、安全運行を確保しつつお客様対応を常に心がけています。
    鉄道会社で働く以上、情報を漏液してはいけないこともたくさんあるので、そこは十分注意して欲しいと思います。

    まとめ

    車掌の仕事では、安全に列車を運行することが最も重要ですが、お客様からの質問に対応することも大切な役割の一つです。

    乗り換えや行き先など、車内でさまざまな質問を受けることがあります。
    その際には、できるだけ分かりやすく丁寧に説明することを意識しています。

    車掌の仕事は責任の大きい仕事ですが、お客様とのやり取りの中でやりがいを感じることも多いと感じています。

    サービスマインドは駅員を通じて磨かれていると思うので、皆様なら不安を抱えず絶対に出来ると思うので安心して欲しいと思います。

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    ・車掌の勤務時間は?1日の働き方を現役鉄道社員が解説
    ・車掌の仕事はきつい?実際に働いて感じた本音
    ・車掌見習いで最初に覚えること|現場で教わった基本

  • 車掌の仮眠時間はどれくらい?泊まり勤務のリアル

    車掌の仕事には「泊まり勤務」があると聞いたことがある方も多いと思います。
    その中でもよく聞かれるのが「仮眠はどれくらい取れるのか?」という疑問です。

    鉄道は早朝から深夜まで運行しているため、一般的な会社とは勤務の形が大きく違います。
    私自身も車掌として働く中で、実際に泊まり勤務を経験してきました。

    この記事では、車掌の仮眠時間や泊まり勤務の流れについて、現場で働いて感じたリアルな部分を紹介します。
    鉄道の仕事に興味がある方や、これから車掌を目指す方の参考になれば嬉しいです。

    車掌には泊まり勤務がある

    車掌の勤務はシフト制になっていることが多く、早番・遅番などさまざまなパターンがあります。
    その中の一つが「泊まり勤務」です。

    泊まり勤務の場合、夜遅くまで列車に乗務し、そのまま職場に泊まって翌朝の列車を担当するという流れになることがあります。

    仮眠する時間は、みんなで早番は早番のメンバーで遅番は遅番のメンバーで一緒に寝室に行くことはありません。
    自分の乗務が終わったら自分のタイミングで寝室に行きます。
    最後の乗務が終わったら、シャワーを浴びて寝る人もいれば、翌日明けの乗務が終わったら浴びる人もいれば、その日最後の乗務する1本前のタイミングで先にシャワーを浴びてる人もいれば、泊まり勤務の場合、自分の担当する乗務が全て終われば寝るタイミングは自由です。
    その分気を遣わなくて良いのが良いところです。
    乗務員は携帯電話を寝室に持って行くのはNGになっています。

    泊まり勤務は1週間のうちに2回泊まり勤務があったり、1回の時もあったりシフトによって様々です。

    鉄道は毎日運行しているため、このような勤務体系になることも珍しくありません。

    仮眠時間はどれくらい取れるのか

    泊まり勤務の際には、仮眠時間が設けられています。
    ただし、その時間は勤務内容や乗務する列車のダイヤによって変わることがあります。

    一般的には数時間程度の仮眠時間が取れることが多いですが、状況によっては思ったより短く感じることもあります。

    大体、約5時間くらいです。
    勤務によって4時間半であったり6時間くらい寝れたりするのもあったりします。
    平日の方が列車本数は多いので金曜日泊まって土曜日の明けの勤務の場合は、土休日の方が平日より列車本数が少なくなるので、仮眠時間が長くなります。
    逆に日曜日泊まりで月曜日明けの勤務は仮眠時間が短くなります。
    なので、私は金曜日の勤務は大変ですが、翌日少し長く寝れる方が好きな勤務です。

    また、仮眠と言っても自宅のベッドでゆっくり眠るのとは違い、限られた時間の中で体を休めるというイメージに近いです。

    慣れるまでは生活リズムの違いに戸惑うこともありますが、経験を重ねることで少しずつ慣れていく部分もあります。

    仮眠室の環境

    泊まり勤務の際には、職場にある仮眠室を利用します。
    仮眠室の環境は鉄道会社や職場によって違いがありますが、基本的には静かに休めるように整えられています。

    シンプルなベッドや布団が用意されており、短い時間でも体を休めることができるようになっています。
    基本は個室と考えていて良いです。
    ただ、職場環境がまだ整ってないところだと、大部屋で運転士と一緒に寝る勤務もあります。
    イメージは大部屋でベッドは2つあり、パーテーションで仕切られている感じです。

    私は、その勤務に当たった時は結構嫌いで寝ててトイレに行きたくなった時に起こしてしまわないか、とても気を遣いますし
    咳も出来ない、時には寝返りも気にしてしまうので嫌です。
    まだこんな環境なのかと車掌になって驚きました。

    個室でも自宅とは違う環境なので、最初のうちはなかなか眠れないと感じる人もいるかもしれません。
    寝室の場所によっては、電車の音がうるさかったりします。
    基本は静かです。
    私自身も最初の頃は少し緊張してしまい、なかなか眠れなかった記憶があります。

    泊まり勤務の大変なところ

    泊まり勤務で大変だと感じるのは、やはり生活リズムの違いです。ここは最初苦労するかと思います。
    夜遅くまで仕事をして、仮眠を取ったあとに早朝から再び乗務することもあります。
    ちゃんといい睡眠が取れていないと明けの乗務は本当に眠くてきついです。

    また、多くのお客様を乗せて運行する列車の安全に関わる仕事なので、眠い状態のまま仕事をするわけにはいきません。
    しっかりと体調管理をして、常に集中力を保つことが大切です。

    そのため、普段から睡眠や体調管理を意識することも車掌の仕事の一つだと感じています。

    私は、寝室に入ったらすぐ眠れるように、疲労回復ウェアを着て目を温めるアイマスクをして対策して寝ています。

    それでも車掌の仕事を続ける理由

    泊まり勤務や不規則な勤務時間など、大変な部分もありますが、それでも車掌の仕事にはやりがいがあります。

    列車が安全に目的地まで到着したときや、多くのお客様の移動を支えていると実感できる瞬間は、この仕事ならではのものだと思います。

    責任の大きい仕事ではありますが、その分やりがいも感じられる仕事だと私は思っています。

    車掌は多くのお客様を安全に輸送する役目があることから、駅員よりも労働時間が短いです。明けの残業もほとんどありません。
    その為、プライベートの時間を多く確保出来ます。

