駅員や車掌の見習い期間は、正直かなりきついです。
毎日緊張しっぱなしで、失敗しないように必死だったことを今でも覚えています。
私自身、駅員・車掌として現場を経験し、本社勤務や定期券売り場も経験しましたが、
振り返ると、あの見習い期間が一番成長できた時間だったと感じています。
この記事では、見習い期間がなぜきついのか、
そしてその経験が今どう活きているのかを、実体験をもとにお話しします。
見習い期間はどれくらい続く?
駅員や車掌の見習い期間は、会社によって多少異なりますが、一般的には数か月かけて教育が行われます。
私自身も最初は「こんなに長いのか」と感じましたが、安全を守る仕事だからこそ、一つひとつの業務を確実に身につける必要があります。
見習い期間中は、基本動作や接客、車内放送、異常時対応など覚えることが非常に多く、毎日が勉強の連続でした。
当時は終わりが見えず不安になることもありましたが、今振り返ると、この期間があったからこそ安心して一人で乗務できるようになったと感じています。
・何ヶ月?
→座学2ヶ月半
現場2ヶ月半
合計5ヶ月くらいです。
・試験ある?
→たくさんあります。
座学では各科目毎にあります。
中間テストみたいなものもありました。
現場では基本作業が出来ているか、報告を出来ているか、放送は出来ているか、などチェックされる試験が多くあります。
車庫に行って、異常時の取り扱いの試験もあります。
人身事故の取り扱いであったり、地震があったりした場合の取り扱いだったりします。
・落ちる?
→結論落ちます。
油断していると普通に落ちます。
追試はありますが、何回も落ちてしまうと養成を解除されてしまうので真剣に望んで絶対に合格する必要があります。
・いつ楽になる?
→見習い期間中は楽と感じたことは一瞬たりともありませんでした。
常に見られているので、気も抜けないですし漏れがると注意されますので、見習いが終わるまでは楽ではなかったです。
見習い期間が「きつい」と感じた理由
駅員も車掌も見習い期間がきつい理由は、ズバリ指導員と常に一緒に仕事するからです。
・仕事している時はもちろん一緒
・休憩する時も一緒
・仮眠する時も一緒
・出勤する時も退勤する時も一緒
この箇条書きを見ただけで、きついと感じるかと思います。
これを乗り越える為に数ヶ月間頑張らなければなりません。
緊張が抜けなかった毎日
仕事中は常に指導員から見られています。
ミスしてしまうと、指導員も何を見ているんだと言われてしまうから、真剣に教えて下さります。
だからこそ、緊張が抜けないです。
仕事が終わった後は、クタクタです。
理解度の進捗状況や試験があったりするので、家に帰った後も復習しないといけないので見習い期間中は毎日緊張が抜けませんでした。
周りも努力しているので、プレッシャーもありました。だからこそやらなければいけない気持ちになるかと思います。
見習い期間中に意識して良かったこと
見習い期間中に私が特に意識していたことは、「同じ失敗を繰り返さないこと」でした。
失敗した内容は必ずメモに残し、なぜ失敗したのか、次はどうすれば防げるのかをその日のうちに整理するようにしていました。
また、分からないことをそのままにせず、必ず指導員へ確認することも意識していました。
その場では小さな疑問でも、一人で乗務するようになってから大きな事故につながる可能性があります。
見習い期間は失敗しても教えてもらえる貴重な時間です。
だからこそ、失敗を恐れるよりも、一つでも多く学ぶことを意識して取り組んでいました。
失敗して学んだこと
見習いの頃は、ミスを何度もしました。
正直今でも覚えています。
私は、ミスしたことをそのままにしないようにメモを残して、手順・やり方をもう一度指導員とすり合わせしました。
その理由は、見習い期間中に何度も同じ勤務をやることは出来ないからです。
だからこそ失敗した箇所をそのままにしていると、独車した時に大きな事故を起こしてしまう可能性があるからです。
これから目指す方、これから見習いが始まる方、私はミスをいっぱいしてきたので参考にして頂けたら幸いです。
見習い期間が終わって分かったこと
・失敗したこと
・この箇所はミスしやすい箇所
・過去に先輩がミスした箇所
全てそのままにしないようにしたのは、今無事に乗務出来ている結果なのかなと思います。
これくらいなら大丈夫だろう
この考えは本当に危険です。絶対に事故します。
ミスした時の周りからの目は冷たいです。
評価も一気に下がります。
本当に毎日緊張の連続で、大変でしたが見習い期間中に全て習得する気持ちで臨めたのは今自信を持って乗務出来ている理由なのかなと感じています。
当時は毎日きつかったですが、見習い期間に厳しく教えてもらえたからこそ、現在は落ち着いて乗務できています。
安全を守る仕事だからこそ、厳しい教育には意味があると今では感じています。
これから目指す人への一言
今この記事を読んでくださっている方は、これから鉄道会社を目指すであったり、入社が決まってこれから始まる方がいるかと思います。
見習い期間は、大変です。
これはどの会社でも一緒かと思います。
数ヶ月の辛抱
皆様なら絶対に乗り越えられます。
私は、応援しています。
何かあったら、コメントください。
乗り越えた先は駅員・車掌、数字のノルマなんてありません。
追われるってことはないので慣れれば楽と感じることもあるかと思いますので、是非頑張って欲しいと思います。
見習い期間は本当に大変です。
しかし、一人で乗務できるようになったときの達成感は今でも忘れられません。
私自身も途中で「もう無理かもしれない」と思ったことがありますが、一つずつ積み重ねた結果、独り立ちすることができました。
今つらいと感じている方も、焦らず一歩ずつ経験を積んでいけば必ず成長できます。
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