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  • 車掌になって初めて気づいた現実

    車掌になる前、正直なところ「運転はしないし、そこまで大変じゃないのでは?」と思っていました。
    駅員や運転士と比べると、どこか“中間的なポジション”というイメージを持っていたのも事実です。

    しかし、実際に車掌として現場に立ってみると、その考えはすぐに打ち砕かれました。
    責任の重さ、判断を求められる場面の多さ、そして想像以上に精神力を削られる日々。

    この記事では、**車掌になって初めて気づいた「現実」**について、見習い期間から現場を経験した立場で正直に書いていきます。
    これから車掌を目指す方や、仕事内容が気になっている方の参考になれば幸いです。

    車掌は「運転しない=楽」ではなかった

    駅や運転士の中間的ポジションで、ドア操作だけしてれば良いんだ。とそんなイメージを持ってました。それに駅員の先輩や後輩も同じようなことを言ってましたし、実際やってみたら全く違いました。運転士は技術の進歩で守られているところは多いものの、車掌は自分の目が頼りです。自分のドア操作でお客様を簡単に挟んでしまいます。気を付けるところが多々あるあるので、楽ではないことは知っておいて下さい。

    精神的負担

    業務時間が駅員がより少ない分、楽何だなと思ってましたがなんでかようやくわかってきました。
    ドア操作でお客様を挟んではいけないリスク。特に柱の影や階段からいきなり駆け込んでくるかもしれないので、その時は精神を集中して、大丈夫だと思って閉めているので、それを各駅やっていくと結構精神的に負担があります。その他早発のリスク、信号のリスクなど見逃してはいけない箇所もあったり精神的な疲労はあります。

    異常時の責任の重さ

    これは咄嗟の判断が求められます。知識が武器になって例えば長時間の運転見合わせになった時、お客様を目的地にご案内する為にはどうしたら良いか、この先折り返し運転になった時の車内放送はどうするか行先変更になった時はどうするか、駅間に停まった時はどうするか、その時具合が悪くなってしまった時はどうするか、そうならない為に空調はどのようにするか、異常時一つでいっぺんに色々考えます。
    これから目指す人にとって、自分には出来ないかもしれないとは思わないで欲しいです。異常時対応の勉強は研修でしますし、駅員時代でホームで放送してた経験とお客様の為にどうしたら良いか考えれば、今までやっていたことが活きるので気負わずにして頂ければと思います。

    生活リズム・拘束時間の現実

    出勤時間が分単位なのと、泊まり勤務があるので生活リズムを作るのは大変かと思います。
    自分は車掌になって、やっていることは早寝早起きのルーティン化です。仕事の日は始発電車の担当や終電の担当であったりリズムが崩れがちで明けの日は眠いです。
    その中で体調が少しでも優れないと業務に支障がでますし、その日は責任者に行って休んだ方が良いと思います。
    体調管理は特に気を付けるようにしてます。
    明けで業務が終わっても、ダイヤ乱れ等があるとすぐには帰れないので、そういう時は拘束されてしまうので大変な部分かもしれません。

    それでも続けている理由

    大変なことを書きましたが、それ以上に楽しいであったり自分の自由時間を多く確保できているから続けられています。楽しいっていうのは他の記事でも書きましたが、土休日は子供達のアイドル的存在になれます。平日はサラリーマンを安全に目的地まで輸送した達成感があったり、自分が電車に乗ってお客様を輸送しているんだと誇らしくなれるのでやりがいを感じながら乗務しています。拘束時間が駅員より長くなった分、自分時間が出来てプライベートも充実させれているので、なって良かったと思います。

    車掌になってみて、「運転しないから楽そう」というイメージは完全に違うと感じました。
    実際には、常に緊張感があり、判断や責任を求められる場面も多く、精神的な負担は決して小さくありません。

    特に異常時には、限られた情報の中で冷静に対応しなければならず、その重さは想像以上でした。
    また、不規則な勤務や拘束時間の長さなど、生活リズムが崩れやすい現実もあります。

    それでも車掌を続けているのは、人の命を預かる仕事としてのやりがいや、無事に運行を終えたときの達成感があるからです。
    楽な仕事ではありませんが、その分、責任と誇りを持てる仕事だと感じています。