    仕事優先の生活では無くなった気がするのでこのまま車掌を続けたいと思っています。

    まとめ

    車掌の仕事には泊まり勤務があり、その際には仮眠時間が設けられています。
    仮眠時間は数時間程度(約5時間くらい)であることが多く、勤務内容やダイヤによって変わることもあります。

    自宅での睡眠とは違うため、最初は慣れない部分もありますが、経験を重ねることで少しずつ対応できるようになります。
    枕とかで寝れないとかであったら自分の普段使っているもので対応するなりした方が良いと思います。
    とにかく限られた時間の中でしか寝れないので、その中でいかに質の良い睡眠を取るかがとても大事だと感じています。

    泊まり勤務や不規則な勤務時間など大変な点もありますが、多くのお客様の移動を支える鉄道の仕事には大きなやりがいがあります。
    この記事が、車掌の働き方を知るきっかけになれば嬉しいです。

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    ・車掌の勤務時間は?1日の働き方を現役鉄道社員が解説
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    ・車掌見習いで最初に覚えること|現場で教わった基本

  • 車掌の勤務時間は?1日の働き方を現役鉄道社員が解説

    「車掌の勤務時間はどのくらいなのか?」
    気になっている方も多いと思います。

    鉄道の仕事は一般的な会社とは違い、早朝や深夜の勤務もあります。
    私自身も車掌として働く中で、独特の勤務体系を経験してきました。

    この記事では、車掌の勤務時間や1日の働き方について、実際の経験をもとに紹介します。

    車掌の勤務時間の基本

    鉄道会社によって多少の違いはありますが、
    車掌の勤務は シフト制 になっていることが多いです。

    主な勤務パターンとしては

    ・日勤
    ・泊まり勤務

    などがあります。

    一般的な会社のように毎日同じ時間に出勤するわけではなく、
    担当する列車によって勤務時間が変わるのが特徴です。

    労働時間は基本、一般的な会社だと休憩1時間で労働7時間35分かと思いますが、車掌で言うと、乗務する勤務で労働時間がバラバラです。
    職場に来てから6時間で帰る勤務もあれば10時間くらいいる勤務もあったりします。
    休憩時間についても勤務によってバラバラです。

    1回乗務して30分くらい休憩して2回目乗務してお昼ご飯が食べれるほどの休憩があって3回目乗務して終了。
    こんな流れです。

    泊まりの労働時間に関しても勤務によって、バラバラです。
    駅だと朝出勤して翌日の朝に帰る24時間職場にいるのですが、車掌は24時間いることはありません。

    駅よりも圧倒的に労働時間は短いです。

    車掌の1日の仕事の流れ

    車掌の1日は、乗務する列車によって変わりますが、
    大まかな流れは次のようになります。

    ・出勤、制服に着替える
    ・アルコール検査
    ・出勤点呼→伝達事項や勤務の確認
    ・乗車点呼→出場時間やどの列車に乗るかの確認
    ・列車への乗務(ドア開閉、車内放送、安全確認)
    ・乗務終了後の報告・点呼
    ・退勤

    1日の中で複数回乗務します。

    泊まり勤務の時も同様に上記の流れがあり、宿泊場所で仮眠を取ります。出勤の時にアルコール検査をしたから明けの時は、しない訳ではありません。
    起床したら、またアルコール検査を実施します。
    乗車する際はアルコール検査をしたか点呼で確認した上で乗務します。明けも複数回乗務し退勤する流れとなっています。

    ここでアルコール検査について注意事項ですが、飲酒だけが全てではありません。乗務員のアルコール検査は結構厳しいので、アルコール成分が含まれているパンや栄養ドリンクでも引っかかってしまうので、知っておいて下さい。

    泊まり勤務もある

    鉄道の仕事は早朝から深夜まで運行しているため、
    泊まり勤務がある場合もあります。鉄道会社によると思うのでこうのような書き方をしています。

    泊まり勤務では

    ・夜まで乗務(終電の担当もあります)
    ・仮眠
    ・早朝から乗務(始発の担当もあります)

    というような流れになることもあります。

    大体どの勤務も5時間くらい寝てます。
    駅員の時はもっと短かったので、正直すごく寝ているなと印象で自分は車掌の方が良いなと思いました。

    ただ約5時間と言っても眠いのは確かです。
    明けの乗務は本当に眠気対策を自分なりに考えたことを実行しないとミスする危険があるので、注意して欲しいです。
    慣れるまでは大変に感じることもありますが、
    勤務が終わった後の休みが長くなるという特徴もあります。

    基本、明けで残って残業はないので安心して欲しいです。
    ダイヤが乱れた時は、明けで残ることもあります。
    理由は、ダイヤが乱れていることで日勤の担当者が次の乗務までに間に合わない場合があるので、入庫や出庫を担当したり折り返しの援助をしたりします。

    車掌の勤務の大変なところ

    車掌の勤務で大変だと感じる点は

    ・勤務時間が不規則
    ・時間管理
    ・早朝勤務
    ・深夜勤務

    などがあります。

    駅員は宿泊勤務や日勤の勤務時間がいつも一緒なので、この時間に出勤すれば間に合うという感覚があるのですが、車掌は分単位の出勤なので、自分が今日何の勤務なのか間違えないように把握しておく必要があります。
    通勤の列車に関しても事前に見て乱れていないか見合わせになっていないか確認する必要があります。
    ちょっとでも通勤に間に合わなそうと感じたら、職場に電話する部分もあります。理由は欠場になってしまうからです。
    ダイヤで決められた電車があるのでそれに担当車掌がいなければいけないので早めに連絡しておくことで、監督者も準備することが出来ます。そう言った意味で大変と思うことがあります。

    仕事中でも、引継ぎ時間や場所は絶対に間違えられません。ここを間違えてしまうと「いない・いない」となって電車を動かすことが出来ません。車掌になると今までの倍の倍の倍時間をきにするようになるので、そこに大変さを感じるかと思います。

    早朝は眠さとの戦い特に自分との戦いがあります。眠いってところに本当の大変さを知るかと思います。慣れるうちはこれで乗務するのってびっくりするのと同時に大丈夫かなと不安に感じるかもしれません。

