異常時対応は、見習い期間の中でも特に緊張する場面でした。
マニュアルは頭に入っていても、実際の現場では想定通りに進まないことが多く、判断に迷うこともありました。
見習いとして現場に立つ中で、異常時対応を通して多くのことを学びました。
この記事では、車掌見習い時代に異常時対応で感じたことや、学んだことを振り返ってみたいと思います。
これから見習い期間に入る方や、異常時対応に不安を感じている方の参考になれば嬉しいです。
異常時対応で一番緊張した場面
・予想していなかった事象が起きたとき
異常時はなんと言ってもいつ起きるかわかりません。準備しようがないので、起こった瞬間一気に緊張しました。
・無線や指示が同時に入ってきた場面
自分が担当する列車だと、なになにって気持ちになりもの凄い緊張しました。
・乗客対応と作業が重なったとき
通常は一つ一つの作業を確実にこなしくて行くものの、他のことが重なると、ものすごく緊張しました。
マニュアルだけでは対応できなかったこと
座学の研修期間中に一通り、異常時対応のやり方は勉強してきます。ただ、実際に乗務していると、準備が出来ていないのでいざ事の事象が起こると何を今やったのか、わからなくなってしまい、指導員に助けてもらうことが多くマニュアルだけでは対応出来ませんでした。
指導員や先輩の動きから学んだこと
・異常時対応で特に大切だと感じたこと
自分がまず落ち着くこと。これは本当に大事で今でも大切にしています。
・失敗から学んだ教訓
次は絶対に失敗しないこと、見習い期間中に全て習得するんだという気持ちで常に取り組んでいました。
見習いとして異常時に意識していたこと
・異常時対応を経験して考え方がどう変わったか
マニュアルだけじゃないんだと思ったのがまず一つ。常に1乗務何かあるんだという気持ちで乗務していると、何か起きた時に対応が早く出来るという自信になりました。
今振り返って思うこと
・冷静さの重要性
何度か記載していますが、自分が冷静じゃないとお客様を不安にさせてしまいますし、場合によっては併発事故も考えられるので、まずは深呼吸するようにしていました。
・基本動作を守ること
基本動作が出来ていないと異常時と同時に作業しているので、何か抜けが出てしまう場合があります。なので、基本動作は徹底して作業の途中で何か起きた場合はその問題を解決した後にもう一度最初から基本動作を始めるように意識していました。
・一人で抱え込まない姿勢
運転士・駅・指令など頼れます。何か不安だと感じたら、すぐ連絡して指示を仰ぐことを決めています。
異常時対応は、見習い時代に最も緊張した業務の一つでした。
しかしその経験を通して、冷静に行動することや基本動作を守る大切さを学びました。
当時は大変でしたが、今振り返ると無駄な経験は一つもなかったと感じています。見習いが終わった後も異常時はたくさん起きるわけではないので、見習い期間のうちにたくさん当たって覚えたかったというところだったので、また伝えれればと思います。
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