車掌の仕事に興味を持っている方の中には、「見習い期間ではどんなことを覚えるのだろう」と気になる方も多いと思います。
私自身も、車掌見習いとして現場に出る前は、どのようなことを学ぶのか具体的にイメージできていませんでした。
実際に現場に出てみると、覚えることは想像以上に多く、安全に関わる大切な内容ばかりでした。
最初は慣れないことも多く戸惑うこともありましたが、指導員から一つひとつ教わりながら少しずつ理解していきました。
この記事では、車掌見習いとして現場に出たときに、最初に覚えることや教わった基本について紹介していきます。
これから車掌を目指している方や鉄道の仕事に興味がある方の参考になれば嬉しいです。
車掌見習いの仕事とは
車掌見習いの仕事は、いきなりすべての業務を任されるわけではありません。
まずは指導員と一緒に乗務しながら、車掌の仕事の流れや基本動作を覚えていくところから始まります。
私の場合は1日目・2日目は実際に作業させてもらえず、指導員の作業を見て覚えるということをしていました。指導員によっていきなり作業する場合もあります。
車掌の仕事には、ドアの開閉や車内放送、ホームの安全確認などさまざまな業務があります。
それぞれの動作には決められた手順があり、安全に運行するために正確に行う必要があります。
異常時対応に関しては、異常時に当たらないと出来ないので基本は自分で、こういった異常時に当たったらこのように動くんだとマニュアルで覚えておく必要があります。
見習い期間中は、そうした基本動作を理解し、実際の乗務でどのように行われているのかを学んでいきます。
最初は覚えることが多く大変に感じることもありますが、少しずつ経験を積みながら身につけていくことになります。
見習いで覚える基本動作
見習い期間で最初に覚えるのは、安全に関わる基本的な動作です。
例えば、乗務前に行うアルコール検査や、車両の特徴についての説明などがあります。
電車の運行に関わる仕事であるため、乗務前の確認作業はとても重要になります。
乗務員はアルコール検査を失念するとかなり重いので、忘れないようにして下さい。
また、各駅の注意点やホームの状況についても教わります。
駅ごとにホームの形状や確認するポイントが異なるため、それぞれの特徴を理解しておく必要があります。
こうした基本的な内容を覚えることが、車掌として安全に業務を行うための土台になります。
指導員からよく言われたこと
見習い期間中は、指導員から多くのことを教わります。
その中でも特に印象に残っているのは、「分からないことはそのままにしない」という言葉でした。
乗務中はさまざまな状況が起こるため、曖昧なまま業務を行ってしまうとミスにつながる可能性があります。
そのため、少しでも分からないことがあれば、その場で確認するように言われていました。
その場と言っても、駅間中短いので、乗務終了後戻った時の待機中や退勤前に聞くようにもしていました。
また、教わったことはできるだけメモを取るようにも指導されました。
現場では覚えることが多いため、後で振り返るためにも記録を残しておくことが大切だと感じました。
ちなみにですが、見習い期間中全ての勤務をこなせるわけではありません。
出庫や入庫の作業に関しても限られた回数で覚える必要があります。
見習い期間で大切だと感じたこと
見習い期間を通して感じたのは、基本を大切にすることの重要性です。
車掌の仕事は、決められた手順を一つひとつ確実に行うことが求められます。
そのため、焦らず落ち着いて動作を行うことがとても大切だと感じました。
また、分からないことをそのままにせず、積極的に質問することも重要です。
見習い期間は学ぶための時間でもあるため、教わったことをしっかり理解することが大切だと思いました。
見習い期間を乗り越えるコツ
見習い期間は、覚えることの多さや緊張感から大変に感じることもあります。
しかし、少しずつ経験を積み重ねていくことで、業務の流れにも慣れていきます。
私自身が意識していたのは、その日の出来事を振り返ることです。
乗務が終わったあとに日記のように記録を残すことで、教わった内容を整理することができました。
そうした振り返りを続けることで、次の乗務にも活かしやすくなり、少しずつ自信を持てるようになっていきました。
本当にイメージトレーニングは大切です。
翌日乗る勤務はどうゆう内容なのか予習もしていました。
それについて事前にわからないと思ったことはLINEして聞いたりもしていました。
休みの日も常に仕事のことを考えていたような気がします。数ヶ月の辛抱頑張って欲しいです。
まとめ
車掌見習いの期間では、安全に関わる基本動作や業務の流れなど、多くのことを学びます。
最初は覚えることの多さに戸惑うこともありますが、指導員から教わりながら少しずつ理解していくことができます。
分からないことをそのままにせず確認することや、教わった内容を記録して振り返ることが大切だと感じました。
そうした積み重ねが、車掌としての基本を身につけることにつながるのだと思います。
これから車掌を目指す方や見習い期間を迎える方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
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