    深夜に関しては、先日の話で言うと金曜日の話です。
    車内で吐いてしまったお客様がいて、その状況を指令に報告したのですがどの駅も終車作業に行ってしまって対応することが出来ないと連絡が来ました。
    各駅、お酒を飲まれている方がホームにいたのと終電近くで帰りたいお客様が車内多くいたのでドア操作にものすごく神経を使いましたし、車内状況(空調)も気をつけましたし、車内には汚物(ゲボ)があるので、車内放送を適宜実施して注意換気したりしました。深夜ではそう言った環境の中で仕事をするので、大変なところがあります。

    車掌の仕事のやりがい

    大変な部分もありますが、
    列車が安全に目的地まで到着したときには大きなやりがいを感じます。
    先ほどの深夜の大変さもあるのですが、終わった後は達成感があります。宿泊所ではぐっすりです。
    頑張ったな〜ってそんな気持ちになれます。

    多くのお客様の移動を支えているという実感を持てる仕事だと思います。

    毎日同じことの繰り返しですが、電車の仕事ってニュースに取り上げれるほど注目度は高いと思っています。そう言った中で乗務員として仕事出来るのは誇りがあります。

    まとめ

    車掌の勤務時間は一般的な会社とは違い、
    シフト制で早朝や深夜の宿泊勤務もあります。

    勤務時間が不規則な部分はありますが、
    列車の安全運行を支える大切な仕事でもあります。

    鉄道の仕事に興味がある方にとって、
    車掌の働き方を知るきっかけになれば嬉しいです。

    関連記事
    ・車掌になるには?必要な資格と採用の流れ
    ・車掌の仕事はきつい?実際に働いて感じた本音

  • 車掌の仕事は本当にきつい?3ヵ月働いて感じたリアルな現実

    車掌の仕事に興味を持っている方の中には、
    「車掌の仕事はきついのか?」と気になっている方も多いと思います。

    インターネットで調べてみると、
    「きつい」「大変」といった意見を目にすることも少なくありません。

    私自身、実際に車掌として働く中で、
    確かに大変だと感じる場面は何度もありました。

    ただ同時に、やりがいやこの仕事ならではの魅力を感じることもあります。

    この記事では、実際に働いて3ヶ月ほど経った今、
    車掌の仕事について感じている「リアルな現実」を紹介したいと思います。

    車掌の仕事は本当にきついのか

    結論から言うと、車掌の仕事は決して楽な仕事ではないと思います。

    電車には多くのお客様が乗車しており、その安全を守る責任があります。

    ドアの開閉やホームの安全確認、車内放送、時には異常時対応など、一つひとつの動作を正確に行う必要があります。
    車内放送で多くのお客様の動揺を防ぐことができるので、テクニックも大事かと思います。
    こうなったらこうやって放送しようなど例文を頭に入れておくこともいいかもしれません。
    異常時に当たった時は特にわかった情報を逐一アナウンスします。何がどこで起きているのか?運転再開見込みは?発車出来る状態なのか?など自分が落ち着いて放送したりすることもあるので大変なこともあります。

    また、運行は時間通りに進むため、焦らず正確に動くことが求められます。
    基本秒単位です。定時に運行させるためには、各駅どうやって進めていくか考えてやっています。

    少しのミスでも運行に影響が出てしまう可能性があるため、
    常に緊張感を持って仕事をする必要があります。

    そういった意味では、責任の大きさから「きつい」と感じる人もいる仕事だと思います。

    実際に働いて感じた大変なこと

    実際に働いてみて感じた大変なことは、やはり「確認作業の多さ」です。

    車掌の仕事では、ホームの状況やドアの安全確認など、
    毎回同じ動作を確実に行う必要があります。
    入庫や出庫、引継ぎ、空調状況、行先や種別そういった確認も必要です。

    慣れるまでは、「次は何をするのか」「確認はできているか」
    と考えながら行動することが多く、かなり神経を使う場面もありました。
    私は、この駅に行ったら例えば空調を確認しようであったり、折り返し行先のことを準備しようであったり決め事を作ってやっています。

    また、見習いの頃は分からないことも多く、指導員から教わることを覚えるだけでも大変だと感じたことがあります。

    逆に良かったと感じたこと

    大変な部分もありますが、
    車掌の仕事にはやりがいを感じる瞬間もあります。

    例えば、
    電車が問題なく運行できたときや、
    乗務を無事に終えたときは安心感があります。

    また、多くのお客様を安全に目的地まで運ぶ仕事に
    携わっているという責任とやりがいを感じることもあります。

    安全に終わって帰った時は、全く仕事のことを考えなくて済みますしノルマがないので気持ちがめちゃくちゃ楽だと思います。しっかり休養を取って翌日仕事だって時は、また明日電車乗りに行こうそんなモチベーションで行けたりします。

    見習いの頃は不安も多かったですが、少しずつ仕事の流れが分かるようになると、やりがいを感じる場面も増えてきました。
    3ヵ月は自分のやってきたことが活きてくるのがすごく実感出来る時期かと思います。

    3ヶ月働いて感じた本音

    3ヶ月ほど働いてみて感じた本音としては、
    確かに大変な部分はあるものの、
    経験を積むことで少しずつ慣れていく仕事だと思いました。
    定時運行もこのくらいの時期に段々出来るようになってきたような気がします。
    ただ、3ヵ月ではまだまだだなと思う自分もいました。

    最初は分からないことばかりでしたが、
    毎日の業務を通して少しずつ理解できることも増えてきました。

    特に、確認作業や基本動作は
    繰り返すことで身についてくると感じています。

    最初は緊張する場面も多いですが、
    一つひとつ経験を積むことが大切だと感じました。

    ただ慣れは良い反面、作業が雑になったり仕事に関係ないことも考えられるようになり事故を起こしやすくなる時期です。

    実際に、たった見習いが終わって3ヵ月で起きた事故又はミスを紹介します。ここで怖いと感じて頂けたら幸いです

    1、誤ったドア操作
    担当車掌は完全に乗車が終わったと思って閉扉したものの、お客様は他のお客様が降りる為、降りてから乗ろうと思っていた。継続乗車の予定がドアを閉められて発車してしまったとの事象

    2、合図不確認
    担当車掌は終点駅に到着後ドアを開扉し、駅の放送でドアを閉扉したが本来は合図を確認してから閉扉する必要があり事故を起こした。この場合起こりえることは引きづり事故です。

    3、回送列車ドア開扉
    担当車掌は駅到着後、回送列車を引き継いで交代の勤務でした。しかし駅到着後、営業列車と思い込みドアを開扉してしまった。
    車内を確認して回送で発車させる必要がある為、大幅な遅延を起した。

