車掌の仕事に興味がある方の中には、
「自分は車掌の仕事に向いているのだろうか?」と考える方も多いと思います。
鉄道の仕事は安全を最優先にする職業であり、責任の大きい仕事でもあります。
そのため、実際に働いてみて初めて分かる大変さや難しさもあります。
私自身、車掌として働く中で「この仕事に向いている人には共通点がある」と感じるようになりました。
もちろん最初からすべてできる人はいませんが、向いていると感じる特徴は確かにあると思います。
この記事では、実際に現場で働く中で感じた「車掌の仕事に向いている人の特徴」について紹介していきます。
これから車掌を目指している方の参考になれば嬉しいです。
車掌の仕事はどんな人に向いているのか
車掌の仕事は、電車を安全に運行するために欠かせない役割を担っています。
ドアの開閉やホームの安全確認、車内放送など、多くの業務を正確に行う必要があります。
私が周りの同僚を見て感じたことは、時間管理と健康管理が出来る人が向いていると思います。
理由は「分」単位の出勤時間だからです。平日と土休日で同じ勤務番号でも出勤時間が異なります。
万が一ここ間違えてしまうと欠場になってしまいます。
出勤時間を確認した上で、通勤電車に乗る必要があります。私はこの時間に乗ると混雑でほぼ遅延するから数本前の電車に乗って早めに到着するように心がけています。
ギリギリ到着すると気持ちが焦ってしまい実際乗務する時にミスしそうで怖いので早めの出勤をするようにしています。
健康管理については、乗務員はお客様の命を預かって仕事する職業なので健康に問題があると乗務することが出来ません。場合によっては「乗務停止」駅に戻されるということがあります。実際にそのような人を何人か見てきました。
暴飲暴食は本当に気をつけて欲しいのと休日の使い方に関しても気を遣って欲しいと思います。
私は、駅員時代の時よりもものすごく健康に気を遣っていてサプリを飲んだり早朝散歩したり、運動する習慣を作っています。
自律神経が乱れないように湯船にも毎日浸かるようにして22時には確実に布団に入る努力をしています。
これは参考程度で自分独自のルールを作ってやって欲しいと思います。
その他、乗客の安全を守る立場でもあるため、小さなミスが大きな事故につながる可能性もあります。
そのため、責任感を持って仕事に取り組める人が求められる仕事だと感じています。
見習い期間を通してさまざまな人と一緒に仕事をする中で、車掌に向いている人にはいくつか共通する特徴があると感じました。
実際に働いて感じた「向いている人の特徴」
実際に現場で働いて感じた、車掌の仕事に向いている人の特徴はいくつかあります。
まず一つ目は、確認を丁寧にできる人です。
車掌の仕事では、ドアの開閉やホームの安全確認など、確認作業がとても多くあります。乗降が多い駅、少ない駅関係なく全駅やることは一緒です。
そのため、焦らず一つひとつ確実に確認できる人は、この仕事に向いていると感じます。
二つ目は、責任感がある人です。
電車には多くのお客様が乗っています。
そのため、自分の仕事が安全に直結しているという意識を持てる人は、車掌の仕事に向いていると思います。
三つ目は、落ち着いて行動できる人です。
電車の運行では、予想していない出来事が起こることもあります。
そうした状況でも慌てず、冷静に対応できる人はこの仕事に向いていると感じました。
普段と違う事象が起きたとき、今でも緊張して落ち着けと思ってもそう出来ないことがいっぱいあるのですが、それは経験が解決してくれると思ってやっていることもあります。
どうしても異常ブザーが鳴動すると焦ると思います。
これから車掌になる人は絶対そう感じるはずです。
でも、処置完了して発車させるという気持ちがあれば車掌に向いていると思います。
逆に大変だと感じる人の特徴
一方で、車掌の仕事は人によっては大変に感じる部分もあります。
例えば、確認作業が苦手な人や、同じ動作を繰り返すことが苦手な人は大変に感じるかもしれません。
また、新しい環境で仕事することが苦手の場合も大変だと感じると思います。
約5ヶ月座学と現場見習いとして勉強するので、そこに耐えられるかがポイントです。
車掌の仕事では、毎回同じ手順を確実に行うことがとても重要だからです。
また、安全に対する意識が強く求められるため、責任の重さを強く感じる場面もあります。
最初のうちはそのプレッシャーに緊張することも多いと思います。
ただ、こうした部分は経験を積むことで少しずつ慣れていくことができるとも感じました。
ちょっとプレッシャーに感じる書き方になってしまったかもしれませんが、自分もなんとか車掌になって仕事出来ているのでチャレンジは是非して欲しいです。
車掌を目指す人に伝えたいこと
これから車掌を目指す方に伝えたいのは、最初から完璧である必要はないということです。
むしろ、完璧な人はいません。
座学があまりよくなかったとしても、現場はすごく向いていたということも全然あります。
私自身も見習いの頃は分からないことばかりで、不安を感じることも多くありました。
なんなら、毎日勉強していたものの終了試験まで毎日不安でした。
しかし、指導員から教わりながら経験を積むことで、少しずつ仕事の流れを理解できるようになりました。
大切なのは、分からないことをそのままにせず確認することや、教わったことをしっかり覚えようとする姿勢だと思います。
そうした積み重ねが、車掌として成長することにつながるのではないかと感じています。
まとめ
車掌の仕事に向いている人には、いくつかの特徴があると感じています。
確認を丁寧に行えることや、責任感を持って仕事に取り組めること、そして落ち着いて行動できることは、車掌の仕事をするうえで大切なポイントだと思います。
もちろん、最初からすべてできる人はいません。
見習い期間や日々の業務を通して、少しずつ経験を積んでいくことが大切だと感じました。
駅員を経験してから、自ら手を挙げて採用試験に合格しないと慣れないポジションなので向いてなさそうだから夢を諦めるようなことはしないで欲しいです。
合格したということは向いているから採用されたと自身を持って車掌見習いをクリアして欲しいと思います。
これから車掌を目指す方にとって、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
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