カテゴリー: 車掌の仕事

  • 車掌になるには?必要な資格と採用の流れを鉄道社員が解説

    鉄道の仕事に興味がある人の中には、
    「車掌になるにはどうすればいいのか?」と気になっている方も多いと思います。

    電車のドアの開閉や車内放送を行い、安全に列車を運行するために欠かせない存在が車掌です。
    私自身も鉄道会社に入社し、見習い期間を経て車掌として働くようになりました。

    この記事では、実際に鉄道会社で働く立場から、
    車掌になるための方法や必要な資格、採用の流れについて解説します。

    これから鉄道会社への就職を考えている方の参考になれば嬉しいです。

    車掌になるために特別な資格は必要?

    結論から言うと、車掌になるために特別な資格は必要ありません。

    多くの鉄道会社では、まず会社に入社し、その後の研修や現場経験を通して車掌になる流れが一般的です。

    そのため、

    ・特別な国家資格
    ・専門学校での資格

    などが必須というわけではありません。

    ただし、鉄道会社に入社する際には適性検査や面接があり、
    安全に関わる仕事であるため、責任感や注意力などが重視されることが多いです。

    また、入社後には社内試験や研修があり、それをクリアすることで車掌として乗務できるようになります。

    鉄道会社に入社してから車掌になるまでの流れ

    鉄道会社によって多少の違いはありますが、一般的な流れは次のようになります。

    ① 鉄道会社へ入社
    ② 駅業務などを経験
    ③ 車掌への試験
    ④ 車掌見習い
    ⑤ 車掌として乗務開始

    多くの会社では、最初から車掌として働くわけではなく、
    駅員として経験を積んでから車掌になるケースが多いです。

    駅業務では

    ・改札業務
    ・ホームでの安全確認
    ・お客様対応

    などを経験し、鉄道の基本的な知識や安全意識を身につけます。

    その後、社内試験や研修を経て、車掌の見習いとして現場に出ることになります。

    ③の車掌への試験で具体的に説明すると
    大きく分けて
    1:学科試験
    2:適正検査
    3:身体検査
    4:面接

    これがあります。
    1:学科試験に関しては、会社の基準や規則についてテストします。また一般常識もあります。
    2:適正検査に関しては、鉄道会社に入社するために行う「クレペリン検査」これが車掌試験においても同様にあります。
    3:身体検査に関しては、聴力・視力・血圧・心電図・脳波・内科など複数項目あります。
    4:面接に関しては、面接官によるので質問は様々です。志望理由や意志の確認があります。

    車掌見習い期間で学ぶこと

    車掌見習いになると、まず研修で乗務員として必要な知識を身に付ける為に座学があります。その後全ての試験に合格すると現場配属になって指導員のもとで実際の列車に乗務しながら仕事を覚えていきます。

    見習い期間中に主に学ぶのは、次のような内容です。

    ・ドア開閉の基本操作
    ・車内放送
    ・安全確認の手順
    ・異常時の対応
    ・各駅の特徴や注意点
    ・報告・連絡・相談の仕方
    ・各行路の注意点

    私自身も見習い期間中は覚えることが多く、最初は戸惑うこともありました。ミスもいっぱいしてきています。

    しかし、指導員から教わったことをメモし、毎日振り返りを行うことで、少しずつ仕事に慣れていきました。
    ※駅間中のメモは電車の揺れがあったりしてかなり難しかったので、乗務中用のメモと清書用のメモがあった方が良いと思います。

    見習い期間は大変な部分もありますが、ここで学んだことはその後の乗務でもとても役に立ちます。

    車掌に向いている人の特徴

    実際に働いて感じたのは、車掌の仕事には次のような人が向いているということです。

    ・責任感がある人
    ・周囲をよく確認できる人
    ・落ち着いて行動できる人
    ・時間を守れる人

    車掌は多くのお客様を乗せて運行する列車の安全を支える仕事です。
    ダイヤが決められているので時間通り運行させる為に考えながらやる必要もあります。

    そのため、どんなときでも落ち着いて判断し、安全を最優先に行動することが大切になります。

    これから車掌を目指す人へ

    鉄道の仕事は責任も大きく、決して楽な仕事ばかりではありません。

    しかし、自分が乗務している列車が安全に目的地へ到着したときには、大きなやりがいを感じる仕事でもあります。

    最初は覚えることが多く不安に感じることもあるかもしれませんが、経験を積むことで少しずつ自信もついてきます。

    大きく分けて試験は先ほど記載した流れになるので、その為に準備して欲しいと思います。筆記試験で落とされるのでは本当にもったいないです。
    努力さえすれば、足ぎりラインは超えられると思います。
    それから行われる身体機能の検査に関しては、どうにも出来ない場合があるかもしれませんが、まずはチャレンジして見てください。

