車掌の人間関係はきつい?実際に働いて感じた本音

「車掌の人間関係ってきついの?」
「職場の雰囲気はどうなんだろう?」

こういった不安を感じている方も多いと思います。

鉄道の仕事はチームで動くことが多く、人間関係が重要になる場面も少なくありません。

実際に私も駅員や車掌として働く中で、人間関係に悩んだことは何度もありました。

ただ一方で、働く環境や関わる人によって感じ方は大きく変わるのも事実です。

この記事では、現役としての経験をもとに、車掌の人間関係のリアルな実態や、きついと感じるポイントについて正直に解説していきます。

車掌の人間関係はきつい?結論

私が感じた結論は、「他の職種と比べると人間関係は楽」だと思います。

私の考えでは、人間関係を理由に辞めたいと思うことはほとんどありませんでした。
もちろん職場や配属先によって違いはありますが、駅員や本社勤務と比べると、人間関係のストレスはかなり少ないと感じています。

今の時代からすると、人間関係で苦労しない仕事では無いかと思います。

理由は、ほとんどひとりで仕事するからです。
・出勤時間もバラバラなので、点呼もひとり
車掌は勤務中だけでなく、勤務の流れ自体も基本的に一人で行動する時間が多くあります。

・乗務中も、もちろんひとり
当たり前ですが車掌が二人乗って作業することはありません。
勤務によって便乗で電車をとりに行く勤務をする人は乗ってきたりします。
監督者による巡回もあったりします。
基本は一人です。

・食事休憩もひとり
車掌は分単位で行動しているので、食事時間は他の乗務員と合わせる必要はありません。

・お風呂に入る時も自分のタイミング
これも車掌は分単位で行動している為、次の乗務に間に合うように入ったり乗務終了後入ったり自分のペースでお風呂に行けます。

・寝るタイミングもひとり
駅員とは違って早番・遅番の人みんな揃って寝室に行くことはありません。
乗務が終われば自分のタイミングで寝室に向かいます。

・退勤をとる時の点呼もひとり
これも誰かを待つことはありません。
貸与されているものをしっかり返却して帰れる準備が整ったら退勤点呼を取って帰ります。

今、箇条書きした部分をどう捉えるかかと思いますが駅や本社を経験してきた身からすると本当に人間関係のストレスは無くなったと感じています。

車掌の人間関係がきついと言われる理由

ほとんどひとりで仕事するのですが、電車は毎日運行している為、休みが車掌全員同じ日になることはありません。

例えば、月曜日と火曜日がお休みだっとします。

その場合、この曜日が休みのメンバーが複数人いるので、この中でリーダーと副リーダーが存在します。

その中で、教育や終わった後に食事会などがあるのでメンバーの中に苦手な人がいたりするときついと感じるかもしれません。
行きたくない時はしっかり断ることが大事です。

人間関係はどのような場面であるかもう少し細かくしてみると、
車掌同士の人間関係
車掌同士は勤務が重なる時間が少なく、駅員時代ほど毎日顔を合わせて一緒に仕事することはありません。教育や点呼で顔を合わせることはありますが、基本的には一人で乗務する時間が長いため、人間関係のストレスは比較的少ないと感じています。

・運転士との人間関係
運転士とは同じ列車を担当するため連携は重要ですが、雑談をする時間はそれほど多くありません。
必要な確認や引継ぎをしっかり行うことが大切で、礼儀正しく接していれば特別困ることは少ないと感じています。運転士と仕事中に関わる場面と言ったら、終点に到着してから折り返しの準備をする時や指令からの指示があった時や異常時があった時に情報共有すると行った場面であまり一緒に向かい合って仕事することはないです。

・駅員との人間関係
駅員とは乗降時や異常時などで連携することがあります。
私は駅員経験もありますが、お互いに安全を最優先に仕事をしているため、協力する場面が多いです。仕事上のやり取りが中心なので過度に心配する必要はありません。
むしろほとんど話す機会がありません。

以上のことから車掌は人間関係に関して過度に心配する必要はないかと思います。

実際にきついと感じる場面

上記で記載した同じ曜日のメンバーは、出勤する時間は異なっていても同じ日に出勤します。

苦手な方がいる場合は、休憩時間中に被ったり、勤務終了後の教育時間も一緒です。

人間なので、人間関係の問題はあるかもしれませんが、場合によっては曜日変更の異動で接触しないようなこともあるので、ずっと一緒だからしんどいと抱え込む必要はないのかなと思います。

「車掌の大変さについては、こちらの記事に詳しく解説しています。」

人間関係が楽になるケース

見習い期間中に、どのように過ごすかが大事なのかなと思います。

びっくりするくらい行動を見られています。
特に、乗務待機中の時間は、詰所で周りと顔を合わせる時間が多いので、そこでコミュニケーションを取ったりすると後々楽になると思います。

でも、本当に駅や本社と比べて圧倒的と言って良いくらい人間関係のストレスは無いです。

正直、精神的にも本当に楽になったので自分の乗務さえ終われば仕事のことを考えることはほとんどありません。

本社で勤務していた時は、テレワークもやっていましたが車掌は同じくらい同僚と関わる時間が少ないので、そのくらいの環境の中で仕事するんだなという感覚で思って頂ければと思います。

車掌に向いている人の特徴

ほとんどがひとりで仕事をするので、それだけ責任が大きくなります。よって、
・ルールをしっかり守れる人
・ルールをよく理解出来る人
・一人で落ち着いて行動できる人
・責任感がある人
・確認を丁寧にできる人
が向いています。
基本動作を守れなければ、事故は発生します。

人間関係は楽になったとしても、何かあった時に周りと相談することは出来ないので、職場内のルールや乗務中のルールをよく理解し、守ることが大切です。

「車掌に向いている人」に関しては、こちらに詳しく書いているので、参考にして頂けたら幸いです。

車掌の仕事に向いている人|実際に働いて感じた特徴

まとめ

車掌の仕事はきつい部分もありますが、対策と慣れで十分乗り越えられる仕事です。

ストレス社会の今、
・人間関係のストレスはほとんどない
・数字的なノルマもない。自分の乗務を事故なく戻れば終わり
こう言った仕事は本当に心と身体が他の仕事よりも「楽」と感じています。

車掌の人間関係がきついかきつくないかと二択だったら、「きつくない」が私の答えです。

もし、車掌を目指して車掌になったとして、この仕事が自分に合っていないなと思ったりしたら、駅員の経験があるので戻る手段があります。

人間関係だけを理由に車掌を諦める必要はないと思います。
私自身、駅員や本社勤務よりも人間関係の負担は少ないと感じています。
もちろん仕事の責任はありますが、人間関係が不安という方には、そこまで心配しなくても大丈夫だと伝えたいです。

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