車掌見習い期間を乗り切るためにやってよかったこと|見習いを乗り越えた私の経験

見習い期間は、正直かなり大変でした。
覚えることは多く、毎日が緊張の連続で、失敗できないというプレッシャーもありました。

それでも、いくつか「やってよかったこと」があったおかげで、何とか乗り切ることができたと思っています。
この記事では、車掌見習い期間を振り返って、実際に助けられたことをまとめてみました。

これから見習い期間に入る方や、不安を感じている方の参考になれば嬉しいです。

見習い期間を乗り切るためにやってよかったこと

・毎日その日の出来事をメモと日記に残していた
見習い期間は、覚えることが多く、後から振り返ると忘れていることも多かったため、
その日あったことや指導員に言われたことをメモするようにしていました。

・分からないことをそのままにしなかった
少しでも曖昧だと感じた点は、その日のうちに確認するように意識しました。
後回しにすると余計に不安になることが多かったからです。
独車すると、一人なのでそこは肝に銘じていたので、徹底していました。

・わからないことは先輩に聞かず、全て自分の指導員に聞いた
わからないことの情報共有とわからないことを理解したことを示す為に、他の先輩に頼らず基本指導員に聞こことを意識していました。
結果すごいコミュニケーションとれたのと同時に絆が深まったように感じました。

今振り返ると、見習い期間は「覚えること」よりも「忘れない工夫」のほうが大切だったと感じています。

教わる内容は毎日増えていきますが、その日のうちに整理しておかなければ、次の日には新しい内容が加わり、頭の中がいっぱいになってしまいます。

私は一日一日を区切って復習することを意識していたおかげで、少しずつ知識が積み重なっていきました。

見習い期間は短距離走ではなく長距離走です。焦らず、一つずつ積み重ねることが大切だと思います。

毎日メモを取り、振り返る習慣をつけた

・指導員に言われたことはその場でメモ
独車したら、一人で始発から終点まで担当しないといけないので「お守り」にする気持ちでメモを取っていました。

・仕事が終わった後に見返して整理
1日に多くのことを教わるので、メモしたことを振り返り次の勤務に入る前にイメージトレーニングをすることが出来ました。

・分からない点を次の日に確認できるようにした
メモしても、わからないことは多々ありました。メモしていることで自分は何がわからなかったか、指導員とおさらいすることが出来ました。

この習慣は、独り立ちした今でも続けています。

異常時対応や初めて経験した出来事などは、あとから見返せるよう簡単に記録しています。

人はどうしても時間が経つと細かい部分を忘れてしまいます。

だからこそ、自分だけの記録を残しておくことは、安全に仕事を続けるためにも役立っていると感じています。

分からないことはその日のうちに聞いた

・少しでも不安に感じた点は確認した
不安が一つでもあると、それは「事故」を起こすきっかけとなってしまうので、わかるまで確認するようにしました。

・聞くタイミングを逃さないよう意識した
指導員が教えたいことと、自分が聞きたいことがバッティングすることがありましたが、まずは指導員のことを最優先して、自分が聞きたいことはその日に聞くようにして必ずメモするようにしました。

・その日のうちに解決すると気持ちが楽になった
新しく教わることが本当に多いので、不安な気持ちで家に帰らないことは意識していました。乗務終了後も指導員が何か今日のことでわからないことあったか聞いてくれたので解決した時には気持ちが楽になりました。

当時は質問すること自体が申し訳ないと感じることもありました。

ですが、指導員の立場になって考えると、分からないまま独り立ちされるほうが何倍も心配だったのだと思います。

実際に質問をすると丁寧に教えていただけることが多く、「聞いてよかった」と思うことばかりでした。

分からないことをそのままにしない姿勢は、今でも一番大切にしています。

失敗を引きづらず切り替える意識を持った

・ミスした後の気持ちの切り替え方
見習い中は、失敗すると必要以上に落ち込んでしまうことがありましたが、反省したら引きずらず、次に同じミスをしないことに意識を向けるようにしました。ただ、ミスは結構動揺します。

・次に活かすことを意識した
人の命を預かっている仕事なので、ミスは引きづらないように心がけて次に繋げるようにしました。それは指導員も常に次だ次だと声掛けしてくれました。

もちろん簡単に切り替えられるわけではありません。

ミスをすると悔しいですし、何度も頭の中で思い返してしまいます。

それでも列車は次の駅へ進んでいきます。

車掌はその場で切り替えて安全確認を続けなければなりません。

この経験を繰り返すことで、少しずつ冷静に対応できるようになっていきました。

支えてくれた人の存在を大切にした

・指導員や先輩の存在
頼るべきところがそこしかないので、先輩方がご指導頂くことは大切にしました。

・一人で抱え込まなかったこと
同期がたくさんいたので、辛かった時は相談しながら乗り越えるようにしました。

・声をかけてもらえたことで救われた
右も左もわからない環境の中で全てが完璧に出来る人はいないと思います。失敗してもポジティブな声掛けは力になりましたし、絶対に独り立ちするんだという気持ちになれました。

一人では乗り越えられなかった場面も数多くありました。

指導員だけでなく、一緒に頑張っていた同期や周囲の先輩方の存在も大きかったと思います。

「あと少し頑張ろう」

「大丈夫、その調子」

そんな何気ない一言が励みになり、最後まで諦めずに頑張ることができました。

見習い期間は自分一人で戦うものではなく、多くの人に支えられて成長していく期間なのだと今では感じています。

まとめ

メモと復習これは見習い期間を乗り越える為にやっていてよかったと本当に思います。
試験当日はものすごい緊張します。
乗り越える為に、メモはお守りになりました。

情報が分散しないように、わからないことを全て指導員を通すことによって指導員も何が今不安なのか理解してくれます。

これから見習い期間に入る方や、今まさに大変だと感じている方の参考になれば嬉しいです。

見習い期間中は、「本当に自分にできるのだろうか」と何度も不安になりました。

ですが、その時に積み重ねた経験は、今の車掌業務の土台になっています。

当時は厳しいと感じていた指導も、今ではすべて安全のためだったと理解できます。

もし今、見習い期間で悩んでいる方がいたら、一日一日を大切に積み重ねてみてください。

必ず「あの時頑張って良かった」と思える日が来ます。

私もそうだったように、努力した経験は必ず自分の力になります。

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