    鉄道の仕事に興味がある方は、ぜひ挑戦してみてほしいと思います。

    まとめ

    車掌になるためには、特別な資格が必要というわけではなく、
    まず鉄道会社に入社し、研修や経験を積むことが一般的です。

    駅業務などを経験したあと、社内試験や研修を経て車掌見習いとなり、最終的に車掌として乗務するようになります。

    見習い期間は覚えることも多く大変な部分もありますが、その経験は必ずその後の仕事に役立ちます。

    これから鉄道会社を目指す方にとって、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

    ・車掌の仕事はきつい?実際に働いて感じた本音については、こちらの記事に書いています。

    ・車掌見習いで最初に覚えることについての記事は、こちらに書いています。こちらも併せて読んで頂けますと幸いです。

  • 車掌の仕事で意外と大変なこと|やってみて分かった現実

    車掌の仕事というと、
    「ドアを開け閉めする」「車内アナウンスをする」など、比較的シンプルな仕事に見えるかもしれません。

    しかし実際にやってみると、想像していなかった大変さを感じる場面がいくつもあります。

    今回は、私が車掌として働く中で感じた「意外と大変なこと」について書いてみたいと思います。

    常に周りを見て行動する必要がある

    車掌の仕事は、ただ決められた作業をするだけではありません。

    ホームの状況やお客様の動き、乗降の様子、車内の状況(空調管理も含みます)、アナウンスがちゃんと聞こえる状態かなど、常に周りを見ながら行動する必要があります。

    例えば、発車のタイミングでも、駆け込み乗車がないか、ドア付近に危険な状況がないか、ドア挟みしていないかなどを確認しながら判断します。

    一つの判断が安全に関わるため、集中力を切らさないことが大切です。

    時間を意識しながら行動する

    鉄道は基本的にダイヤ通りに運行しています。
    乗務員に関しては秒単位で管理しています。
    上司が乗ってきたら、秒単位の遅れ等報告しています。
    引継ぎ時も同様に秒単位です。
    乗車降車するお客様には電光掲示板や時刻表にも載っていますが秒単位ではなく分単位です。

    そのため、車掌も時間を強く意識しながら仕事をする必要があります。自分の列車が遅れているからと言って、作業を省いて短縮することないようにして下さい。

    ドア扱いや確認作業など、やることは多いですが、必要な確認をしながらスムーズに進めなければいけません。

    安全を守りながら時間も意識するという点は、意外と大変だと感じる部分です。

    大変の他に、経験年数が若い方は時間に追われることに集中が行ってしまいミスが多発する傾向があります。

    体力も意外と使う

    車掌の仕事は立ち仕事が多く、意外と体力を使います。

    長時間立ったまま乗務することもありますし、車内を歩いて確認する場面もあります。

    また、混雑している列車では、車内の状況を確認するだけでも大変なことがあります。

    明けでは、立ってるだけなのにめちゃくちゃ身体疲れているじゃんと感じると思います。
    私は、明けのほとんどが帰った後寝てしまいます。
    結構運動する習慣があってもこうなっているので、参考にして頂ければと思います。

    こうした部分は、実際にやってみて初めて分かる大変さかもしれません。

    責任を感じる仕事

    車掌の仕事は、多くのお客様の安全に関わる仕事です。

    そのため、一つ一つの確認や判断に責任を感じる場面があります。
    車内放送もみんな聞いています。
    先日仕事の帰り道にホームで異常のブザーが鳴ってしばらく動きませんでした。
    車掌の放送を待ってみると、具合の悪いお客様の対応を行なっているとのことでした。
    いち早く状況を説明することの大事さを客観的に見て分かった瞬間でした。
    自分自身も同じようなことがあったらすぐに状況を伝えることを意識しようとより思いました。

    最初は緊張することもありましたが、経験を重ねる中で「安全を守る仕事なんだ」という意識が強くなりました。

    大変なこともありますが、その分やりがいを感じる仕事でもあります。

    まとめ

    車掌の仕事には、外から見るだけでは分からない大変さがあります。

    周囲の状況を確認しながら行動すること、時間を意識すること、体力面、そして安全に対する責任など、さまざまな要素があります。

    実際に働いてみて初めて分かることも多いですが、その経験を通して車掌という仕事の大切さを改めて感じています。
    もしもっと聞きたいということがあったら相談して頂ければと思います。

    車掌の仕事で大変だと思う「確認」についての記事は、こちらの記事に書いています。

  • 車掌の仕事で大切だと思う「確認」|安全を守る為に必要なこと

    車掌の仕事では、さまざまな場面で「確認」を行います。

    ドアの開閉やホームの安全確認、発車前の確認など、一つ一つの作業は安全な運行のために欠かせないものです。

    一見すると当たり前の作業に見えるかもしれませんが、その確認の積み重ねが事故やトラブルを防ぐことにつながります。

    今回は、車掌の仕事で私が大切だと思っている「確認」について書いてみたいと思います。

    確認が安全を守る為に欠かせない

    車掌の仕事では、さまざまな場面で確認を行います。
    ドアの開閉、ホームの状況、発車前の安全確認など、どれも列車を安全に運行するために欠かせない大切な作業です。

    作業の前に大事な確「確認」があります。
    それは乗務開始の時間、次回乗務の確認、引継ぎ場所の確認です。これを間違えてしまうと、そもそも乗務に間に合わないかもしれないので本当に注意して下さい。
    私は、何十回も見て確認するように気をつけています。
    見習いの時は、乗務開始までの10前には指導員を見つけて声かけるようにしていました。
    その理由は指導員が次の準備までに余裕を持てる時間だと思っていたので、そのようにしていました。
    時間ギリギリだとトイレに行く余裕すらなくなってしまうのでゆとりを持った行動をお願いします。

    乗務中の作業に関して一つ一つの確認は地味に見えるかもしれませんが、これを丁寧に行うことで事故やトラブルを防ぐことができます。
    そのため車掌にとって確認は、毎日の仕事の中でとても重要な役割を持っています。

    当たり前のことを当たり前に行う

    確認は特別なことではなく、毎日同じように行う基本的な作業です。
    しかし、慣れてくるとつい確認が甘くなってしまう可能性もあります。眠い時も全然いつもの乗務ができなくなります。