    これから車掌を目指す方や、興味を持っている方にとって、少しでも現実を知る参考になれば嬉しいです。

    車掌見習い時代のリアルな体験については、こちらの記事でも詳しく書いています。

  • なぜ僕は車掌を目指したのか|駅員から職種を変えた本当の理由

    もともと私は駅員として働いていました。
    決して楽な仕事ではありませんでしたが、それなりにやりがいもありました。

    それでも「車掌になりたい」と思うようになったのには、いくつか理由があります。
    今回は、駅員から車掌を目指すことにした本当のきっかけと、当時の気持ちを正直に書いてみます。

    駅員の仕事にやりがいはあった

    駅員の仕事は、お客様対応から安全確認まで幅広く、とても責任のある仕事でした。
    毎日忙しく、決して楽ではありませんでしたが、その分やりがいも感じていました。

    特に「自分がこの駅を支えている」という実感があり、仕事としての誇りもありました。お客様と直で接する仕事になるので、ありがとうなどの感謝の気持ちを言われるとこの仕事楽しいなと思えていました。毎日同じ仕事の繰り返しでも、毎日お客様は違います。線路に落ちた落とし物を拾ったり、車椅子のお客様対応したり、遺失物対応したり、車内の遺失物捜索したり、急病人の対応したり感謝される業務はいっぱいあります。
    だからこそ、車掌を目指すことは簡単な決断ではありませんでした。

    車掌という仕事に憧れがあった

    それでも心のどこかで、車掌という仕事にずっと憧れがありました。その理由はこの鉄道会社に入らないと出来ない仕事だからです。
    試験を受けても誰でもなれる訳ではなく適正や筆記試験に通過する必要があります。

    駅員として働きながら車掌を見るたびに、「いつか自分もあの立場で仕事がしたい」と思うようになっていました。

    現場を動かす仕事がしたかった

    駅員は駅という場所を支える仕事ですが、
    車掌は電車そのものを動かす現場の最前線に立つ仕事です。

    トラブルが起きた時も、車内で直接判断し、行動しなければならない。
    その責任の重さに怖さもありましたが、同時に大きなやりがいも感じていました。
    歳を取ったあとだと採用してもらえないと思ったのと、駅の経験が長ければ若手社員を育成する立場になると思ったので、チャレンジする決断をしました。

    自分をもっと成長させたいと思った

    駅員として働いているうちに、「このままでいいのか」と考えるようになりました。
    仕事に慣れてきた一方で、もっと自分を試したい、成長したいという気持ちが強くなっていったからです。

    楽な道を選ぶよりも、少しきつくても自分が成長できる道を選びたい。
    そう思ったことが、車掌を目指す大きな理由のひとつでした。
    人から聞いた話では本当にそうなのか?と思っていた部分もあって、自らその場に足を踏み入れて経験したいと思いました。
    後は、いずれ車掌の仕事をしっかり理解した後は運転士も目指してみようと思っているので、向上心を持って今も頑張っています。いずれ健康面で乗務員でいられなくなっても、駅員は経験があるので戻ってまた出来ると言う気持ちもあったので、車掌の道に進みました。

    迷いながらも車掌を選んだ理由

    正直、車掌を目指すことには不安もたくさんありました。
    見習いがきついことも分かっていましたし、失敗する怖さもありました。

    それでも、「やらずに後悔するより、挑戦して後悔したい」と思い、車掌の道を選びました。
    今振り返ると、この選択は間違っていなかったと感じています。
    何でもまずやってみてダメでもその勉強したことは何かに活きると思ってましたし、こうゆうブログを通じて何か伝えられているので、車掌の魅力を伝えられて良かったと思います。

    またどこかの記事で書ければと思いますが、
    車掌になって、土休日は子供達のアイドル的存在です。車内でも乗務員室前に子供達が集まってきます。列車を発車させた後は子供達がホームで手を振っています。
    すごく楽しいですし、車掌を目指して本当に良かったと思いました。

