車掌の仕事に興味を持っている方の中には、
「車掌の仕事はきついのか?」と気になっている方も多いと思います。
インターネットで調べてみると、
「きつい」「大変」といった意見を目にすることも少なくありません。
私自身、実際に車掌として働く中で、
確かに大変だと感じる場面は何度もありました。
ただ同時に、やりがいやこの仕事ならではの魅力を感じることもあります。
この記事では、実際に働いて3ヶ月ほど経った今、
車掌の仕事について感じている「リアルな現実」を紹介したいと思います。
車掌の仕事は本当にきついのか
結論から言うと、車掌の仕事は決して楽な仕事ではないと思います。
電車には多くのお客様が乗車しており、その安全を守る責任があります。
ドアの開閉やホームの安全確認、車内放送、時には異常時対応など、一つひとつの動作を正確に行う必要があります。
車内放送で多くのお客様の動揺を防ぐことができるので、テクニックも大事かと思います。
こうなったらこうやって放送しようなど例文を頭に入れておくこともいいかもしれません。
異常時に当たった時は特にわかった情報を逐一アナウンスします。何がどこで起きているのか?運転再開見込みは?発車出来る状態なのか?など自分が落ち着いて放送したりすることもあるので大変なこともあります。
また、運行は時間通りに進むため、焦らず正確に動くことが求められます。
基本秒単位です。定時に運行させるためには、各駅どうやって進めていくか考えてやっています。
少しのミスでも運行に影響が出てしまう可能性があるため、
常に緊張感を持って仕事をする必要があります。
そういった意味では、責任の大きさから「きつい」と感じる人もいる仕事だと思います。
実際に働いて感じた大変なこと
実際に働いてみて感じた大変なことは、やはり「確認作業の多さ」です。
車掌の仕事では、ホームの状況やドアの安全確認など、
毎回同じ動作を確実に行う必要があります。
入庫や出庫、引継ぎ、空調状況、行先や種別そういった確認も必要です。
慣れるまでは、「次は何をするのか」「確認はできているか」
と考えながら行動することが多く、かなり神経を使う場面もありました。
私は、この駅に行ったら例えば空調を確認しようであったり、折り返し行先のことを準備しようであったり決め事を作ってやっています。
また、見習いの頃は分からないことも多く、指導員から教わることを覚えるだけでも大変だと感じたことがあります。
逆に良かったと感じたこと
大変な部分もありますが、
車掌の仕事にはやりがいを感じる瞬間もあります。
例えば、
電車が問題なく運行できたときや、
乗務を無事に終えたときは安心感があります。
また、多くのお客様を安全に目的地まで運ぶ仕事に
携わっているという責任とやりがいを感じることもあります。
安全に終わって帰った時は、全く仕事のことを考えなくて済みますしノルマがないので気持ちがめちゃくちゃ楽だと思います。しっかり休養を取って翌日仕事だって時は、また明日電車乗りに行こうそんなモチベーションで行けたりします。
見習いの頃は不安も多かったですが、少しずつ仕事の流れが分かるようになると、やりがいを感じる場面も増えてきました。
3ヵ月は自分のやってきたことが活きてくるのがすごく実感出来る時期かと思います。
3ヶ月働いて感じた本音
3ヶ月ほど働いてみて感じた本音としては、
確かに大変な部分はあるものの、
経験を積むことで少しずつ慣れていく仕事だと思いました。
定時運行もこのくらいの時期に段々出来るようになってきたような気がします。
ただ、3ヵ月ではまだまだだなと思う自分もいました。
最初は分からないことばかりでしたが、
毎日の業務を通して少しずつ理解できることも増えてきました。
特に、確認作業や基本動作は
繰り返すことで身についてくると感じています。
最初は緊張する場面も多いですが、
一つひとつ経験を積むことが大切だと感じました。
ただ慣れは良い反面、作業が雑になったり仕事に関係ないことも考えられるようになり事故を起こしやすくなる時期です。
実際に、たった見習いが終わって3ヵ月で起きた事故又はミスを紹介します。ここで怖いと感じて頂けたら幸いです
1、誤ったドア操作
担当車掌は完全に乗車が終わったと思って閉扉したものの、お客様は他のお客様が降りる為、降りてから乗ろうと思っていた。継続乗車の予定がドアを閉められて発車してしまったとの事象
2、合図不確認
担当車掌は終点駅に到着後ドアを開扉し、駅の放送でドアを閉扉したが本来は合図を確認してから閉扉する必要があり事故を起こした。この場合起こりえることは引きづり事故です。
3、回送列車ドア開扉
担当車掌は駅到着後、回送列車を引き継いで交代の勤務でした。しかし駅到着後、営業列車と思い込みドアを開扉してしまった。
車内を確認して回送で発車させる必要がある為、大幅な遅延を起した。
4、ドア挟み
慣れにより作業が雑により、お客様を多く挟んだ。
数名怪我をした。
5、その他
携帯品不携帯、非番時による寝坊、逆側ドア開扉などなど
本当に多くの事故やミスを多く見てきました。これは全て慣れによるものです。
結果それらをやってしまった同期は数日間乗務を禁止され乗務待機や勉強指導などやって再教育していました。
一人で乗務して心の余裕も出てきて気持ちが楽だなと思いながら仕事出来て良いなと思える時期でもありますが、これらのミスも起きがちになりやすいので注意して欲しいと思います。
これから車掌を目指す人へ
3ヶ月ほど働いてみて感じた本音としては、
確かに大変な部分はあるものの、車掌として仕事出来ているんだなと実感出来る時期かと思います。
最初は分からないことばかりでしたが、
毎日の業務を通して少しずつ理解できることも増えてきました。
特に、確認作業や基本動作は
繰り返すことで身についてくると感じています。
最初は緊張する場面も多いです。3ヵ月経っても初めてやる勤務もあります。そう言った時は必ず先輩に確認してから乗務に入ることを勧めます。不安のままやると事故の元なので。
一つひとつ経験を積むことが大切だと感じました。
まとめ
車掌の仕事は、責任が大きく決して楽な仕事ではないと思います。
確認作業の多さや安全への意識など、
大変だと感じる部分もあります。
ただ、その分やりがいを感じる瞬間もあり、
多くのお客様を安全に運ぶという重要な役割を担っている仕事でもあります。
実際に働いてみて感じたこととしては、
最初は大変でも、経験を積むことで少しずつ慣れていく仕事だと思いました。
これから車掌を目指す方にとって、
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
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