    先日の乗務で明けの乗務が本当に眠くてやばかったので、乗務員室でアキレス腱を伸ばすストレッチをしたり、顔を出す窓を駅間中開けて眠くならないように対策をしてこなした日がありました。
    毎日同じように確認してるのに確認が甘くなりそうだったので皆様もそのような状況になりうる場合があるので気をつけて頂ければと思います。

    だからこそ、どんなときでも気を抜かず、当たり前のことを当たり前に行うことが大切だと感じています。
    基本をしっかり守ることが、安全につながると思います。

    小さな確認が大きな事故を防ぐ

    一つ一つの確認は小さなことかもしれません。
    しかし、その小さな確認が大きな事故を防ぐことにつながります。

    少し前にあったことです。車庫に入れて折り返し運転して行く乗務があったのですが、駅の合図を確認し間違いないことを確認した上でドアを閉扉したのですが、一瞬の隙に駆け込んで車庫まで連れて行った事象がありました。
    車庫到着後お客様にどこで降りるか等の必要事項を聞いて絶対に車外脱出はしないようお願いして折り返し電車出発させたことがありました。
    念入りの確認をしてもそのようなことがあったのですが、ここで一番重要なポイントは車庫でお客様とやりとりここが一番大事です。お客様はかなり内心動揺しています。
    そこの不安を取り除くこと。
    ここの確認を忘れないで下さい。
    全然あり得る事象なので併せて参考にして頂ければ幸いです。

    車掌の仕事では、何も起こらないことが一番です。
    そのためにも、これからも一つ一つの確認を大切にしながら仕事をしていきたいと思います。

    確認を続けることの大切さ

    確認は一度やれば終わりというものではありません。
    毎日同じように繰り返して行うものです。

    同じ作業が続くと、慣れから気持ちが緩んでしまうこともあります。
    しかし、その慣れがミスにつながる可能性もあります。
    必要以上に確認していいかもしれません。

    だからこそ、どんなときでも確認を丁寧に行うことが大切だと感じています。

    まとめ

    車掌の仕事において、確認はとても大切な作業です。

    一つ一つの確認は小さなことのように見えますが、それが安全につながっています。

    これからも基本を大切にしながら、確認を怠らず仕事に向き合っていきたいと思います。

    車掌の仕事で意識している「集中力」についての記事は、こちらに書いています。

  • 車掌の仕事で意識している「集中力」|安全を守るために大切なこと

    車掌の仕事では、さまざまな確認や判断が求められます。

    その中で大切だと感じているのが「集中力」です。

    ほんの少しの気の緩みが、大きなミスにつながる可能性もあります。

    今回は、現場で意識している“集中力”について書いてみたいと思います。

    集中力が必要な仕事

    車掌の仕事では、常に周囲の状況を確認しながら業務を進めていきます。集中力がものすごく重要な仕事と言っても良いくらい大事です。

    ホームの安全確認、ドア扱い、出発合図。

    一つ一つの動作は決して複雑ではありませんが、どれも大切な業務です。
    ずっと集中するわけではなく、上記のようなポイント箇所を押さえてその時は集中する。これさえしっかり出来れば大丈夫です。

    だからこそ、その瞬間ごとに集中することが必要だと感じています。

    慣れが集中力を下げることもある

    仕事に慣れてくると、同じ業務の繰り返しに感じることもあります。

    しかし、その慣れが集中力を下げてしまうこともあります。

    「いつも通りだから大丈夫」

    そう思ったときほど注意が必要だと感じています。

    私は、「食事を取った後」「自分自身の体調」「明けの乗務」では自分でもわかるくらい集中力が下がっているなと感じているので、
    例えば「食事を取った後」
    眠くなりそうだなと感じたら、詰所で5分でも良いから目を瞑るようにしています。
    後は、ラムネを食べて集中する準備をしています。

    「自分自身の体調」
    私は緊張していないなと思っても乗務していると尿意を感じ、よくトイレに行きたくなるので終点まで行ったら必ずトイレに行くと決めて、その区間は集中すると決めて乗務しています。

    「明けの乗務」
    最も集中力が下がっているところです。
    作業に慣れていると眠気と重なってミスしてしまう可能性が高くなります。
    なので、寝る前の対策でストレッチをする・目を温めてる・疲労回復ウェアの衣類を着るなど自分なりの対策をして心がけています。
    それでも眠かったら、栄養ドリンクを飲んだりして対策するのと同時に乗務中は、より声を出して指差確認をしています。

    集中力を保つために意識していること

    集中力を保つために、私は声出し確認を大切にしています。

    声に出して確認することで、意識がはっきりと業務に向きます。

    また、一つ一つの動作を丁寧に行うことも意識しています。

    ずっと集中するのは絶対に難しいのでその他には、駅間途中はリラックスするようにしています。

    他に箇条書きにして集中力を保つ為に意識していることは
    ・お風呂は出来るだけ熱いシャワーで浴びたり
    ・集中力が保てるお菓子を食べたり
    ・乗務待機中少し仮眠を取ったり
    ・コーヒーを飲んでカフェイン摂取して眠気防止したり
    ・疲労回復ウェアを着て寝たり
    ・仕事前の日は早く寝たり
    このような対策をしています。

