新人の頃は、
失敗するたびに落ち込んでいました。
「なんでこんなミスをしたんだろう」
と自分を責めることも多かったです。
しかし、今振り返ると、
あの失敗があったからこそ
身についたこともたくさんあります。
この記事では、車掌として働く中で
新人時代に失敗して良かったと感じていることについて、
実体験をもとに書いていきます。
どんな失敗だったのか
見習い期間中は、毎日のように何かしら失敗をしていました。
車内放送のタイミングを間違えたり、行先設定を誤ったり、確認するべき箇所を忘れてしまったりと、小さなミスを何度も経験しました。
当時は「また失敗してしまった」と落ち込むことばかりでしたが、今振り返るとその経験があったからこそ現在の自分があると思います。
放送中、まだ全然到着しないのに「間もなくどこどこです出口は右側です」であったり、何分遅延で走っているのか時間はめちゃくちゃで報告したり、合図を見落としそうになったり、行先は間違えたり、確認箇所を失念したり正直ミスや失敗はたくさんしてきたと思います。
これから車掌になる人は心配することたくさんあるかもしれないですが、私はこのようにミスをいっぱい指導員がいる時にやってきて力をつけて無事に車掌になることができたので、心配しないで大丈夫です。
当時はどう感じていたか
正直、一人前になれるのかなってそんな気持ちで落ち込んだこともいっぱいありました。
仕事が終わった帰り道もなんでミスったんだろうとかミスする前どういう心境だったのか振り返りながら帰りました。
ミスをすると、指導員に申し訳ない気持ちと「また評価が下がったかもしれない」という不安でいっぱいでした。
次の勤務でも「また同じ失敗をするんじゃないか」と考えてしまい、自信をなくした時期もありました。
マイナス思考に当時はよくなっていたと思います。
その失敗から学んだこと
ミスや失敗した箇所(当日)は復習しました。
いつ・どこで・何が・どうしたか考えました。
失敗した内容についてはその駅を自分の中の要注意箇所として、何か合図だったり設定だったりする箇所だから、より集中してやらないといけないと意識づけしました。
放送するポイントはどこかを目印にして、ここを通過したら放送すると決めてやるようにしました。
失敗した日は必ず家に帰ってからメモを見返し、
・なぜ失敗したのか
・どこで集中力が切れたのか
・次はどうすれば防げるか
を一つずつ振り返るようにしました。
同じ失敗を二度しないために、自分なりの対策を書き足して、次の乗務では必ず確認してから勤務に臨むようにしていました。
仕事にどう活きているか
同じところではミスや失敗しないようになりました。
その他でも自分が注意した方が良いと決めた箇所については、ミスしたところと同様に意識づけをして防止に努めました。
今のところは何事もなく乗務出来ていると思います。
今では放送する位置や確認するポイントが自然と頭に入るようになり、以前よりも落ち着いて乗務できるようになりました。
異常時でも焦らず対応できる場面が増えたのは、新人時代に何度も失敗し、そのたびに改善を繰り返してきたからだと思っています。
今振り返って思うこと
失敗したところを失敗したままに復習したり、イメージトレーニングすることは大事だと思いました。
ちょっとした油断が大きなミスになったりしてしまうので、自分なりの対策が必要だと思います。
見習い期間中に色々失敗したことで、しっかりポイントを押さえることが出来たのは良かったと思います。
失敗するのは悩んだり落ち込んだりすると思いますが、それはプラスに捉えれば一人になった時気をつけると思いますし、ミスや失敗を防げると思います。
新人時代は失敗するたびに落ち込んでいましたが、今思えば早い段階で失敗できたことは大きな財産でした。
見習い中は指導員がフォローしてくれる環境なので、その時に経験した失敗だからこそ安全に学ぶことができました。
一人乗務になってから同じ失敗をしていたら、お客様や会社にも大きな影響を与えていたかもしれません。
まとめ
新人時代の失敗は、
決して無駄になるものではありません。
そのときはつらくても、
後になって大きな学びとして残ります。
新人時代の失敗は、その瞬間は本当につらく感じます。
しかし、失敗を振り返り、同じことを繰り返さない努力を続ければ、その経験は必ず自分の力になります。
車掌という仕事は、一つひとつの経験を積み重ねながら成長していく仕事です。
これから車掌を目指す方には、失敗を恐れすぎず、そこから学ぶ姿勢を大切にしてほしいと思います。
この記事は
「【現役車掌が語る】車掌の仕事で一番〇〇だった体験談まとめ|見習い時代から現役まで」
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