車掌の仕事に興味がある方の中には、
「きつくて辞める人は多いのか」と不安に感じている方もいるのではないでしょうか。
鉄道の仕事は安定しているイメージがある一方で、
責任の重さや働き方から、大変そうという印象を持たれることも多いです。
実際に働く中で、「この仕事はきつい」と感じる場面があるのも事実です。
この記事では、車掌は本当に辞める人が多いのか、
そしてどのような理由で離職につながるのかを、実体験をもとに解説していきます。
車掌はきつくて辞める人は多いのか
結論から言うと、
極端に離職率が高いわけではありません。
むしろかなり低いです。
見習い期間中に一人先輩でいましたが、それ以降は同じ職場ではいない状況です。
鉄道会社は比較的安定しているため、
長く働く人が多い職場だと感じています。
会社を辞めてしまう人は駅員時代のうちに辞めて行ってしまうのがほとんどです。
そしてその中でも3年以内に辞めてる人が多いかと思います。
ただし、車掌でも一定数は辞めていく人がいるのも事実で、
その理由にはいくつか共通点があります。
車掌を辞める主な理由
① 不規則な勤務が合わない
車掌の仕事は、早朝・深夜・宿泊勤務など、
生活リズムが不規則になりやすいです。
この働き方に慣れない人は、
体調を崩してしまったり、生活との両立が難しくなったりします。
特に最初のうちは、この部分できつさを感じて辞めるケースもあります。
② プレッシャーの大きさ
車掌は多くのお客様の安全を守る仕事です。
そのため、
ミスが許されないプレッシャーがあります。
慣れるまでは緊張状態が続き、
精神的に負担を感じてしまう人もいます。
大体このプレッシャーを感じてしまう人は見習いでやっている人がほとんどです。
③ 覚えることの多さ
業務内容は想像以上に多く、
基本作業(時間の報告方・引継ぎ方・出庫時・入庫時の取り扱い方)
異常時の取り扱い(ドア故障・地震・火災・車内急病人・車内トラブル・ポイント故障・信号トラブル)など、覚えることがたくさんあります。
見習い期間中にプレッシャーを感じ、
「自分には向いていないかも」と感じてしまう人もいます。
実際この期間中に思っていたのと違っていたと判断して会社を辞めると言うよりは、車掌になることを辞める判断をする人がいるのは事実です。
その場合は駅に戻って仕事することになります。
④ 夜勤・体力面の問題
宿泊勤務や長時間の乗務により、
体力的な負担を感じることもあります。
特に睡眠のリズムが崩れることがきついと感じる人は、
続けるのが難しくなる場合があります。
今はテレワークが他の会社でも主流になってきているので、そういった環境の中で仕事したいであったり、規則正しい生活の中で仕事したいと思う人もいるので、見切るをつける社員も一定数います。
⑤ 人間関係・指導の厳しさ
見習い期間中は、指導員から細かくチェックを受けるため、
厳しさを感じる場面もあります。
この環境にプレッシャーを感じてしまう人がいます。
また、車掌になって感じた一つとして駅員より上下関係がしっかりしている印象があります。
駅員では先輩後輩とフランクに話せていても、車掌では全然違うといった場合があります。
後は、ミスした時の雰囲気も正直よくない時もあります。
安全に対する意識がないと思われてもおかしくないからです。
色々な条件が重なって、
辞める選択をする人もいます。
実際に働いて感じたこと
全体を通して色々書いてきましたが、車掌になるには駅員を経験してから自分の意志で試験に合格して車掌見習いとして勉強するので、そこまでやって離職するって言う人はあまりいないのが肌感です。
また、駅員を経験していることから勤務の流れ(宿泊勤務・早番・遅番)はやってきているので、ギャップと言うのは感じないかと思います。
むしろ労働時間は車掌の方が駅員より短いので車掌の方が良いと感じるのではないかと思います。
慣れるまでは苦労があるので、そこで躓いてしまうことがあります。それさえ乗り越えれば、長く続けていく人がほとんどです。
向いている人の特徴
辞める人の理由から逆に考えると、
向いている人の特徴も見えてきます。
- 確認作業を丁寧にできる人
- プレッシャーの中でも冷静に行動できる人
- 不規則な勤務に対応できる人
こうした特徴を持っている人は、
長く続けやすいと感じています。
まとめ
車掌の仕事は、きついと感じる場面があるのは事実ですが、
極端に辞める人が多い仕事ではありません。
駅員の時に泊まり勤務の大変さを知って、なんでこんなに拘束時間が長いんだ?であったり、
こんなベッドや枕で寝たくない、自宅で寝たいと思って辞めていく人は今の時代多くなっているように感じます。
泊まり勤務って鉄道会社ならではの特殊な勤務かと思いますし、仮眠明けは眠いです。
不規則な勤務やプレッシャーなどが理由で離職する人もいますが、
多くの人は経験を積みながら乗り越えています。
大切なのは、自分に合っているかどうかを見極めることです。
これから車掌を目指す方にとって、
少しでも参考になれば嬉しいです。
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