    当たり前のことですが、その積み重ねが集中力を保つことにつながると感じています。

    集中力は安全につながる

    集中力は、自分のためだけではありません。

    列車の安全、お客様の安全を守るために必要なものです。

    特に「明けの乗務」は人間しっかり睡眠を取らないと眠くて集中することなんて難しいので、やばいなと感じたら指令に連絡して応援を求めるなどした方が絶対良いです。

    集中力をキープする為に、私は色々対策しているのですが自分なりに何か見つけておいて下さい。
    車掌を目指す方は、何ヶ月間は指導員について仕事します。
    駅間も正直気を抜けず感覚的にはずっと集中している感覚です。
    めちゃくちゃ疲れると思います。
    そういう場合は、勤務の前日たっぷり睡眠する・休憩中・乗務終了で明けまでの仮眠の間をどのように対策するかで集中力が全然違うと思います。

    私自身は、これからも一つ一つの業務に集中しながら、基本を大切に仕事に向き合っていきたいと思います。

    まとめ

    集中力は特別なものではなく、日々の意識の積み重ねだと感じています。

    慣れに流されることなく、一つ一つの業務に集中すること。

    それが安全につながる大切な姿勢だと思います。

    車掌の仕事で意識している「冷静さ」についての記事は、こちらに詳しく書いています。

  • 車掌の仕事で意識している「冷静さ」|安全を守るために必要なこと

    車掌の仕事では、想定外の出来事が起きることもあります。

    そのときに大切だと感じているのが「冷静さ」です。

    焦りや不安に流されず、状況を正しく見ることが安全につながると感じています。

    今回は、現場で意識している“冷静さ”について書いてみたいと思います。

    焦りは判断を鈍らせる

    見習い時代は、少しのトラブルでも頭が真っ白になりそうになることがありました。

    「どうしよう」と思う気持ちが先に立ち、本来見るべきものが見えなくなってしまいます。

    焦りは判断を鈍らせる。

    これは現場で強く感じたことの一つです。

    では1つ焦って判断が鈍ってしまった例を紹介します。
    駅到着後、私の列車はお客様を降車させて車庫に入れてから再度出庫させるという乗務がありました。

    駅員が降客の案内をしていてドアを閉めていい合図を私は待っているそんな状況でした。
    合図が来て、ドアを閉めて、再度車内を確認しているところOKの合図がきて車庫に入れるところでしたが私はテレビモニターの確認チェックを怠りました。合図ばかり気にしていたのでそのようなミスをしてしまいました。
    駅員がOKの合図が出ているので、列車が止まるなどの問題はないものの指導員から教わったことを失念したので
    車庫に入った後、怒られました。なぜ確認が必要か車掌の目でも確かめないと万が一挟んでいたら引きづっちゃうとご指導頂きました。
    車庫に入って、次の発車準備をしなきゃいけないと焦りの気持ちで今度は機器点検や行先設定などやらないといけない作業に関して抜け漏れが出て、冷静さは失ってその日の乗務は全然ダメだったことを覚えています。

    「どうしよう」と言う気持ちは周りが見えなくなってしまうと実感した瞬間でした。

    冷静さは経験から生まれる

    経験を重ねる中で、少しずつ状況を客観的に見られるようになってきました。

    まずは深呼吸をする。「特に異常時」
    手順に戻る。「特に作業中に声をかけられて中断した時」
    基本を確認する。「特に報告手段」

    冷静さは特別な才能ではなく、日々の積み重ねの中で身につくものだと感じています。

    入庫・出庫
    基本的には通常の作業ですが、私は未だに緊張します。
    理由は合図や信号を確認する必要があるからです。

    ですので、もし自分の乗る列車がどちらか担当するときには事前にそのようなことはわかっているので、準備をして落ち着いて対応できるようにしています。

    冷静でいるために意識していること

    常に完璧に冷静でいられるわけではありません。(私は所定通りの時刻に運行できていないと常に冷静というわけではありません。)

    それでも、焦りを感じたときほど動きをゆっくりにすることを意識しています。
    理由は回復しようと作業を短縮してしまうとミスしてしまって余計に遅延が膨らんでしまったり、場合によっては事故してしまうリスクがあるからです。

    どんな状況の時も、
    声出し確認を丁寧に行う。
    一つ一つの動作を確実に行う。
    指差確認呼称は徹底しています。

    行動を整えることで、心も整っていくと感じています。

    冷静さは安全につながる

    冷静であることは、自分のためだけではありません。

    お客様の安全、列車の安全を守るために必要な姿勢です。

    車掌の仕事は確認すべきことがたくさんあります。焦ってしまうと失念してしまうことがあります。
    時間に関していうと、例えば何時何分00秒の発車で59秒に発車させてしまうと早発になってしまいます。
    信号に関していうと、いつもは進行信号なのに列車が詰まっていると停止信号の場合もあり、それで信号無視してしまうと危険です。
    合図に関していうと、駅員の作業中にドアを閉めてしまうと場合によっては車庫にお客様や駅員を連れて行ってしまいます。

    その他にもいろいろありますが、冷静でいることで間違いない判断が出来ます。
    危険箇所はいっぱいあるので注意して安全の為に落ち着いて作業してして欲しいと思います。
    私自身もこれからも基本を大切にしながら、冷静な判断ができる車掌でありたいと思います。