    車掌見習い時代のリアルな体験については、こちらの記事でも詳しく書いています。

  • 見習い時代に「これは無駄だった」と思う努力

    見習いの頃は、とにかく必死で何でもやっていました。
    「頑張ればなんとかなる」と思って、とにかく量で勝負していた時期もあります。

    でも今振り返ると、「正直これは意味なかったな…」と思う努力もありました。
    今回は、車掌見習い時代に感じた“無駄だった努力”を正直に書いてみます

    がむしゃらに量だけこなしていた

    見習いの頃は「とにかく量をこなせば成長する」と思っていました。
    なので、意味も考えずに同じことを何度も繰り返していた時期があります。

    でも実際には、ただ回数を増やすだけでは上達しませんでした。
    「どこができていないのか」を考えながらやらないと、時間だけが過ぎてしまうと後から気づきました。ただ自分は心配性なのでやってないと気が済まない性格なので、永遠と反復してやっていました。勉強する量が半端ないので、効率よくやることをオススメします。

    分からないまま自己流でやっていた

    分からないことがあっても、「たぶんこうだろう」と自己流で進めていた時期がありました。なんだか自然に自己流になってしまってた気がします。
    その結果、間違ったやり方が身についてしまい、後で修正するのにかなり苦労しました。これはものすごい怖いし経験が浅いうちにそれをやってしまうのは危険です。

    最初から正しいやり方を教えてもらった方が、結果的にずっと近道だったと思います。
    見習いのうちは、遠慮せずに聞く方が絶対に得です。

    失敗を必要以上に引きずっていた

    失敗すると、「自分は向いていないのでは」と必要以上に落ち込んでいました。
    何日も引きずってしまい、次の仕事に集中できなくなることもありました。

    今思えば、失敗は見習いなら当たり前です。むしろいっぱい失敗した方がいいと言われます。
    もっと早く気持ちを切り替えていれば、無駄に悩まずに済んだと思います。

    周りと自分を比べすぎていた

    同期や周りの人と自分を比べて、「あの人の方ができている」と落ち込むことも多かったです。中間テスト後の指摘事項を同期で話あった時にはすごく考えてしまったのを覚えています。
    でも比べるほど焦ってしまい、かえって空回りしていました。

    結局、成長のスピードは人それぞれです。最終的に合格をもらえればいいんです。
    自分のペースで進めばよかったと、今では思います。
    気にしないことが大事です。

    休むことに罪悪感を持っていた

    見習いの頃は、「休んだら置いていかれる」と思って、無理をし続けていました。
    体も心も疲れているのに、休むことに罪悪感を感じていた時期もあります。

    でも無理をしすぎると、集中力も落ちてミスが増えます。
    しっかり休むことも、結果的には一番の近道だったと今では感じています。
    無駄な努力なんてないですが、しっかり休んでください。

    見習い時代はとにかく必死になりますが、
    すべての努力がそのまま結果につながるわけではありません。
    ただ、その努力は合格ラインには必ず持っていけると思います。
    無駄だったことに気づけたからこそ、本当に大事なことが分かりました。
    今頑張っている人も、少し立ち止まってやり方を見直してみるのも大切です。

    見習い時代のリアルな体験については、こちらの記事でも詳しく書いています。

  • 見習い時代に「これは役に立った」と思う習慣

    見習い期間は、とにかく毎日が必死でした。
    何をやっても失敗するし、怒られるし、「向いてないのかも」と思うことも何度もありました。

    そんな中で、後から振り返ってみると「これは本当にやってよかった」と思える習慣がいくつかあります。
    今回は、車掌見習い時代に実際に役に立った習慣を、リアルな体験と一緒に紹介します。

    毎日のメモと振り返りを欠かさなかった

    見習い中、一番役に立ったのが「毎日のメモと振り返り」でした。
    その日のうちに、注意されたこと・できなかったこと・できたことをノートに書いていました。

    次の日の仕事前にそのメモを見返すことで、「昨日と同じミスをしない」意識が自然と身につきました。
    正直めんどくさいと感じる日もありましたが、これを続けたおかげで成長スピードがかなり上がったと思います。

    分からないことはその日のうちに聞いた

    見習いの頃は、分からないことをそのままにすると後で必ず困ります。
    なので私は、「少しでも曖昧だと思ったら、その日のうちに聞く」ことを意識していました。

    聞きづらい時もありましたが、
    事故やトラブルにつながるよりはずっとマシだと思って勇気を出して聞くようにしていました。
    この姿勢は、見習いが終わった後もずっと役に立っています。

    失敗を引きずらずに切り替えるようにした

    見習い中はどうしても失敗が続きます。
    私も何度も落ち込みましたが、できるだけ「引きずらない」ことを意識していました。

    失敗したら「次どうするか」だけを考えて切り替える。
    これを繰り返すことで、気持ちが楽になり、仕事にも集中できるようになりました。
    メンタルの切り替えは、技術と同じくらい大事だと今でも感じています。

