駅員と車掌、どちらを目指すべきか迷っている方は多いと思います。
実際に働く前は「どっちが楽なのか」「自分に向いているのはどっちか」分かりにくいものです。
私はこれまで、駅員と車掌の両方を経験してきました。
その経験をもとに、仕事内容の違いやきつさ、向いている人の特徴まで、現場のリアルな視点で分かりやすく解説していきます。
これから鉄道業界を目指す方の参考になれば幸いです。
駅員と車掌どっちがいい?結論
結論から言うと、
・人と関わる仕事が得意な人は駅員
理由:改札業務が主な仕事ですが、不特定多数のお客様を接客するからです。
精算するお客様
運賃を聞くお客様
駅周辺を訪ねるお客様
外国人のお客様
など、常に色んなことを聞かれます。
・一人で責任を持って働くのが得意な人は車掌
理由:ドアの開閉から出発合図を送って電車を走らせる全ての責任を車掌がやっているからです。
ドアの開閉
空調管理
車内放送
出発合図
など、この全ての動作を一人でやっています。
どちらが楽というよりも、向き・不向きで大きく変わる仕事です。
駅員と車掌の仕事内容の違い
駅員と車掌では、仕事内容が大きく異なります。
駅員
・改札対応
・券売機及び精算機対応
・定期券対応
・遺失物対応
・ホーム整理
・車内のお忘れ物捜索
・軌道内の落とし物対応
・お身体の不自由なお客様対応
・急病人対応
など
常にお客様対応が中心の業務です。
車掌
上記で書いた内容と重複しますが、
・ドアの開閉
→停止位置を確認した上で、問題なければドアを開ける
ドア挟みがないようにホームやドア付近の安全を確かめた上で
閉める
・空調管理
→乗車率を確認しつつ、冷房なのか送風なのか除湿なのか切るの
か暖房なのか管理する
・車内放送
→次駅がどこなのか、ドアが開く方向、注意喚起放送をします
・出発合図
→全ての安全確認が取れたのを確認した上で列車を出発させます
安全確認と判断が中心の業務です。
駅員と車掌のきつさの違い
どちらも大変ですが、きつさが異なります。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
▶︎「駅員と車掌、実際どっちが大変?」|どちらも経験をした考え
メンタル的にきついのはどっち
メンタル面で言うと、
・駅員は継続的なストレス
理由:全てが良いお客様とは限らないから
・車掌は瞬間的なプレッシャー
理由:ドアの閉める際に駆け込み・駆け降りを確認し且つ車側に異常がないか確認した上で発車させるから。
その上で、ダイヤ通りに運行させる必要がある為。
詳しくはこちら
▶︎駅員と車掌、メンタルがきついのはどっち?両方経験した僕の本音
向いている人の違い
それぞれ向いている人の特徴があります。
詳しくはこちら
▶︎駅員と車掌で「向いている人」はここが違う|両方経験した僕の結論
駅員に向いている人
・人と話すのが苦じゃない
・お客様に柔軟な対応ができる
車掌に向いている人
・責任感が強い
・一人で判断できる
実際にやって感じた本音
同じ鉄道会社なのに駅員と車掌で全然資質が異なるのが印象的でした。
駅員は接客がメインで何かトラブルがあっても、改札口や券売機・精算機までの距離が近いので周りが助けてくれる為、安心感がありました。
不特定多数のお客様から、色んなことを聞かれるので業務知識から駅周辺の情報まで幅広く知っている必要があります。
車掌は、その逆でほとんどの仕事を一人で行います。
運転士もいますが何かあればインターホンであったり指令とは無線のやり取りになるので、情報をしっかり伝えなければいけません。
その為責任感がものすごく重要になってきます。
併せて、自分がミスしてしまった時には多くのお客様にご迷惑をかけることもあります。
このような緊張感で仕事しますが、一人で淡々と仕事する為、人間関係のストレスはありません。
どっちも大変ですが、ストレスの種類は全然違うと思います。
結局どちらを選ぶか
まずは駅員を必ず経験してから、車掌になりたい人は手を挙げて社内の試験に合格する必要があります。
詳しくはこちらを参考にして下さい。
▶︎車掌になるには?必要な資格と採用の流れを鉄道社員が解説
迷っている方は、以下を基準に考えるのがおすすめです。
- 人と関わるのが好き → 駅員
- 一人で責任ある仕事がしたい → 車掌
どちらも鉄道の安全を支える大切な仕事なので、
自分に合った方を選ぶことが一番重要です。
まとめ
全く全然違う仕事になるので、どちらが自分に合っているか決めることが出来るかと思います。
また、駅員を経験してからが基本になる為、ある程度経験年数を重ねてから、車掌もやってみようと選択することも出来ます。
駅員も車掌も大変ですが、それぞれにやりがいもたくさんあります。
私はどっちも経験して良かったと思ったから、ブログを書いて皆様に伝えたい思い更新し続けています。
この記事が、進路選びの参考になれば幸いです。
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