    まとめ

    冷静さは一瞬で身につくものではありません。

    日々の確認や積み重ねの中で育っていくものだと感じています。

    これからも焦らず、一つ一つの業務に向き合っていきたいと思います。

    車掌の仕事で意識している”余裕”についての記事は、こちらに書いています。

  • 車掌という仕事で感じる”やりがい”|続けてきて思うこと

    車掌の仕事は、目立つ仕事ではないかもしれません。

    毎日同じように見える業務の繰り返しです。

    それでも、続けてきた中で感じる“やりがい”があります。

    今回は、現場で感じているやりがいについて書いてみたいと思います。

    何も起きない一日が終わること

    私は車掌以外にいろんな業務を経験してきて、今この仕事に1番やりがいを感じています。
    もちろん駅の仕事も魅力ややりがいたくさんあります。むしろ定年まで駅員でいようと感じていたくらい楽しかったのですがチャレンジ出来る募集があったので受けてみて車掌になったら、そっちの方が良かったと感じています。
    本社にいた時も、この先どのように会社が進化していくか知って必要な情報を現場に展開していくので、本社の仕事もやりがいはすごく感じていました。ただ、立場が一気に逆転するので資料作りや業務内容の説明を現場に伝えるのは結構大変でした。
    具体的には、現場では先輩や上司に言われたことを、こなすそんなポジションでしたが、本社に行った瞬間、駅の1番偉い人やその次の偉い人に対して説明するので立場が逆転したようになりました。良い経験だったのですが、車掌と比べると車掌の方が楽しくかつやりがいを感じて仕事出来ているのだと感じています。

    では、何も起きない1日が終わることとはどういうことなのか、お伝えしたいと思います。
    ・無事に終わる安心感
    ・当たり前の重み
    ・安全が守られた実感
    があります。

    担当する列車に乗務し、例えばラッシュの時間だったとしたら車内にはものすごく多くのお客様が乗車しています。
    このお客様を全員何ごともなく1駅1駅こなして終点まで輸送できた時は、車掌としてしっかり乗務できたんだなと安心感があります。最初のうちは自信にもつながると思います。

    責任ある仕事なので、自分の時間も多く確保されている仕事です。事故(ミス)さえ起こさなければ自分時間がいっぱい作れるのも本当に乗務員って良いなと思えると思います。

    逆にちょっとしたことでも普段と違う違和感を感じたら発車させずに報告等してその場の対応が終われば、帰宅してから電話がきたりしないのでしっかり対応してもらえればと思います。


    やりがいは乗務している時だけでなく、労働時間もやりがいにつながっている1つだと私は感じています。

    鉄道会社に入ったなら、鉄道会社に入らないと出来ない仕事なので目指すだけ目指すのは良いのではないかと思います。

    お客様の何気ない一言

    特に土休日は観光や遊びに行くお客様が乗務員室前に来て車掌の動きを興味深そうに見てきます。
    外国人のお客様は、写真や動画も撮ってきます。
    私は、それほど注目されている仕事なんだと思い応じています。
    子供達は手を振ってきたりしてくれて降りる時はバイバイと言ってきたりしてくれます。
    小さなことでも会釈してくださったり反応を感じ取ることができるので、
    正直な感想やっていて楽しいなと思います。

    車掌は駅員の延長線上とも思っていて、駅停車中は乗り換え箇所であったり商業施設等聞かれたりします。
    親切心を持って対応することで感謝されます。

    そう言った時にもやりがいを感じます。

    自分の成長を感じる瞬間

    見習い時代とは全然違って、ダイヤは決められている中で自分のペースで仕事できるのは良いところです。
    見習いの時は、乗務中指導員の顔色を伺ったりミスしないように常に緊張しっぱなしで、詰所に戻ってきたら先輩達に良いふうに見せようとゴミ捨てしに行ったりそんなことばかりやってましたが、全部それが今活きているように思います。
    乗務中、周囲を見れる余裕も出来てきて、安全意識を持って作業出来るようになりましたし、時間管理(定時運行)も出来るようになりました。
    見習い時代緊張しっぱしだった経験は今では、異常時に当たっても落ち着いて対応出来るようになりましたし、全てつながっているんだと思います。

    見習い時代踏ん張って頑張ってきたことが今成長を感じられています。

    一人で乗務していますので、乗務員室とても広く感じています。
    ここは駅間が長いから水分補給しようであったり余裕も出てきました。
    一人空間を感じられるほど、今は乗務員っていいなと思えてるくらいなのでこの仕事の良さを感じています。

    やりがいは派手ではない

    簡単に言うと、ドラマみたいな感動が毎日あるわけではないと言うことです。
    例えば、
    ・大事故を防いだ
    ・ヒーローみたいに感謝された
    ・大きなトラブルを解決した
    などこういう”達成感”は毎日は起きません。

    実際のやりがいは
    ・今日も無事に終わった
    ・何も起きなかった
    ・基本を守れた
    ・落ち着いて判断できた
    こう言う地味な積み重ねの中にあると思っています。

    私が、他の記事でも書いてきた
    ・確認
    ・目配り
    ・切り替え
    ・責任
    ・基本
    全部「派手ではないこと」です。
    でもそれが安全を支えていると思っています。

    実際に車掌になってみたから言えることですが、やりがいは本当にあります。
    最初は大変ですが、やってみた方が絶対いいです。
    そのくらい胸を張れる仕事だと思っています。

    まとめ

    やりがいは特別な出来事の中にあるのではなく、日々の積み重ねの中にあると感じています。

    これからも基本を大切にしながら、この仕事と向き合っていきたいと思います。

    車掌の仕事で基本を守ることについてに記事はこちらに書いています。

  • 車掌という仕事で“慣れ”が怖いと感じる理由|現場で意識していること

    車掌の仕事を続けていると、少しずつ業務に慣れてきます。

    慣れること自体は成長の証でもありますが、同時に怖さも感じるようになりました。

    それは「慣れ」が油断につながる可能性があるからです。

    今回は、現場で感じている“慣れの怖さ”について書いてみたいと思います。

    慣れることは悪いことではない

    ・スムーズに動ける
    ・余裕が生まれる
    この2つがあるのかなと思います。
    安定運行の為に、時間管理も出来るようになってきますし放送もスムーズに出来るようになります。
    ドアの開け閉めに関しては慣れもあるのですが、お客様はいつも同じではないので、簡単に閉めれるっていうわけではありません。