    指導員の言葉をそのまま行動に移した

    指導員から言われたことは、できるだけそのまま行動に移すようにしていました。
    「こうした方がいい」と言われたら、自分なりにアレンジせず、まずは言われた通りにやってみる。

    その方が上達が早く、無駄な遠回りもしませんでした。
    経験がないうちは、素直に実行することが一番の近道だと実感しています。

    できない自分を責めすぎなかった

    見習いの頃は「自分はダメだ」と思うことも多かったですが、
    できない自分を責めすぎないようにしていました。

    見習いはできなくて当たり前の期間です。
    少しずつでも昨日よりできることが増えていれば、それで十分だと思うようにしていました。
    この考え方のおかげで、途中で心が折れずに続けられました。

    見習い時代はつらいことも多いですが、
    振り返ってみると「続けてよかった」と思える習慣が必ず残ります。
    今つらいと感じている人も、小さな積み重ねを続けていけば、必ず自分の力になります。

    車掌見習い時代のリアルな体験については、こちらの記事でも詳しく書いています。

  • 駅員と車掌で「向いている人」はここが違う|両方経験した僕の結論

    駅員と車掌、同じ鉄道の仕事でも実際にやってみると求められる性格や適性はかなり違います。
    僕自身、駅員として現場に立ち、その後車掌として乗務する中で「これは向き不向きがはっきり分かれる仕事だな」と何度も感じました。
    この記事では、実際に両方を経験した立場から「駅員に向いている人」「車掌に向いている人」の違いをリアルに書いていきます。

    駅員の仕事に向いている人の特徴

    駅員の仕事は、とにかく「人」と向き合う時間が長い仕事です。
    きっぷの案内、乗り換えの質問、忘れ物対応、クレーム対応など、1日の大半が「お客さんとのやり取り」で埋まります。

    そのため、多少理不尽なことを言われても感情を切り替えられる人や、人と話すこと自体が苦にならない人は駅員の仕事に向いています。
    また、駅の現場では同時に複数のことが起こるので、「マルチタスクが苦手ではないこと」もかなり重要です。

    僕が見てきた中でも、駅員として長く続いている人は「コミュニケーション力が高い」か「切り替えが早い」人が多かった印象があります。

    車掌の仕事に向いている人の特徴

    車掌の仕事は、駅員と違って「人と話す時間」よりも「安全とルールを守る時間」の方が圧倒的に長い仕事です。
    扉の扱い、信号、運転士との連携、車内の異常の有無など、すべてがミスの許されない世界になります。

    そのため、細かいルールを正確に守れる人、確認作業を面倒くさがらない人は車掌に向いています。
    逆に、「だいたいこれくらいでいいだろう」という感覚で動いてしまう人はかなり苦労します。むしろ向いてないと思います。

    実際に見習い時代に大変だったのも、知識を覚えることより「毎回同じ動作を正確に繰り返すこと」でした。
    コツコツ型の人・慎重過ぎる人ほど、車掌の仕事に向いていると感じます。

    駅員と車掌で一番違う「責任の持ち方」

    駅員と車掌は同じ鉄道の仕事でも、求められる性格はかなり違います。
    駅員は「人に対応する仕事」、車掌は「ルールと安全を守る仕事」というイメージが一番近いです。

    駅員はクレーム対応や案内など、その場の判断力とコミュニケーション力が強く求められます。
    一方で車掌は、どんなに忙しくても決められた手順を省略せず、冷静に確認し続ける力が必要です。

    どちらが楽というよりも、「どちらのストレスに耐えられるか」で向き不向きが分かれる仕事だと感じました。
    人と話す緊張に強い人は駅員向き、ミスを出さない緊張に強い人は車掌向きです。

    どちらの仕事がきついと感じやすいか

    実際に両方を経験して感じたのは、
    精神的にキツいのは駅員、プレッシャーが重いのは車掌 という違いです。

    駅員はお客様の感情を真正面から受け止め続ける仕事なので、理不尽なクレームや怒鳴られる場面もあります。
    そのたびに気持ちを切り替えて対応しなければならず、メンタルをすり減らしやすい仕事でした。