    4、ドア挟み
    慣れにより作業が雑により、お客様を多く挟んだ。
    数名怪我をした。

    5、その他
    携帯品不携帯、非番時による寝坊、逆側ドア開扉などなど

    本当に多くの事故やミスを多く見てきました。これは全て慣れによるものです。
    結果それらをやってしまった同期は数日間乗務を禁止され乗務待機や勉強指導などやって再教育していました。

    一人で乗務して心の余裕も出てきて気持ちが楽だなと思いながら仕事出来て良いなと思える時期でもありますが、これらのミスも起きがちになりやすいので注意して欲しいと思います。

    これから車掌を目指す人へ

    3ヶ月ほど働いてみて感じた本音としては、
    確かに大変な部分はあるものの、車掌として仕事出来ているんだなと実感出来る時期かと思います。

    最初は分からないことばかりでしたが、
    毎日の業務を通して少しずつ理解できることも増えてきました。

    特に、確認作業や基本動作は
    繰り返すことで身についてくると感じています。

    最初は緊張する場面も多いです。3ヵ月経っても初めてやる勤務もあります。そう言った時は必ず先輩に確認してから乗務に入ることを勧めます。不安のままやると事故の元なので。
    一つひとつ経験を積むことが大切だと感じました。

    まとめ

    車掌の仕事は、責任が大きく決して楽な仕事ではないと思います。

    確認作業の多さや安全への意識など、
    大変だと感じる部分もあります。

    ただ、その分やりがいを感じる瞬間もあり、
    多くのお客様を安全に運ぶという重要な役割を担っている仕事でもあります。

    実際に働いてみて感じたこととしては、
    最初は大変でも、経験を積むことで少しずつ慣れていく仕事だと思いました。

    これから車掌を目指す方にとって、
    この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

    車掌の仕事はきつい?実際に働いて感じた本音についての記事について書いています。こちらもご参考にして頂けますと幸いです

    車掌の仕事はきつい?実際に働いて感じた5つのことについてはこちらの記事に書いています。併せて見て頂けたらと思います。

  • 車掌の仕事に向いている人|実際に働いて感じた特徴

    車掌の仕事に興味がある方の中には、
    「自分は車掌の仕事に向いているのだろうか?」と考える方も多いと思います。

    鉄道の仕事は安全を最優先にする職業であり、責任の大きい仕事でもあります。
    そのため、実際に働いてみて初めて分かる大変さや難しさもあります。

    私自身、車掌として働く中で「この仕事に向いている人には共通点がある」と感じるようになりました。
    もちろん最初からすべてできる人はいませんが、向いていると感じる特徴は確かにあると思います。

    この記事では、実際に現場で働く中で感じた「車掌の仕事に向いている人の特徴」について紹介していきます。
    これから車掌を目指している方の参考になれば嬉しいです。

    車掌の仕事はどんな人に向いているのか

    車掌の仕事は、電車を安全に運行するために欠かせない役割を担っています。
    ドアの開閉やホームの安全確認、車内放送など、多くの業務を正確に行う必要があります。

    私が周りの同僚を見て感じたことは、時間管理と健康管理が出来る人が向いていると思います。
    理由は「分」単位の出勤時間だからです。平日と土休日で同じ勤務番号でも出勤時間が異なります。
    万が一ここ間違えてしまうと欠場になってしまいます。
    出勤時間を確認した上で、通勤電車に乗る必要があります。私はこの時間に乗ると混雑でほぼ遅延するから数本前の電車に乗って早めに到着するように心がけています。
    ギリギリ到着すると気持ちが焦ってしまい実際乗務する時にミスしそうで怖いので早めの出勤をするようにしています。

    健康管理については、乗務員はお客様の命を預かって仕事する職業なので健康に問題があると乗務することが出来ません。場合によっては「乗務停止」駅に戻されるということがあります。実際にそのような人を何人か見てきました。
    暴飲暴食は本当に気をつけて欲しいのと休日の使い方に関しても気を遣って欲しいと思います。
    私は、駅員時代の時よりもものすごく健康に気を遣っていてサプリを飲んだり早朝散歩したり、運動する習慣を作っています。

    自律神経が乱れないように湯船にも毎日浸かるようにして22時には確実に布団に入る努力をしています。

    これは参考程度で自分独自のルールを作ってやって欲しいと思います。

    その他、乗客の安全を守る立場でもあるため、小さなミスが大きな事故につながる可能性もあります。
    そのため、責任感を持って仕事に取り組める人が求められる仕事だと感じています。

    見習い期間を通してさまざまな人と一緒に仕事をする中で、車掌に向いている人にはいくつか共通する特徴があると感じました。

    実際に働いて感じた「向いている人の特徴」

    実際に現場で働いて感じた、車掌の仕事に向いている人の特徴はいくつかあります。

    まず一つ目は、確認を丁寧にできる人です。
    車掌の仕事では、ドアの開閉やホームの安全確認など、確認作業がとても多くあります。乗降が多い駅、少ない駅関係なく全駅やることは一緒です。
    そのため、焦らず一つひとつ確実に確認できる人は、この仕事に向いていると感じます。

    二つ目は、責任感がある人です。
    電車には多くのお客様が乗っています。
    そのため、自分の仕事が安全に直結しているという意識を持てる人は、車掌の仕事に向いていると思います。

    三つ目は、落ち着いて行動できる人です。
    電車の運行では、予想していない出来事が起こることもあります。
    そうした状況でも慌てず、冷静に対応できる人はこの仕事に向いていると感じました。

    普段と違う事象が起きたとき、今でも緊張して落ち着けと思ってもそう出来ないことがいっぱいあるのですが、それは経験が解決してくれると思ってやっていることもあります。
    どうしても異常ブザーが鳴動すると焦ると思います。
    これから車掌になる人は絶対そう感じるはずです。

    でも、処置完了して発車させるという気持ちがあれば車掌に向いていると思います。

    逆に大変だと感じる人の特徴

    一方で、車掌の仕事は人によっては大変に感じる部分もあります。

    例えば、確認作業が苦手な人や、同じ動作を繰り返すことが苦手な人は大変に感じるかもしれません。
    また、新しい環境で仕事することが苦手の場合も大変だと感じると思います。
    約5ヶ月座学と現場見習いとして勉強するので、そこに耐えられるかがポイントです。
    車掌の仕事では、毎回同じ手順を確実に行うことがとても重要だからです。