    ただ乗務するにあたり、心の余裕はすごく慣れによって出来るようになってきます。
    準備の仕方が全然違うかなと思います。

    先日の乗務でもダイヤが乱れて、行先変更とか途中駅調整など指令からの指示がたくさんあって、きっとこの先自分の列車も連絡が来るんだろうなと思っていたら、やっぱり連絡が来たというのがありました。
    準備をしていたから、落ち着いてメモして運転士と情報共有出来たのが慣れだったのかなと思います。
    また、なんで時間調整しているのかも、後続列車が遅れているのか状況把握も出来ていることによってお客様にもすぐにお伝えすることが出来ました。

    しかし「慣れ」は油断にもなる

    ・確認が雑になる可能性
    ・思い込みが生まれる危険
    ・小さな違和感を見逃す
    こういったものがあるのかなと思います。

    見習いが終わって3ヶ月くらいが1番慣れを感じると思うのですが、ここでミスすることが逆にたくさん出てきます。
    「確認が雑・思い込み・違和感を見逃す」これが全て重なって起こるむしろ起こった事故は
    合図を見逃す→お客様を挟んだまま発車させる可能性あり
    逆側ドア開扉→眠気と重なり到着前に慌ててドアを開扉してしまう
    信号無視→常に開いているものだと思い込み発車ブザーやメロディーを鳴らしてしまう
    回送開扉→回送電車にも関わらず間違えてドアを開けてしまう。乗車したお客様を全員下ろさないといけないので、ものすごく発車まで時間がかかる。そのまま入庫する電車ではなく、回送で持って行って折り返しお客様を乗せる電車なら、最初から大幅な遅延になる可能性あり

    慣れてきた時に、こういったことをやってしまった方は見てきて、すごく落ち込んでいましたので、本当に気をつけて欲しいと思います。

    え???と思うかもしれませんが全然あるミスなので自分が該当者にならないように参考にして頂ければと思います。

    なぜ慣れが怖いのか

    ・安全に直結する仕事だから
    ・一瞬の判断が影響するから
    これだからだと思います。

    慣れによる良いこと、自分のペースで淡々とこなせるようになるのは気持ちも楽ですしいっぱい良いことがあるのですが、ちょっとしたこと自分が考えごとをしていたであったりして安全が安全でなくってしまうことがあります。

    また判断が必要な場面で誤ったことをしてしまうとミスであったり遅延にも影響してきます。

    安全だからお客様が信頼して利用してもらっているので、責任を持って乗務することが大切です。

    1つ大事なことをお伝えします。
    後、何駅かドア閉めれば帰れるってところは雑念が特に起きやすいです。
    最後の最後まで気を抜かないようにしていれば大丈夫ですので、気をつけて頂ければと思います。

    今、自分が意識していること

    ・基本を繰り返す
    ・毎回同じ緊張感を持つ
    ・「大丈夫」と決めつけない
    ということを意識しています。
    乗る線路はいつも同じです。自分のやってきた経験がどんどん活きますし乗客数やこの駅は平日・休日で乗り降りの状況が違うなどの変化もわかるようになってきます。

    ただ、基本作業は変わりません。毎回同じ緊張感を持って乗務していればミスもしません。

    無事故で帰って来れば、これほど良い仕事はないので何事もなく乗務から帰ってきて欲しいです。

    まとめ

    慣れることは成長の証ですが、安全に関わる仕事では油断につながる可能性もあります。

    だからこそ、基本を繰り返し、毎回同じ気持ちで向き合うことが大切だと感じています。

    これからも“慣れ”に流されず、初心を忘れない姿勢を持ち続けていきたいと思います。

    車掌の仕事は楽しい?ということについての記事は、こちらに詳しく書いています。

  • 車掌の仕事は楽しい?実際に感じていること

    車掌の仕事は大変そう、きつそうというイメージを持たれることが多いかもしれません。

    では実際に働いていて「楽しい」と感じることはあるのでしょうか。

    今回は、現場で働く中で私自身が感じていることを正直に書いてみたいと思います。

    楽しいだけの仕事ではない

    私は楽しいから今の仕事を続けていますが、決して楽しさだけではありません。
    ・緊張感
    これを感じる箇所は乗降が多い駅であったり、急に起こる可能性があるトラブルがあったりするので乗務中緊張を感じることがあります。
    ・責任
    車掌一人の作業が始発駅から終点まで何百人も乗せて安全に目的地まで輸送しなければならない交通インフラとしての責任があります。
    ・神経を使う場面
    テレビでよくニュースを見ると思いますが、トラブルによる運転見合わせになった時には車掌はものすごく大変です。
    情報収集して電車がいつ動くのか車内のお客様に放送したり、ホーム上にいるお客様も電車が動くのを待っているので、直接聞きにきたお客様対応をしたり、自分が何をしなければいけないのか考えさせられます。