    一方で車掌は、怒鳴られることは少ない代わりに、
    「自分のミスが事故につながるかもしれない」という重い責任と常に向き合います。
    静かな緊張感が続く仕事なので、違う意味で神経を使います。

    迷っている人への結論

    駅員と車掌、どちらが向いているかは「どちらが楽か」ではなく、
    自分がどんなストレスに強いか で決まります。

    人と話すことが苦にならず、トラブル対応も前向きにできる人は駅員向き。
    逆に、静かな緊張感の中で正確な仕事を続けられる人は車掌向きです。

    どちらの仕事も大変ですが、
    向いている仕事を選べば「きつい」は「やりがい」に変わります。
    自分の性格を知ることが、長く続ける一番のコツだと感じています。

    駅員と車掌は、求められる資質がまったく違う仕事です。
    「どちらが楽か」ではなく、「どんなストレスに耐えられるか」で向き不向きは決まります。
    これから鉄道の仕事を目指す人は、自分の性格と照らし合わせて考えてみてください。

    車掌見習い時代の体験については、こちらの記事でも詳しく書いています。

  • 車掌の給料は見合っている?現場を経験した僕の本音

    「車掌って給料いいんでしょ?」
    電車に乗っていると、そんなイメージを持たれることがよくあります。
    確かに安定していて、社会的な信用もある仕事ですが、実際に現場で働いてみると「この給料は本当に見合っているのか?」と何度も考えさせられました。

    僕は車掌見習いから独り立ちまで経験し、日々のプレッシャーや責任の重さを肌で感じてきました。
    この記事では、求人サイトや噂話では分からない「車掌の給料のリアル」と「その給料に見合うだけの仕事なのか」を、現場経験者の視点で正直にお話しします。

    車掌の給料のリアル(見習い〜一人前)

    まず見習い時代から(座学)
    正直この期間が一番給与面できついです。なぜきついかと言うと手当が全部なく基本給のみだからです。駅にいた時は宿泊手当や深夜・早朝手当などがあリますがそれが全てありません。その上、数ヶ月基本給で過ごすことになるので、まず車掌になりたい人は覚悟が必要です。

    次は見習い時代(現場)
    この時期になると駅と同じ基本給プラス手当がつきます。ただし残業がないので少なく感じる人は多いかと思います。

    次は独り立ち後
    基本給プラス手当プラス残業代(した場合)になるので、駅でもらっていた給与と同じくらいになります。駅より労働時間が少ない中で同じくらいもらえるので、ここまで来れば何とかなる感じでした。

    仕事のキツさと給料のバランス

    鉄道会社はどこも給与が低いと思います。残業ありきな部分も少なからずあります。年齢を重なればある程度もらっているなと言う感覚にはなるかと思います。

    仕事内容については、不規則勤務なところもありますし、責任の重さもあるのでそれをどう捉えるかと思います。

    正直「割に合わない」と思った瞬間

    見習い期間中は、割りに確実合わないと思います。
    給与をもらいながら、車掌になれると思うとメンタル的に何とかなりますが、扶養してないとかになると、基本給から税金を引かれてしまうので、手取りが一桁になってしまう人もいます。
    この付近の手取りしかないと思って下さい。

    正直こんな大変なのにバイトしている人より少ないんだと思うと泣けてきますね。

    お金は気にしないそうゆう人が行くべきかと思います。

    それでも車掌を続けてよかったと思える部分

    やりがいはめちゃくちゃありますし、自分は本当に経験できて良かったと思います。自分が電車乗ってお客様を輸送している仕事が出来ているんだと今もそうゆう気持ちがあります。

    このまま乗務員でいたいと心から思える仕事に就いたと感じられますし、それでお給料をもらえてるので苦労してきて正解でした。

    車掌の給料はどんな人に向いているか

    見習い時代が終われば、何とかなります。この見習い期間中の給与とキツさそれを乗り越えられる覚悟があるのであれば車掌になるべきです。

    後、「少しでもやってみようかな」こんな気持ちがあるのであれば後悔ないようにチャレンジすべきです。誰でもなれる訳ではありません。適正検査など通過した人が見習いになれる権利があるのでチャンスを逃さない為にも受けてみる価値はあります。