    また、安全に対する意識が強く求められるため、責任の重さを強く感じる場面もあります。
    最初のうちはそのプレッシャーに緊張することも多いと思います。

    ただ、こうした部分は経験を積むことで少しずつ慣れていくことができるとも感じました。

    ちょっとプレッシャーに感じる書き方になってしまったかもしれませんが、自分もなんとか車掌になって仕事出来ているのでチャレンジは是非して欲しいです。

    車掌を目指す人に伝えたいこと

    これから車掌を目指す方に伝えたいのは、最初から完璧である必要はないということです。

    むしろ、完璧な人はいません。
    座学があまりよくなかったとしても、現場はすごく向いていたということも全然あります。

    私自身も見習いの頃は分からないことばかりで、不安を感じることも多くありました。
    なんなら、毎日勉強していたものの終了試験まで毎日不安でした。
    しかし、指導員から教わりながら経験を積むことで、少しずつ仕事の流れを理解できるようになりました。

    大切なのは、分からないことをそのままにせず確認することや、教わったことをしっかり覚えようとする姿勢だと思います。
    そうした積み重ねが、車掌として成長することにつながるのではないかと感じています。

    まとめ

    車掌の仕事に向いている人には、いくつかの特徴があると感じています。

    確認を丁寧に行えることや、責任感を持って仕事に取り組めること、そして落ち着いて行動できることは、車掌の仕事をするうえで大切なポイントだと思います。

    もちろん、最初からすべてできる人はいません。
    見習い期間や日々の業務を通して、少しずつ経験を積んでいくことが大切だと感じました。

    駅員を経験してから、自ら手を挙げて採用試験に合格しないと慣れないポジションなので向いてなさそうだから夢を諦めるようなことはしないで欲しいです。
    合格したということは向いているから採用されたと自身を持って車掌見習いをクリアして欲しいと思います。

    これから車掌を目指す方にとって、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

    駅員と車掌で「向いている人」はここが違う。両方経験して分かったことについて書いた記事は、こちらもご確認お願いします。

  • 車掌見習いで最初に覚えること|現場で教わった

    車掌の仕事に興味を持っている方の中には、「見習い期間ではどんなことを覚えるのだろう」と気になる方も多いと思います。
    私自身も、車掌見習いとして現場に出る前は、どのようなことを学ぶのか具体的にイメージできていませんでした。

    実際に現場に出てみると、覚えることは想像以上に多く、安全に関わる大切な内容ばかりでした。
    最初は慣れないことも多く戸惑うこともありましたが、指導員から一つひとつ教わりながら少しずつ理解していきました。

    この記事では、車掌見習いとして現場に出たときに、最初に覚えることや教わった基本について紹介していきます。
    これから車掌を目指している方や鉄道の仕事に興味がある方の参考になれば嬉しいです。

    車掌見習いの仕事とは

    車掌見習いの仕事は、いきなりすべての業務を任されるわけではありません。
    まずは指導員と一緒に乗務しながら、車掌の仕事の流れや基本動作を覚えていくところから始まります。

    私の場合は1日目・2日目は実際に作業させてもらえず、指導員の作業を見て覚えるということをしていました。指導員によっていきなり作業する場合もあります。

    車掌の仕事には、ドアの開閉や車内放送、ホームの安全確認などさまざまな業務があります。
    それぞれの動作には決められた手順があり、安全に運行するために正確に行う必要があります。

    異常時対応に関しては、異常時に当たらないと出来ないので基本は自分で、こういった異常時に当たったらこのように動くんだとマニュアルで覚えておく必要があります。

    見習い期間中は、そうした基本動作を理解し、実際の乗務でどのように行われているのかを学んでいきます。
    最初は覚えることが多く大変に感じることもありますが、少しずつ経験を積みながら身につけていくことになります。

    見習いで覚える基本動作

    見習い期間で最初に覚えるのは、安全に関わる基本的な動作です。

    例えば、乗務前に行うアルコール検査や、車両の特徴についての説明などがあります。
    電車の運行に関わる仕事であるため、乗務前の確認作業はとても重要になります。

    乗務員はアルコール検査を失念するとかなり重いので、忘れないようにして下さい。

    また、各駅の注意点やホームの状況についても教わります。
    駅ごとにホームの形状や確認するポイントが異なるため、それぞれの特徴を理解しておく必要があります。

    こうした基本的な内容を覚えることが、車掌として安全に業務を行うための土台になります。

    指導員からよく言われたこと

    見習い期間中は、指導員から多くのことを教わります。
    その中でも特に印象に残っているのは、「分からないことはそのままにしない」という言葉でした。

    乗務中はさまざまな状況が起こるため、曖昧なまま業務を行ってしまうとミスにつながる可能性があります。
    そのため、少しでも分からないことがあれば、その場で確認するように言われていました。

    その場と言っても、駅間中短いので、乗務終了後戻った時の待機中や退勤前に聞くようにもしていました。

    また、教わったことはできるだけメモを取るようにも指導されました。
    現場では覚えることが多いため、後で振り返るためにも記録を残しておくことが大切だと感じました。

    ちなみにですが、見習い期間中全ての勤務をこなせるわけではありません。
    出庫や入庫の作業に関しても限られた回数で覚える必要があります。

    見習い期間で大切だと感じたこと

    見習い期間を通して感じたのは、基本を大切にすることの重要性です。

    車掌の仕事は、決められた手順を一つひとつ確実に行うことが求められます。
    そのため、焦らず落ち着いて動作を行うことがとても大切だと感じました。

    また、分からないことをそのままにせず、積極的に質問することも重要です。
    見習い期間は学ぶための時間でもあるため、教わったことをしっかり理解することが大切だと思いました。

    見習い期間を乗り越えるコツ

    見習い期間は、覚えることの多さや緊張感から大変に感じることもあります。
    しかし、少しずつ経験を積み重ねていくことで、業務の流れにも慣れていきます。

    私自身が意識していたのは、その日の出来事を振り返ることです。
    乗務が終わったあとに日記のように記録を残すことで、教わった内容を整理することができました。

    そうした振り返りを続けることで、次の乗務にも活かしやすくなり、少しずつ自信を持てるようになっていきました。

    本当にイメージトレーニングは大切です。
    翌日乗る勤務はどうゆう内容なのか予習もしていました。
    それについて事前にわからないと思ったことはLINEして聞いたりもしていました。