    通常通り電車が動いている時の駅到着時は常に神経を使っていますので神経を使う場面はものすごく多いということを知っておいて欲しいです。

    それでもやりがいを感じる瞬間

    ・無事に終えたとき
    自分は車掌としてやれているんだと感じられます。
    お客様は当たり前のように目的地まで行けると思っていますので、その当たり前をしっかりできた時には達成感も感じられます。
    ・乗客対応がうまく行ったとき
    ドアの開け閉めがうまく行った時には「よし」って思うことがあります。
    乗り降りが多くて、なかなか途切れないことなんて日常茶飯事なのですが、一瞬だけ必ず途切れます。
    その一瞬を見流さないで、ここだというタイミングで閉操作をしてうまく閉めれた時には完璧と自分を褒めて合わせて楽しさも感じられます。
    挟まないことは難しいのですが、遅延にもなりずらいですしお客様も安全なので大事なことです。
    ・チームで乗り切った時
    トラブルが起きた時には関係するところに報告連絡して対応にあたるのですが、どんな事象であっても運転再開出来た時には安堵と安全に発車出来たんだと達成感があります。
    この時は本当に一人じゃないんだと感じられます。

    見習い時代は楽しさを感じる余裕がなかった

    「覚えなきゃ」という考えが一番に働くと思うので、やりがいどころではなかったのかと思います。
    でも、これをクリアして一人でやる時には絶対に楽しい仕事だと感じていましたし、実際今乗務員としてものすごくやりがいを感じられて楽しいと思っています。

    どんな仕事も最初は余裕なんてないと思います。
    1ヶ月→3ヶ月→6ヶ月→1年
    大体このスパンで大変と思う山はありますが、これを乗り越えた先は楽しさが待っています。

    自分も経験して今の楽しさがあるので、是非乗り越えて欲しいです。

    今感じていること

    楽しいもあるのですがそれよりも”誇り”と感じています。
    この経験を出来る人はそう多くはありません。鉄道会社に入っていないと出来ない特権です。
    鉄道会社に入っていても、適正・試験に合格しないとなれない選ばれた人だけなので、頑張ってきてよかったと思います。

    続けてきたからわかることもたくさんあります。
    魅力は絶対あります。
    色々経験してきたからこそ言えますが、正直入社してすぐ受けてもよかったと思っています。そのくらい良い仕事です。

    まとめ

    車掌の仕事は決して楽な仕事ではありません。

    しかし、責任ある仕事をやり遂げたときの達成感ややりがいは、この仕事ならではのものだと感じています。

    楽しいという言葉だけでは表せませんが、続けてきて良かったと思える瞬間は確かにあります。

    車掌の仕事で、体調管理について書いている記事はこちらにあります。

  • 車掌の仕事で意識している体調管理|緊張が続く現場で大切にしていること

    車掌の仕事は、体力だけでなく神経も使う仕事です。

    常に緊張感があり、集中力を保ち続ける必要があります。

    そのため、体調管理は仕事の一部だと感じています。

    今回は、私が現場で意識している体調管理についてお話しします。

    見習い時代から体調管理は意識した

    私は、見習い時代から体調管理は意識していました。
    ただ、それは「自分がきつくならないため」という感覚が強かったように思います。

    経験を重ねる中で、体調管理は”自分のため”だけでなく”安全のため”でもあると気づきました。

    神経を使う仕事だからこと大切なこと

    ここでは4つあります。
    ・睡眠
    ・食事
    ・水分補給
    ・小さな不調を見逃さない
    ことです。

    まず、睡眠ですがどんな理由があっても次の日仕事がある時は22時までには寝るように心がけています。睡眠をしっかり取ると体調が良いです。駅員の時はなんとかなる精神があったので、夜更かししても大丈夫だったのですが乗務員は無理です。
    睡眠はかなり体調管理の部分で大事にしています。

    泊まり勤務の時は睡眠時間が勤務によって決められています。
    良質な睡眠が取れるようにやっていることがあって、「アイマスク」をして寝ています。
    何か別の機会でどんな物を使用しているか伝えられば書きたいと思います。
    とにかく寝室に行ったら、すぐ目を瞑って翌日に備える努力をしています。

    食事のついてですが、必ず3食食べるようにしています。
    その中で、朝特に意識していることがあってヨーグルトは必ずとるようにしています。
    その理由が、乗務中お腹痛くなるのがすごく怖いので乗務前に快便でいられるように腸内環境はものすごく大切にしています。
    お腹痛くなったら本当に辛いと思います。
    時々乗務員トラブルのアナウンスや電光掲示板で見たことあるかと思いますが、腹痛によるものが多いです。自分がそうならない為にもルーティン化してそうしています。
    その他、サプリメントを朝必ず飲んでいます。私は「亜鉛」を摂取しています。活力は大事でやる気がなんだかみなぎってきている感じがしてこれもルーティン化しています。
    健康第一なので、食事も体調管理を整えるのに大事にしている1つです。

    水分補給ですが、ここは結構コントロールしてやっています。
    夏の乗務員室ってものすごく暑くて結構しんどいです。汗も結構かきます。ここで飲みすぎてしまうと乗務中にトイレに行きたくなってしまい集中できなくなってしまいます。
    それだからと言って、飲まないと脱水症状になってしまうので考えて飲む必要があります。
    折り返しに時間がある場合はしっかり飲みます。仮にトイレに行きたくなっても行ける時間がある為です。
    折り返し時間がない場合は、往路は飲みませんが復路で大丈夫だと思ったら飲みます。
    喉が渇きすぎるのは身体に良くないので体調管理に注意して欲しいです。

    小さな不調は、乗務にすごく影響します。
    なので、睡眠・栄養は乗務員になってものすごく意識するようになりました。

    緊張が続くからこそ「切り替え」が必要

    休憩の過ごし方も気にして過ごしています。
    ちょっと小腹が減った時にはラムネなど食べてちょっと補給したりしています。眠気を感じたら5分だけでも目を瞑るだけでもして仮眠しています。神経を使うので目がだいぶ疲れてるから少し休ませる為にもオススメです。
    次の乗務に万全な状態で行くために何が一番必要か考えて過ごすことが大事だと思うので、自分はこのようにやっています。