    最後になりますが、見習い期間の給与はバイト程度。見習いが終われば普通に生活出来るくらい頂けます。
    見習い期間があるから家持ちや家族持ちの人は受けない人はたくさんいます。生活が苦しくなるまで車掌に価値があるかと思う人がいますが、実際自分がなってみて、本当になって良かったです。
    何なら定年まで乗務員でやれるならやりたいそう思える仕事だと思います。やりがいは絶大です。
    最初の覚悟を決めれるなら是非チャレンジして欲しいと思います。

    車掌の見習い時代の体験については、こちらの記事でも詳しく書いています。

  • 異常時対応で一番焦った出来事|車掌見習いのリアルな体験

    鉄道の仕事では、毎日が平常運転とは限りません。
    突然のトラブルや異常時に、現場の判断が求められます。

    見習いだった頃の僕も、ある異常時対応で強烈に焦った経験があります。
    この記事では、その時に何が起きて、どう対応したのかを正直に書いていきます。

    異常が発生した時の状況

    ポイント故障が起きた時、これは運転見合わせになるのか?それとも折り返し電車になるのか?自分の電車の行先はどうなるのか?色々頭の中でいろんな想定を考えました。

    この時は、折り返し電車として運転すると言う状況でした。

    その時に頭が真っ白になった理由

    なんと放送したら、お客様に伝えたら良いか指令からの無線を聞いたりメモを取ったりしていたら真っ白になりました。

    途中で指令から自分が担当する電車の行先変更の指令がきて尚更真っ白になりました。

    指導員の対応と自分の動き

    自分の動きは、車内放送することだけを優先しました。
    指導員はそれと同時に、行先変更を車内のモニターに表示、自動放送で状況を流しいつ次の指令が来ても良いように、余裕を持って対応していました。

    全然自分とやっていることが違うとものすごく参考になった瞬間でした。

    後から振り返って分かったこと

    お客様のことより、自分のことでいっぱいいっぱいになっていたなと思います。
    指導員は、冷静で車内放送もわかりやすく丁寧で勉強することだらけでした。

    事故こそ学ぶ瞬間だと思います。

    異常時対応で一番大事だと感じたこと

    冷静さ。
    知識です。
    知識は最大の武器で、処置までの流れを頭に入れておくことで、次に何をやっていいのかがわかります。

    異常時対応は座学で学習してきたことが活きる瞬間でもあると思います。常に異常時があるんだと言う気持ちで乗務していると、準備が出来るので、その心構えも良いかと思います。
    誰でも焦ると思うので、落ち着いて行きましょう。自分も頑張ります。

    車掌見習いとして異常時対応を学んだ体験については、こちらの記事でも詳しく書いています。

  • 車掌の研修で一番きつかった座学とテスト|見習い時代のリアル

    車掌になるまでには、現場に出る前に多くの研修があります。
    中でも座学とテストは、想像以上にハードでした。

    僕自身、何度も「これ本当に覚えられるのか…」と思いながら勉強していました。
    この記事では、車掌の研修で一番きつかった座学とテストについて、
    見習い時代の実体験をもとに書いていきます。

    車掌の座学研修で一番大変だったこと

    覚える量が膨大だと思いました。何冊何科目あるんだと渡された時思いましたしこんなの出来るのかと思いました。座学研修終わりまでのスケジュールを見てもテストは多いし目を疑ったのを今でも覚えています。

    実際研修が始まってまずつまづいたのは専門用語です。駅でやっていたことが正直活かすことが出来ないと教科書を見て感じました。1から覚えなきゃ行けないと思い、何度ノートに書いても頭に入ってこないのは苦労した点です。

    お昼後の研修は特にしんどかったです。眠さとの戦いでちゃんと授業を聞いていないとさっぱりわからなくなってしまいついていけなくなるので、ブドウ糖配合のラムネをたくさん食べて乗り越えていました。授業の合間は数分でも仮眠をとるように心がけていました。

    テスト前の勉強量とプレッシャー

    土休日明けのテストがあった場合は、土休日8時間以上は勉強していたと思います。私は同じような環境に身を置きたい派なので図書館にオープンと同時に入って学習室で勉強していました。

    テスト前となると不安はすごかったです。もっとみんな勉強しているんじゃないか?この程度で良いのか限界まで追い込んだつもりでも不安でいっぱいでした。

    睡眠についてですが、朝5時に起きて夜は10時30分に寝るリズムを作ってその中でどれだけ勉強出来るか考えてやってました。徹夜しても頭に入ってないのはわかっていたので、睡眠時間はしっかり確保してテストに備えるよう心がけました。

