「車掌の勤務時間はどのくらいなのか?」
気になっている方も多いと思います。
鉄道の仕事は一般的な会社とは違い、早朝や深夜の勤務もあります。
私自身も車掌として働く中で、独特の勤務体系を経験してきました。
この記事では、車掌の勤務時間や1日の働き方について、実際の経験をもとに紹介します。
車掌の勤務時間の基本
鉄道会社によって多少の違いはありますが、
車掌の勤務は シフト制 になっていることが多いです。
主な勤務パターンとしては
・日勤
・泊まり勤務
などがあります。
一般的な会社のように毎日同じ時間に出勤するわけではなく、
担当する列車によって勤務時間が変わるのが特徴です。
労働時間は基本、一般的な会社だと休憩1時間で労働7時間35分かと思いますが、車掌で言うと、乗務する勤務で労働時間がバラバラです。
職場に来てから6時間で帰る勤務もあれば10時間くらいいる勤務もあったりします。
休憩時間についても勤務によってバラバラです。
1回乗務して30分くらい休憩して2回目乗務してお昼ご飯が食べれるほどの休憩があって3回目乗務して終了。
こんな流れです。
泊まりの労働時間に関しても勤務によって、バラバラです。
駅だと朝出勤して翌日の朝に帰る24時間職場にいるのですが、車掌は24時間いることはありません。
駅よりも圧倒的に労働時間は短いです。
車掌の1日の仕事の流れ
車掌の1日は、乗務する列車によって変わりますが、
大まかな流れは次のようになります。
・出勤、制服に着替える
・アルコール検査
・出勤点呼→伝達事項や勤務の確認
・乗車点呼→出場時間やどの列車に乗るかの確認
・列車への乗務(ドア開閉、車内放送、安全確認)
・乗務終了後の報告・点呼
・退勤
1日の中で複数回乗務します。
泊まり勤務の時も同様に上記の流れがあり、宿泊場所で仮眠を取ります。出勤の時にアルコール検査をしたから明けの時は、しない訳ではありません。
起床したら、またアルコール検査を実施します。
乗車する際はアルコール検査をしたか点呼で確認した上で乗務します。明けも複数回乗務し退勤する流れとなっています。
ここでアルコール検査について注意事項ですが、飲酒だけが全てではありません。乗務員のアルコール検査は結構厳しいので、アルコール成分が含まれているパンや栄養ドリンクでも引っかかってしまうので、知っておいて下さい。
泊まり勤務もある
鉄道の仕事は早朝から深夜まで運行しているため、
泊まり勤務がある場合もあります。鉄道会社によると思うのでこうのような書き方をしています。
泊まり勤務では
・夜まで乗務(終電の担当もあります)
・仮眠
・早朝から乗務(始発の担当もあります)
というような流れになることもあります。
大体どの勤務も5時間くらい寝てます。
駅員の時はもっと短かったので、正直すごく寝ているなと印象で自分は車掌の方が良いなと思いました。
ただ約5時間と言っても眠いのは確かです。
明けの乗務は本当に眠気対策を自分なりに考えたことを実行しないとミスする危険があるので、注意して欲しいです。
慣れるまでは大変に感じることもありますが、
勤務が終わった後の休みが長くなるという特徴もあります。
基本、明けで残って残業はないので安心して欲しいです。
ダイヤが乱れた時は、明けで残ることもあります。
理由は、ダイヤが乱れていることで日勤の担当者が次の乗務までに間に合わない場合があるので、入庫や出庫を担当したり折り返しの援助をしたりします。
車掌の勤務の大変なところ
車掌の勤務で大変だと感じる点は
・勤務時間が不規則
・時間管理
・早朝勤務
・深夜勤務
などがあります。
駅員は宿泊勤務や日勤の勤務時間がいつも一緒なので、この時間に出勤すれば間に合うという感覚があるのですが、車掌は分単位の出勤なので、自分が今日何の勤務なのか間違えないように把握しておく必要があります。
通勤の列車に関しても事前に見て乱れていないか見合わせになっていないか確認する必要があります。
ちょっとでも通勤に間に合わなそうと感じたら、職場に電話する部分もあります。理由は欠場になってしまうからです。
ダイヤで決められた電車があるのでそれに担当車掌がいなければいけないので早めに連絡しておくことで、監督者も準備することが出来ます。そう言った意味で大変と思うことがあります。
仕事中でも、引継ぎ時間や場所は絶対に間違えられません。ここを間違えてしまうと「いない・いない」となって電車を動かすことが出来ません。車掌になると今までの倍の倍の倍時間をきにするようになるので、そこに大変さを感じるかと思います。
早朝は眠さとの戦い特に自分との戦いがあります。眠いってところに本当の大変さを知るかと思います。慣れるうちはこれで乗務するのってびっくりするのと同時に大丈夫かなと不安に感じるかもしれません。
深夜に関しては、先日の話で言うと金曜日の話です。
車内で吐いてしまったお客様がいて、その状況を指令に報告したのですがどの駅も終車作業に行ってしまって対応することが出来ないと連絡が来ました。
各駅、お酒を飲まれている方がホームにいたのと終電近くで帰りたいお客様が車内多くいたのでドア操作にものすごく神経を使いましたし、車内状況(空調)も気をつけましたし、車内には汚物(ゲボ)があるので、車内放送を適宜実施して注意換気したりしました。深夜ではそう言った環境の中で仕事をするので、大変なところがあります。
車掌の仕事のやりがい
大変な部分もありますが、
列車が安全に目的地まで到着したときには大きなやりがいを感じます。
先ほどの深夜の大変さもあるのですが、終わった後は達成感があります。宿泊所ではぐっすりです。
頑張ったな〜ってそんな気持ちになれます。
多くのお客様の移動を支えているという実感を持てる仕事だと思います。
毎日同じことの繰り返しですが、電車の仕事ってニュースに取り上げれるほど注目度は高いと思っています。そう言った中で乗務員として仕事出来るのは誇りがあります。
まとめ
車掌の勤務時間は一般的な会社とは違い、
シフト制で早朝や深夜の宿泊勤務もあります。
勤務時間が不規則な部分はありますが、
列車の安全運行を支える大切な仕事でもあります。
鉄道の仕事に興味がある方にとって、
車掌の働き方を知るきっかけになれば嬉しいです。
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