車掌の仕事をしていると、日常業務の中でも強い緊張を感じる瞬間があります。
普段は落ち着いて対応していても、一瞬で状況が変わる場面も少なくありません。
僕が今までの業務の中で特に印象に残っているのが、
思わず冷や汗をかいた出来事です。
その瞬間は、頭が真っ白になりかけながらも、
必死に状況を整理して対応する必要がありました。
この記事では、車掌の仕事で一番冷や汗をかいた瞬間について、
当時の状況や感じたことを、実体験をもとに振り返っていきます。
冷や汗をかいた出来事の状況
いっぱい冷や汗をかいた瞬間はあるのですが、こんな場面がありました。土休日の日中、お店がオープンする頃の時間帯、車内は家族連れ、外国人のお客様、旅行や観光で乗っているお客様が多く乗車していてました。駅到着後、発車メロディーを鳴らして、ドアを閉めようと思った瞬間、急にベビーカーだけが出てきました。車掌の位置からは離れた位置で見ずらい場所です。
何かおかしいと思ってドアは閉めませんでした。
その後2秒経ったあとお母さんらしい人が出てきて、これでドアを閉めようと思った状況です。
その瞬間、何が一番怖かったのか
ドアを閉めようとした瞬間、お母さんらしい人が後ろを指差しました。ギリギリのところで閉めるのをという判断をやめました。
発車時間は過ぎているものの何か怪しいと思ったので、もう3秒待ったら、お母さんは車内にもう一度ベビーカーを置いたまま入り込んで、赤ちゃんを抱えて出てきました。
とっさに取った行動
疑わしきは発車させず。どんなに遅れていても自分が絶対に安全と思わない限り発車してはいけないと教えてもらっていたので、乗降はすでに終わっていていたものの、いつもと違う状況だったのでドアの閉扉はしませんでした。
事態が落ち着いた後に感じたこと
お母さんが降りてきて、後ろを指差していたのは子供にむけて早く降りて来なさいそんな状況だったので、一呼吸置いて本当に良かったと思います。
もしそのままドアを閉めていたら赤ちゃんを車内に残し発車させてしまい大変なことが起きていたと思います。発車して監視していたら、その子は1・2歳くらいの赤ちゃんだった気がするので、喋るのもままならない子を置き去りにしなくてホッとしました。
その経験が今の仕事にどう活きているか
乗降が終わっても、まだ乗ってくる降りてくるんではないかときにするように、よりなりました。
平日と土休日では全然違う難しいさがあることを認識して乗務するようにしています。
怖さを持って慎重になることが大事です。
緊張しますが、落ち着いて作業することを心がけています。
車掌の仕事をしていて、冷や汗をかく瞬間は誰にでも起こり得ると感じました。
その場では必死で、正直なところ余裕はまったくありませんでしたが、
後から振り返ると、自分にとって大きな経験だったと思います。
この出来事を通して、どんな状況でも落ち着いて考えることの大切さや、
日頃から準備しておくことの重要性を強く意識するようになりました。
一度冷や汗をかいた経験は、その後の仕事への向き合い方を確実に変えてくれました。
これから車掌を目指す方や、現場で不安を感じている方には、
冷や汗をかく経験も決して無駄ではなく、
次に活かせる大切な一歩になるということを伝えたいです。
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