    休みの日も常に仕事のことを考えていたような気がします。数ヶ月の辛抱頑張って欲しいです。

    まとめ

    車掌見習いの期間では、安全に関わる基本動作や業務の流れなど、多くのことを学びます。
    最初は覚えることの多さに戸惑うこともありますが、指導員から教わりながら少しずつ理解していくことができます。

    分からないことをそのままにせず確認することや、教わった内容を記録して振り返ることが大切だと感じました。
    そうした積み重ねが、車掌としての基本を身につけることにつながるのだと思います。

    これから車掌を目指す方や見習い期間を迎える方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

    車掌見習い時代の自分に今なら伝えたいことについては、こちらの記事に書いています。

  • 車掌の仕事は本当にきつい?実際に働いて感じた5つのこと

    車掌の仕事について調べると、「きつい」という声を見かけることがあります。
    鉄道の安全運行を支える仕事であるため、責任も大きく、楽な仕事ではないというイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。

    私自身、実際に車掌として働く中で「大変だ」と感じる場面は確かにありました。
    しかし同時に、やりがいや達成感を感じる瞬間も多くあります。

    この記事では、車掌として働く中で感じた「きつい」と思う部分を、実体験をもとに紹介していきます。
    これから車掌を目指している方や、鉄道の仕事に興味がある方の参考になれば嬉しいです。

    車掌の仕事はきついと言われる理由

    車掌の仕事がきついと言われる理由の一つは、常に安全を意識して業務を行う必要があることです。

    電車には多くのお客様が乗車しており、車掌はその安全を守る役割を担っています。
    ドアの開閉やホームの確認、車内放送など、一つひとつの動作を正確に行う必要があります。

    また、乗務中は気を抜くことができないため、精神的な緊張が続く仕事でもあります。
    こうした点から、車掌の仕事は「きつい」と言われることがあるのだと思います。

    実際に働いて感じて大変なこと「5つ」

    実際に働いてみて感じた大変なことはいくつかあります。

    ①覚えることが多い

    基本作業
    駅ごとの注意点(合図のある駅・ない駅)
    駅員の車内捜索やお客様対応、車内清掃などがあった場合の取り扱い。
    車両の特性、業務の流れ、出庫・入庫、行き先設定などモニターの取り扱い方。
    引継ぎ方や巡回時の報告方。
    車内放送(各駅やどちら側のドアが開くか、乗り換え案内、英語放送、異常時の場合の放送)
    異常時の取り扱い(関係箇所への報告方含む)

    座学で勉強したことと現場で覚えることは全然違うので覚えるまでは大変と感じると思います。
    異常時に関しても色々あるので、とにかくマニュアルを頭に入れておく必要があります。

    最初の1〜3ヶ月が特にきついと感じました

    ②常に時間を気にしなければならない
    ※慣れれば大変さはなくなる

    出勤時間・出場時間・引継ぎ時間・乗務中調整時間・発車時間(早発注意)・宿泊勤務時の起床時間
    何回も確認する必要があって、間違ってしまうと欠場であったり早発するとお客様に迷惑をかけたりする危険が常に伴っているので最初のうちは大変だと思います。

    ③夜勤・不規則な生活

    宿泊勤務があります。寝る時間は勤務によって異なる為、毎回バラバラです。電車は終電まで結構遅い時間まで動いていて、始発時間は早いです。
    その為、仮眠がありますが正直言って眠いです。
    約5時間くらいは寝れますが、もっと短い勤務もあります。
    慣れるまでは、その流れについていくのが大変だと感じることもありました。
    また、駅員でやっていた時も同じですが、夜勤明けで仕事するのはあんまり慣れないところで大変だなと感じています。
    「車掌の仕事はきついと思われている部分でもあるのかなと思います。」さらに、見習いの頃は指導員が同乗しているため、自分の行動を常に見られているという緊張感もありました。
    そうした環境の中で業務を覚えていくことは、簡単なことではありませんでした。

    ④ミスが許されないプレッシャー

    特に多いミスがドア挟みと早発かと思います。
    ドア操作一つでお客様を怪我させてしまうリスクがあるので神経を研ぎ澄ます必要があります。
    時間については決められたダイヤで電車は動いているので、常に時間を気にしていないと早発して、多大なご迷惑をかけてしまいます。
    この2つだけでも大変なのに、異常時があった場合はそっちの対応し発車させる際は失念しないようドアを閉めて発車させなければならないので確認することがいっぱいあるのはプレッシャーを感じるかもしれません。
    ミスをしてしまうと、数日間乗務させてもらえないこともあるので常日頃から基本作業を徹底することが大切です。

    ⑤見習い時代の緊張感

    限られた時間の中で、技術と知識を習得しなければならないが上指導員も緊張感を持って指導してくださります。
    そこに答えらなければならないので、乗務中意外に自宅でもイメージトレーニングであったり予習・復習が大事になってきます。中間試験・終了試験があるので、全ての乗務に対して緊張感がありました。
    この数ヶ月どんなことがあっても頑張ると割り切ってやってました。頑張った分、ミスするリスクは限りなく低くなるのでこの期間だけは全力で緊張感持って臨んで欲しいと思います。

    それでも続けられる理由

    大変だと感じることもありますが、それでも車掌の仕事を続けられている理由があります。

    それは、電車が安全に運行できたときの達成感です。
    多くのお客様を目的地まで安全に送り届けることができたときには、大きなやりがいを感じます。

    また、経験を積むことで少しずつ業務にも慣れていきます。
    最初は難しく感じていたことも、繰り返し経験することで落ち着いて対応できるようになります。

    そうした成長を感じられることも、この仕事を続けられる理由の一つだと思います。

    向いている人の特徴

    実際に働いてみて、車掌の仕事に向いていると感じる人にはいくつか共通点があります。

    まず、確認作業を丁寧に行える人です。
    車掌の仕事では、安全確認がとても重要になります。

    また、落ち着いて行動できる人も向いていると思います。
    乗務中はさまざまな状況が起こる可能性がありますが、冷静に対応することが求められます。

    そして、人の安全を守る仕事にやりがいを感じられる人も、この仕事に向いていると感じました。

    もう一つ健康管理が出来る人です。
    健康診断等で乗務基準に満たない場合は、健康以外そのほかは車掌として向いているのに乗務停止になり駅に降ろされてしまうことがあります。

