「車掌ってサボれるの?」
電車に乗っていると、ふと「この時間って何してるんだろう?」と感じたことがある人もいると思います。
その中で、「実はサボれる時間あるんじゃない?」と思う人も少なくありません。
結論から言うと、
車掌の仕事は基本的にサボることはできません。
ただし、外から見ると「サボっているように見える瞬間」があるのも事実です。
この記事では、現役の視点から
・なぜサボれないのか
・サボっているように見える理由
・実際の仕事のリアル
をわかりやすく解説します。
結論:車掌はサボれない仕事
大体のミスはヒューマンエラーかと感じています。
その一つがサボっていたからと言っても良いくらい作業の省略、雑念等があると思っています。
このミス一つが、ドアに挟んでお客様を怪我させてしまったり、走行中であったら緊急停止させて大きな揺れで転倒させての怪我
自分のせいでそうさせてしまうことがあります。
緊張感持って常に始発から終点まで担当する責任ある重要な仕事を任されている役目があります。
なぜサボれないのか
・お客様を安全に目的地まで輸送する使命がある為
・ダイヤ通り定時で運行させる必要がある為
・一つのミスが大きな影響を与えてしまう為
など、一瞬一瞬責任ある仕事です。
サボったらどうなるか、基本作業を抜いてやったらどうなるか考えてみるだけで怖いと思います。
サボっているように見える瞬間
「駅間途中」だと私は、思います。
今は自動放送が主流になってきているので、駅間中は車内監視が車掌の役目です。「車内に異常があったらすぐ動ける状態にする」
また、その時に水分補給をしたりしていますが、何かお客様の目から見て、特別何かやっているようには見えないと思います。
後は、駅間走行中に客室を見るのではなく、線路の方向(後方)ばかり見ている人はサボって見えてもおかしくないかと思います。
実際のリアル
私の場合は、駅間中は次駅以降の途中駅どのようにやっていくか考えています。
・遅延していたら、回復出来る箇所はないか?
・時間調整駅があったら、早発しないよう注意する確認
・次駅以降の注意箇所の確認(合図やダイヤ乱れがあって先行列車に接近していたら間隔調整や信号が空いてない可能性を想定)
頭の中でイメージをしていますが、何かメモしたりそういう事はしてないので、お客様目線では車掌は忙しそうとかは思われないかと思います。
後、もう一つ伝えたいことがあります。
明けの乗務は、すごい眠いです。電車の揺れが気持ちよく感じて眠たくなる瞬間が多々あります。
正直、生理的現象なのでどうしようもないのですが、私は眠気を感じたら乗務員室内でストレッチしています。
もしかしたら、サボっているように見えてしまうかと思いますが、私なりの眠気防止の対策で、お客様を安全に輸送する為に必要な行動と捉えています。
絶対に乗務していたら、ほぼ確実に眠気に襲われる瞬間があります。この時は、寝たら一発アウトなので自分なりの対策をして乗り切って欲しいと思います。
もしサボったらどうなる?
ニュースで見かけたことあるかと思います。
・居眠りをしていた
・持ち込み禁止の携帯電話を使っていた
など、取り上げられてしまいます。
お客様は、車内でもホームでも常に見ています。
「何やってるの?」と疑問と思ったことなど、すぐに写真に撮られSNSとかで拡散されてしまい、取り返しのつかない状況になってしまいます。
・信頼も失います
・周りに迷惑もかけます
・乗務もしばらく停止になると思います
あの時気をつけておけば良かったと思っていては時既に遅しです。
サボりで、大きなミスに繋がることもあります。
まとめ
サボるとどうなるか?
その状況や内容によるかと思いますが、取り返しのつかないようなことになってしまうこともあります。
お客様は常に見ています。
サボっているように見えてしまうような行動をしないように心がけることです。
実際、車掌がサボれる仕事ではありません。
むしろ、一瞬の油断が大きな事故につながる責任の重い仕事だからこそ、常に周囲を確認しながら、安全第一で乗務しています。
今回の記事で、駅間中に何を考えているのか、もしも居眠りや持ち込み禁止品を持っていたらどうなるか、参考にして頂ければ幸いです。
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