車掌の仕事は体力も使いますが、それ以上に“神経”を使う仕事だと感じています。
一つひとつの確認や判断が安全に直結しているため、常にどこかで緊張が続いています。
大きな出来事がなくても、気を張り続ける時間は想像以上に長いものです。
今回は、体よりも神経を使うと感じる瞬間についてお話しします。
見習い時代は体力の方が大変だと思っていた
この期間中は「立ち仕事」「移動」「長期間の見習い覚えること多い」ってイメージだったので神経っていうよりも体力勝負だったのかと振り返ってみるとそう感じます。
実際、一人になってみると体力疲れっていう感じはあまりしなくて神経を使って疲れたなって感じがします。
一人で乗務するようになってからは、体力よりも神経の疲れを強く感じるようになりました。
勤務が終わる頃には、「これ以上は集中力が続かない」と思うほど気疲れしています。
ドア扱い、信号確認、ホーム監視、放送など、一つひとつの確認に集中し続けるため、体よりも頭が疲れる感覚です。
実際に感じた”神経の疲れ”
決められた乗務本数しか乗れないなって思いました。
明けで勤務が終わると、これ以上は乗務出来ないと感じるくらい疲れを感じますので神経を使って疲れたんだなと思いました。
ただ、1度考えたことがあって私はオフィスワークの経験もあるのでパソコンを立ち上げてメールチェック、重要なメールは返信して、部内向けの資料作成、取引先への資料作成、打ち合わせ、会議室を押さえたり、現場の質問事項が来たらそれについて回答しないといけないし、新しくやることについてプレゼンしたり、やり直しなんてあったら資料作りからもう一度やって1日を通してやらないといけないことがたくさんあります。
でも、乗務員(車掌)の仕事は労働時間は他の会社と変わらないかと思いますが、駅に到着してから発車するまで約1分間が私は勝負の時間いわゆる全力で神経を使う時間だと思っています。それを乗務開始してから戻ってくるまでですが、時間換算したら相当短いと思います。
なので、安全を最優先に業務を行う必要がありますが、それでも私は、さまざまな仕事を経験してきた中で、車掌はとてもやりがいがあり、ストレスも比較的少ない仕事だと感じています。
何も起きていない時間ほど気が抜けない
何も起きていない時間こそ、神経を使います。
次の駅まで異常がないか車内を確認し、お客様の様子にも目を配ります。
「今は何も起きていない」と思った瞬間ほど油断しやすいため、常に何か起きても対応できるよう意識しています。
ただし、何か起きた時にすぐ対応出来る準備はお願いします。
何も起きていない時間中はお客様、乗務員室を結構覗いてきます。
姿勢は特に見られているので気をつけて下さい。
今、自分が意識していること
ずっと神経を使っていると頭痛くなってしまうので集中するところとそうでないところを見分けて乗務しています。
特にドアを開けてから、発車させるまで全神経を使ってやっています。
その中には音、合図、信号、確認事、色々注意すべき事項がたくさん詰まっていてちゃんと異常なく発車出来れば一旦気を抜くことが出来るので、是非これから車掌を目指す人は参考して欲しいと思います。
私は色々な仕事を経験してきたからこそ、車掌はストレスをあまり感じない素晴らしい仕事です。長く続けたいと感じられる仕事です。挑戦して欲しいです。
まとめ
車掌の仕事は、目に見える体力だけでなく、神経を使い続ける仕事でもあります。
何も起きていない時間こそ、集中力を保ち続けることが求められます。
その緊張感を当たり前にせず、自分なりに切り替えながら向き合っていくことが大切だと感じています。
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