    まとめ

    車掌の仕事は、確かに大変だと感じる場面もあります。
    覚えることの多さや責任の重さから、「きつい」と感じることもあると思います。

    しかし、その分やりがいを感じる瞬間も多く、安全に電車を運行できたときには大きな達成感があります。

    経験を積み重ねることで少しずつ業務にも慣れていくため、最初の頃に感じていた不安も徐々に小さくなっていきました。

    これから車掌を目指す方や鉄道の仕事に興味がある方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。


    関連記事
    ・車掌の勤務時間は?1日の働き方を現役鉄道社員が解説
    ・車掌の仕事はきつい?実際に働いて感じた本音
    ・車掌見習いで最初に覚えること|現場で教わった基本
    ・車掌の仕事で実際に働いてきついのか?という本音の記事はこちらにも書いています。

  • 車掌の仕事で意識している「余裕」|安全を守るために必要なこと

    車掌の仕事は、常に時間と状況に追われる場面があります。

    その中で大切だと感じているのが「余裕」です。

    余裕があるかどうかで、見える景色や判断の質が大きく変わると感じています。

    今回は、現場で意識している“余裕”について書いてみたいと思います。

    見習い時代は余裕がなかった

    見習い時代は、自分のことで精一杯でした。

    手順を間違えないこと、時間通りに動くこと、それだけで頭がいっぱいでした。
    ちなみに時間通りに行くことなんてほぼありませんでした。

    周囲を見る余裕はほとんどなく、目の前の業務をこなすだけで精一杯だったことを覚えています。

    今振り返ると、「余裕がない状態」は視野を狭くしてしまうのだと感じます。

    私はそれで視野が狭くなって、駅間に余裕があったにも関わらず、自分自身は全く余裕がなかったので、行先変更を間違え全然違う行先にしてしまったり、合図を見落としそうになったりミスにつながることを何度もして指導員が防いでくれたことがあったので見習い期間中は難しいことかもしれませんが心と身体に余裕を持って作業することが大切です。

    私みたいに、ならないようにして頂ければ良いのかなと思います。

    余裕があると見えるものが増える

    少しずつ経験を重ねる中で、心に余裕が生まれてきました。
    自分は見習いの時ほぼ定時で運行なんて出来なくて、一人になっても出来ないのではと思っていたのですが、いつの間にか出来るようになっていました。

    すると、不思議と周囲がよく見えるようになりました。

    お客様の動き、ホームの様子、小さな違和感も感じられるようになりました。
    状況によっては、運転士に報告すべきことの判断もわかってきた気がします。

    余裕があることで、確認や目配りの質が変わってくると実感しています。

    これから車掌を目指す方は経験が全て解決してくれるので心配しないで下さい。
    絶対に出来るようになります。

    余裕は「気持ち」だけではない

    余裕は自然に生まれるものではありません。

    事前の準備や基本を守る姿勢があってこそ、心に余裕が生まれます。
    それを感じる瞬間は、定時で運行できていると時間に追われている感覚は全くないので1つ1つの動作にゆとりを持って作業できる感じがします。
    ドア挟みのリスクも低く周りの状況を確認しながら閉めれているような感じがします。

    なので体調管理や時間管理も、その一つです。
    体調管理は全ての作業に影響します。
    集中力が低下していると事故になるリスクが高くなります。
    特に車掌の仕事は集中している時間が駅員と違って長いです。

    私の場合で言うと体調は良くても、トイレに行きたいと感じただけで作業に影響していると思っています。
    早く終点につかないかなと考えてしまっていますし余計な雑念があります。
    もしこれで、体調が悪かったりしたら余裕どころか私は乗務自体その日は出来ないと思っています。

    その他に土台が整っていないと、余裕は保てないと感じています。土台がしっかりあってこそ余裕を作れるので基礎は固めて欲しいと思います。
    基本動作・異常時の取り扱い・車内放送これらの土台があれば安全を守れると思っています。

    今、意識していること

    今も常に余裕があるわけではありません。
    ダイヤ乱れ・異常時・ラッシュ時間帯
    正直今でも焦る時はあります。

    それでも、焦りを感じたときほど深呼吸をし、基本に戻ることを意識しています。
    これはこれから目指す皆様も是非やって欲しいです。

    余裕は安全を守るための大切な要素だと感じているからです。

    自分自身に余裕があれば、お客様の動揺があったりしません。
    何かあった時に、その状況をまず車内放送するだけでも、余裕を確保出来ます。
    具体的には、運転見合わせのブザーを確認したとします。
    自分はまだ状況を把握していなくても、お客様には「お客様にお知らせ致します。只今〇〇線は運転を見合わせしております。状況が分かり次第車内放送でお知らせ致します。」
    と放送するだけで、自分に余裕を確保し、状況把握に努める準備が出来ます。

    普段と違うことが起きても”余裕”を作る努力は必要なのかなと思います。

    これからも心の余裕を大切にしながら、仕事に向き合っていきたいと思います。

    まとめ

    余裕は特別な能力ではなく、日々の積み重ねの中で生まれるものだと感じています。

    基本を守り、準備を怠らないことが、結果的に安全につながります。

    これからも一つ一つの業務を大切にしながら、余裕を持った仕事を続けていきたいと思います。

    車掌の仕事で”やりがい”のことについての記事は、こちらに詳しく書いています。

  • 車掌の仕事で意識している「基本を守ること」|安全を支える当たり前

    車掌の仕事には、細かい手順や決まりごとが数多くあります。

    慣れてくると、つい省略できそうに感じることもあります。

    しかし、現場で強く感じているのは「基本を守ること」の大切さです。

    今回は、なぜ基本が大事なのかについて書いてみたいと思います。

    基本はなぜ決められているのか

    基本動作、指差呼称している内容は過去の失敗があって決められたものになっています。
    この動作をしていればミスすることは、ほぼなくなります。

    意味のないルールはありません。

    基本動作を守っていても作業途中になにかしらの出来事で中断した時、ミスしてしまうリスクが高くなるので注意が必要です。

    先日こんなことがありました。
    いつも通り、駅に到着してドアを開扉して乗降を確認した後に発車メロディーを鳴らして確実に安全と判断してドアを閉扉しました。

    閉扉した直前、後ろからものすごくダッシュしてきた方がいました。そのお客様は、「開けて開けてなんで開けてくれないのひどいと。」と言ってきました。
    その時、私はまだ発車ブザーを押していません。

    ここで皆様に質問です。
    この状況の時に皆様だったらどのように対応しますか??