    オン・オフの切り替えをやらないと次の乗務かなりきついと思います。休む時は休んで管理して欲しいです。

    今、自分が意識していること

    無理をしないことが大事です。プライベートで運動してる時も飲み会行った時も、これ以上やったら響くと感じたら絶対セーブするようにしています。
    運動は程よくお酒も程よくそのくらいがちょうど良く心をリフレッシュできます。

    乗務は身体が主です。
    心と身体のケアをしっかりやっていれば乗務員やっていて楽しいと思います。

    環境で大きく体調管理するのは難しいと思いますが、自分なりの方法を見つけることが大切です。

    まとめ

    車掌の仕事では、体調管理も責任の一つだと感じています。

    集中力を保ち続けるためには、日々の積み重ねが大切です。

    これからも自分自身の状態を整えながら、安全に向き合っていきたいと思います。

    車掌の時間管理の大切さについては、こちらの記事に詳しく書いています。

  • 車掌の仕事で意識している時間管理の工夫|現場で身についた習慣

    車掌の仕事では、時間を守ることが何よりも重要です。

    発車時刻や停車時間など、一つひとつの動きがダイヤに直結しています。

    見習い時代はその重みを十分に理解できていませんでしたが、経験を重ねる中で時間管理の大切さを強く実感するようになりました。

    今回は、私が現場で意識している時間管理の工夫についてお話しします。

    見習い時代は時間に追われていた

    見習い時代、自分は指導員がつく前に買ったものがあります。
    それはGPSソーラ電波のデジタル腕時計です。
    他の見習い同期は指導員からデジタルの腕時計を買うように勧められていました。

    私はアナログ式の腕時計はすでに持っていたのですが、デジタルを買って良かったと思えることがありました。

    車掌の仕事で時間管理はものすごい重要な業務です。ダイヤが決められているので、それ通りに運行させる必要があります。
    ちゃんと時間通りに運行できているのか、巡回中の上司や指導員に報告する責任もあるのですが、アナログだと今定時なのか?それとも1分延?2分延?何秒延?なのか正しく報告するのが難しいです。

    考えてる時間なんてほぼありません。
    報告したら、次に車内放送するので、遅れてしまうと放送出来ず次の駅に到着してしまいます。

    デジタルにしていれば、即わかるので買っておいて良かったと思いました。
    是非これからチャレンジを考えている方は参考にして頂ければ幸いです。
    電波ソーラーではなく、秒単位で狂ってしまうものは危険なのでオススメはできないです。

    時間管理は「準備」で決まる

    早めの確認が大事になってきます。
    どういうことかというと、次の駅が何分発車なのか把握しておくということです。


    ダイヤによっては何時何分何秒発車の時、秒が00の時発車するのもあります。
    時間管理が出来ていないで1秒早く発車させたら、早発です。

    お客様に大きな迷惑をかけてしまいますし、自分がミスしたことを関係箇所に報告する義務があります。
    恐らく、次の乗務する際は乗れないと思っていた方が良いです。教育指導があるはずです。

    なので、自分はデジタルの時計でしっかり時間を確認して発車するように心がけています。

    経験年数が長い先輩の乗務を見ていると、到着してから発車まで何秒かかるからこのタイミングで発車メロディーを鳴らそうと考えてやっている先輩がいて、「準備」がすごいなと驚くことがあります。

    ここで1番大事なことは「早発をしない」ってことを理解して頂ければと思います。

    数秒の意識が大きな差になる

    確認が遅すぎて数秒遅れて、それが全駅遅れるとどうなるか?
    例えば、1駅1秒発車時間が遅れて60駅あったら、それだけで1分遅延です。
    ドア閉扉の閉めるタイミングが遅れたり、駅員のお客様対応などあったら、遅延がどんどん膨らんでいき自分の列車だけが遅れていってしまいます。

    そうなると先行列車が先に行き、自分の列車がドンドンお客様を各駅乗せて行くことになるので遅延もそうですが、閉める作業も難しくなったり、急病人が出たりなどいろんなリスクが高くなってしまうので、数秒でも時間管理が大事になってくることは知っておいて欲しいです。

    今、自分が意識していること

    重要なポイントを3つ紹介します。
    ・1歩早く動く
    ・焦らないための準備
    ・常に全体の流れを見る
    ことです。

    定時運行に心がけることは大前提です。
    ドアが開いて閉める際、お客様が乗るのか乗らないのかわからない場面が時よりあります。
    そうなった時、待っているだけだとなかなかドアが閉められず、遅延が膨らんでしまいます。
    こうなりそうだなと思ったら、車外マイクで放送することが大切です。
    混雑している場合だったら、車内の中程までお進みくださいと放送したりすることによって、余裕を持った作業ができるようになります。
    駅員がホーム上にいて、お身体の不自由なお客様を車内にご案内した場合、この先もご案内するだろうと全体の流れを把握することができます。

    タイムプレッシャーを感じないように、私はこの3つを意識しながら乗務するようにしているので、少しでも参考になれば嬉しいです。

    まとめ

    車掌の仕事において、時間管理は単なる作業ではなく責任そのものだと感じています。

    数秒の意識や準備が、安全や安心につながることもあります。

    これからも基本を大切にしながら、時間を守る意識を持ち続けていきたいと思います。

    車掌の仕事については、こちらの記事でも詳しく書いています。