    実際のテストの難しさ

    問題の傾向ですが、一語一句条文を間違えていけない等あったので本当に難しくて濁点忘れでバツがついた時にはショックでした。ある点数以下を取ると追試や補修もあるので、プレッシャーは半端なかったです。

    また引っかけ問題も多かったです。専門用語が多いのでどっちだっけ?と考えさせられるような問いが結構ありました。ほとんど記号問題がなかったので、どれだけ勉強してきたか問われるような形式でした。

    合格するまでに意識していたこと

    勉強量ですが、とにかくノートに書きまくりました。見ても自分は覚えられないので気が済むまで書いて頭に叩き込みました。

    スケージュールでいつがテストとは記載があったので、そこから逆算して優先順位を決めて勉強に取り組んでいました。勉強して合格ラインに絶対届いてると自信があるものは置いておいて、この科目は自信がないと感じたものから自信がつくまでやり込みなした。

    やってよかったことですが、起床から睡眠までをルーティン化したのは良かったと思っています。時間がきたら寝る。それまではとにかく勉強する。このように決めていたことで余計な雑念は払拭して取り組めたかと思います。

    研修を乗り越えて思ったこと

    全ての科目に意味があって理解していないとお客様を安全に輸送できないと感じました。必死に勉強して良かったと思います。

    もし車掌をこれから目指すのであれば、人生で一番勉強したと思える時間にして欲しいと思います。自分は教師からそのように言われ、受験より勉強したと思えるくらいやったと自信を持って言えます。

    軽い気持ちで行くと絶対に折れますし、みんなが必死で自分は追試または諦めたりしたら、周りから評判はガタ落ちです。行くからには覚悟を決めて勉強に励んで欲しいと思います。その努力が必ず報われますし、次にいきます。
    何度も自分は大丈夫なのかと言う気持ちになるかと思いますが、そうゆうときは相談して下さい。
    応援してます。

    車掌見習い時代の体験については、こちらの記事でも詳しく書いています。

  • 駅員と車掌、メンタルがきついのはどっち?両方経験した僕の本音

    鉄道の仕事に興味がある人の中には、「駅員と車掌、どちらの方が大変なんだろう?」と気になる人も多いと思います。僕は駅員と車掌の両方を経験してきました。この記事では、実際に働いて感じたメンタル的にきつかったのはどちらかを、正直に書いていきます。

    駅員の仕事でメンタルがきつかった点

    まずは残業時間が多いところ。車掌やってみなかったら感じなかったと思いますが、圧倒的に労働時間が長い。なんでこんな会社居たんだろうって今でも思います。労働時間が長いのはメンタルに直に影響しました。

    ミスがすぐお客様に影響する点。明け番での残業は眠すぎて頭が回ってないです。例えば券売機・精算機で異常があってそれをミスしてしまった場合、お客様も責任者も許してくれず眠いは理由になりません。状況報告書だったり売上がずれたりすると周りに迷惑かけるので結構大変でした。
    後は自社線他社線含めての運転見合わせ等は疲れます。自分がミスしたわけではないのに苦情言われたりするとしんどかったです。

    車掌の仕事でメンタルがきつかった点

    自分の中で一番メンタルにくるのは睡眠時間の少なさっていうところなので、勤番によって睡眠時間の少ない勤務にあたると嫌だなと同時に、ダイヤ乱れ等で1乗務終わって休憩時間がなくすぐに乗り出しだと精神的にきつかったです。眠いから絶対に何も起こらないでと言う気持ちで乗務しに行ってます。

    責任の重さを比べるとどちらがきついか

    駅員は、どんなに小さいミス(改札や券売機等)をしても常に事務所に戻ってきた時には誰かしらと一緒になるので、申し訳ない気持ちと周りと一緒にいるのがしんどく、責任を重く捉えてしまっていました。

    車掌は、ミスした時はお通夜状態です。まだ自分はミスがありませんがミスした人が休憩所に戻ってきた時には、監督者からの指導もありますし、同じミスをさせないように全乗務員に情報が行ってしまうので責任の大きさは絶大だと思います。