    私は、この時の心境ものすごくドキドキしたのですが、冷静に発車時刻を過ぎていますと併せてお客様に次の電車をご利用くださいと伝えドアを開けることはしませんでした。
    理由は、定時運転できていて発車時刻を過ぎていたのと停車時秒もしっかり守っていたのでドアを開けることはせずに発車させました。

    ドアを開けていたら、遅延し他のお客様(乗客)にご迷惑をかけてしまいます。
    完全閉扉した後の出来事だったので、お客様にはご説明した上で発車させました。
    サービスマインドもとても大事なので、今回の事象に関しては開けても開けなくてもどっちも正解かと思います。ただこの先次駅のことも考えて判断することが大切です。

    慣れが基本を崩す

    「これくらい大丈夫」かなと言う瞬間は正直ゼロではないと思います。早く遅延を縮めたいからドアが開いた瞬間に発車メロディーが鳴っている駅見かけたことがあるかと思います。

    これは慣れによるものも作業かと私は思っています。

    こういう状況の時は、お客様はまだ降車している最中で、これから乗るお客様はまだ待っているかと思います。

    早く発車させたい気持ちが優先して、挟んでしまう可能性はすごく高くなり、そこが一番危ないと感じています。

    車掌の一番大事なことは安全です。
    そこを忘れないように自分自身も気をつけたいと思いますし、読んでくださっている皆様も注意して頂ければ幸いです。

    見習い時代は基本に必死だった

    手順通りにやることで精一杯だったのですが、それが土台にはなったのではないかと感じています。
    その中でも自分なりに、安全の為にまず
    各駅の階段箇所
    EV箇所
    乗降の多い駅
    カーブして見えずらい駅
    を勉強をしました。

    基本を守ることと同時に駅の状況を把握することでより安全に輸送できるようになったのではないかと思います。

    今、基本をどう捉えているか

    基本は全て指導員から教わったと思っているので、それを崩さないように努力して乗務しています。

    基本を崩したら、ミスしてしまうんだろうなと今でも思っています。
    ・時間管理出来ていないことによる早発
    ・信号が開いているだろうと思いこみによる信号無視
    ・駅員が車内に入ってお客様対応や遺失物捜索中、雑念により閉扉し発車
    ・入庫確認中に車内にお客様がいないか確認しているところで発車
    ・雑念や慌てて逆側のドアを開扉
    などなど他にもいっぱい失敗を見てきたのですが、基本を守らなかったからにつながっています。

    基本を守っていればそうそう失敗は起きづらいかと思うので、安全意識を持って、これからも安全を支えていきたいと思っています。

    派手な技術よりも、基本を守ることの方が難しいと感じています。

    しかし、その積み重ねこそが安全を支えているのだと思います。

    これからも当たり前のことを当たり前に続けていきたいと思います。

    車掌の仕事で責任のことについては、こちらの記事に詳しく書いています。

  • 車掌という仕事で感じる“責任の重さ”|現場で思うこと

    車掌の仕事は、一見すると淡々とした業務に見えるかもしれません。

    しかし実際には、一つ一つの判断に責任が伴います。

    列車を安全に運行するために、自分の役割は決して小さくありません。

    今回は、車掌という仕事で感じている“責任の重さ”について書いてみたいと思います。

    責任は目に見えない

    お客様からは何も見えていなく、何も起きていないことが当たり前という責任があります。
    その為には、車掌になるにあたり何ヶ月も座学で勉強して知識を習得し現場で技術を学ぶと言うのがあります。

    責任は気づかれにくいです。
    でも常に背負っています。

    では責任とはどういうことなのか。
    1:定時運行を心がける(ダイヤ通りに運行する)
    2:停車時秒を守る(到着してからドアが開いている時間)
    3:安全に始発から終点まで運行する
    ことです。

    1・2・3の間に何かあった場合は、その対応に当たる責任があります。
    何ごともなく電車が動くよう努力することが大切です。

    出発合図の瞬間に感じる責任

    列車が動き出す
    その一瞬の判断
    があるかと思います。

    この出発合図を送る瞬間までに、多くの確認動作があります。
    列車に例えば30秒の遅れを持って次駅に到着しても、しっかり停車時秒を守って、
    ・停止位置確認
    ・ドアを開扉
    ・停車時秒を確認して
    ・発車メロディー鳴らして、
    ・ドアを閉めて
    ・挟まっていないことを確認して
    ・出発合図を送信する

    どの作業も抜けてはいけません。
    早く発車させたい気持ちにもなるのですが急いで、作業してしまうことによって、ドアに挟んで怪我させてしまったり降りようと思っていたお客様が降りれなかった、または自分自身が取り扱いミスをしてしまったなどのリスクがあるので出発合図を送る責任に関してもお客様には見えないですが、責任持って送信してして欲しいと思います。
    時間に追われているかもしれませんが、ちょっとでも安全ではないと感じたら、絶対に出発ブザーは押さずに運転士に相談したり指令に相談したりするようにお願い致します。

    見習い時代は実感できなかった

    見習い期間中はあんまり実感は出来なかったのですが、最終試験当日同じ見習いの同期が列車を5分以上遅らせていました。
    正直結果はどうなんだろうと思いましたが、高得点で試験に合格していました。

    結局何が大事かというと安全意識を持って1つ1つの確認作業を徹底しているかどうかだと思います。

    定時運行、停車時秒を守ることはもちろん大事なのですが、車掌見習いで1番大切なことは安全輸送が出来るかになるので、知識技術を習得しつつもあまり気負わず取り組んで頂けらば絶対に車掌になれると思います。

    ちゃんとやっていれば自然と責任意識が身についていきます。
    私も指導員から教わったことを徹底して守っているので、今も事故起こさず出来ているので、見習い期間中は指導員から言われたことを吸収してもらえればと思います。

    今感じていること

    1つの確認が大きな結果につながると言うことです。
    自分自身が大きな事故を起こしてしまったら、ニュースになってしまいます。
    鉄道は多くのお客様が利用するので、多くの方が注目する重要な仕事です。
    鉄道輸送を担っている車掌は社会的知名度もあってやりがいをものすごく感じる仕事なので責任持って乗務することが大切です。

    責任の重さは、派手なものではありません。

    日々の確認や目配りの積み重ねの中にあります。

    これからもその責任を忘れず、一つ一つの仕事に向き合っていきたいと思います。

    車掌はどんな気持ちで、出発合図を出しているかについての記事はこちらに書いています。