    責任の重さで比べると車掌の方が、やはりお客様の命を預かって仕事している分、責任の重さはあると思いました。

    精神的につらかった瞬間の違い

    駅は、一週間で考えると車掌よりも働いている時間が長く特に周りに体調不良者が続出した時には泊まり勤務後残業、翌日も泊まり勤務やって明けで残業、また泊まり勤務やって残業、一週間家にいるより職場にいる時間が多かった時が結構あって自分が体調不良になるんじゃないかと思ったこともあったので精神的に辛かった時もありました。

    車掌は、駅員と違って駅員と同じようなことさせると確実に事故るので労働部分では優遇されていると感じましたが、毎明けの乗務は朝ラッシュがありますし、ものすごい神経を使うので結構疲れるかと思います。
    まだ当たったことはありませんが人身事故の処置は乗務員なのでそれを見て精神的に参って、もう乗務員ではいられないと駅に戻ってきていた人もいたので精神的な部分の捉え方はそれぞれです。

    結局、メンタルがきついのはどっちか

    駅は労働時間の長さがメンタル的にきつかったですが、汚物清掃であったり周りの仲間と顔をずっと合わしていなきゃ行けないなど捉え方は色々あるかと思います。

    車掌はその分、乗務中は一人ですしお客様と接客することもほぼないので苦情とかはありません。事故が起きた時は基本一人で解決しなきゃ行けないでかなり大変ですしラッシュ等で神経はものすごい使うので精神的に疲れますが、

    駅員と車掌どっちがきついかと聞かれたら「駅員」の方がきついと言う結論を出します。
    駅員と車掌はどちらもメンタル的に大変な仕事です。
    この記事が少しでも参考になれば幸いです。

    車掌見習い時代の体験については、こちらの記事でも詳しく書いています。

  • 見習い時代で一番キツかった出来事|正直心が折れかけた話

    見習い時代は、今振り返ると「よく乗り切れたな…」と思うほど大変でした。
    特にある出来事がきっかけで、「自分はこの仕事に向いていないのでは」と本気で悩んだことがあります。

    今回は、車掌見習いだった私が一番キツかった出来事と、そこから何を学んだのかを正直に書きます。

    見習い時代で一番キツかった出来事とは

    1行路の乗務が終わった後、休憩スペースに行きづらくどこで休憩したら良いかすごくきつかったです。

    他の路線に行った同期もこれは悩んでいて、トイレで休んでいた人、ロッカー前にいた人など結構居場所に悩んでいた人が多かったと思います。

    自分はどうしていたかと言うと、コミュニケーションも必要だと思っていたので、休憩スペースに行っていましたが加湿器の水交換であったり、ゴミ捨てだったり正直休憩スペースに行っても全然休めませんでした。同期と同じようにトイレで休んでいた方が楽だったなと今思えばそう思います。と言いますか何度かトイレやロッカー行ってました。

    なぜそこまで追い込まれたのか

    休憩が休憩でなかったからです。駅ではそこそこ経験を積んでましたので、入社1年目のような扱いは結構大変でした。

    次の乗務も控えている中でこのような環境だったので、結構大変だしたが他の先輩もそうやって乗り越えてやってきたと思い込んで頑張っていました

    そのとき正直に思ったこと

    古き伝統がまだ残っていると思いました。内心は見習いがやるのではなく気がついた人がやればいいと個人的には思いましたけど自分が経験を積んでベテランになった時はそうゆうのはなしにしたいと思いました。

    同期は何人もいるので、やった人が周りから評価されるのもよくないと感じたのでここは試練かと思います。

    そこから何を学んだか

    見習い期間やりつづけて、よかったと思うこともあります。それは自分が職場を綺麗な環境にしたと思うと乗務中も何か起きた時も良いことしたから、大丈夫だと言う気持ちになれました。

    今ではルーティンみたいになって、乗務開始前には今までやってきたことをやってから乗務するようにしています。

    綺麗にする=自分の心も綺麗になっているような気がして見習い期間辛かった経験が活きているように思います。

    今振り返って思うこと

    見習い時代は本当にキツくて、何度も心が折れそうになりました。
    それでも一つ一つ経験を積むことで、少しずつ成長できました。
    今つらい人も、この時期は必ず糧になります。自分も見習い無事終わりましたし、他の同期も全員終えることができました。一人で絶対悩まず、心から応援してます。

    車掌見習い時代の体験については、こちらの記事でも詳しく書いています。