投稿者: gsasxcyj1@

  • 車掌の仕事で「気を抜けない」と感じる理由|現場で続く緊張感

    車掌という仕事をしていると、「気を抜けない」と感じる場面が何度もあります。

    大きなトラブルが起きているわけではなくても、常にどこかで緊張が続いています。

    一瞬の油断が思わぬミスにつながる可能性があるからです。

    今回は、私が現場で「気を抜けない」と感じている理由について、実体験をもとにお話しします。

    なぜ常に緊張が続くのか

    緊張が続く場面はどんなことか
    駅到着時から発車まで
    1、駆け込み乗車
    2、駆け降り乗車
    3、ドアを閉めるまでの途中で声をかけられた作業
    4、信号確認
    5、合図確認
    6、異常時
    大きく分けてこのくらい緊張する場面があります。

    発車から駅通過まで
    1、車側に触れてくる可能性
    2、異常時(車内非常通報やホーム上の非常ブザー)鳴動したら緊急停止させないといけない
    3、軌道内に人立ち入りや遺失物の落下

    駅間
    1、異常時(車内急病人や車内トラブル)
    2、ダイヤ乱れ等で駅間停止による車内放送及び空調管理

    異常時はその他いっぱいありますが、特に普段の乗務から可能性の高いところを箇条書きしましたが、緊張する場面がいっぱいあります。
    目でしっかり周りを確認して作業をしないといけない、異常時があった場合は頭でしっかり考えないといけない、結構緊張していることは多いと思います。

    何も起きていないときほど怖い

    慣れてくると何も起きていないことが良いこともいっぱいあります。一人でやっているので人間関係のストレスはないので気持ち的にとても楽です。
    ただ、ラッシュ中は常に何かあるんじゃないかという気持ちで乗務して欲しいです。
    その理由は閑散時間中より多くのお客様が乗車しているので何かしらのリスクが高いからです。準備しておくことで、最小限の時間で復旧出来る場合があるからです。

    小さな確認の積み重ね

    この作業をやっておくことで、緊張はするかと思いますが安全に輸送出来ます。必要以上にやっても良いと思います。
    最初はそのくらい確実にやって、慣れてきたら省いても良いと思いますが、決められた作業は守って下さい。
    時間経つと勉強してきたことが抜けたりするのでメモしたことであったり座学で勉強したことを振りかってみると、自信を持って出来ると思います。

    気を抜かないことが安全につながる

    以前にも書きましたが、気を抜いたことでミスしてきた人をいっぱい見てきたのでポイントはしっかり押さえて欲しいです。
    閑散としてるとドアの開け閉めがスムーズに行きすぎて、早発してしまいそうになったりします。
    ・駅間中に次駅を呼称する
    ・次駅はどちら側のドアが開くのか確認しておいて身体をその方向に寄せておく
    ・ドアを開けたら、閉めるまで絶対に余計なことを考えないでドアを閉める(一つ一つ指差確認呼称を実施する)
    ・作業の途中で、声をかけられたりしたら最初から戻って開始する
    ここを気を抜かないでやれば安全に乗務出来ると思います。
    こんな感じでやっているんだと参考になれば嬉しいです。

    車掌の仕事は、目立つ出来事がなくても常に責任を伴います。

    何も起きていない時間こそ、緊張を保ち続けることが求められます。

    気を抜かないという意識は、自分のためだけでなく、乗客の安全を守るためでもあります。

    この仕事を続ける中で、その重みを日々感じています。

    見習い時代に学んだことについては、こちらの記事でも書いています。

  • 車掌見習い時代、先輩の背中を見て学んだこと|今でも忘れない教え

    見習い時代の私は、常に不安と緊張の中で仕事をしていました。

    自分のことで精一杯で、周囲を見る余裕もあまりなかったように思います。

    そんな中で、ある先輩の姿が強く印象に残っています。

    直接多くを語るわけではありませんでしたが、その背中から学んだことは今でも私の支えになっています。

    見習いの頃は余裕がなかった

    どの作業をやるにしても余裕を持ってやるのは難しかったのですが、指導員から他の先輩の作業も見てみようと提案して頂いたことで列車に便乗させてもらったり外からどうゆう作業をしているか見ることが出来ました。
    そこで感じたことは、作業の無駄がないであったり、放送も型があった上で伝えたい情報をしっかり伝えていました。
    また、乗務中に気をつけておいた方が良いことなど指導員よりも経験年数が豊富な方に便乗させてもらった時には知らなかったことも多く学ぶことが出来ました。
    客観的に見ることで、本当に学びが多かったです。
    私は見習いが終わった後も継続して続けています。

    先輩の何気ない行動

    客観的に見ていると、1つ1つの作業が丁寧でとてもゆっくりに感じて正直この作業だったら絶対遅延膨らむと思っていましたが、全く遅れもなく、むしろ定時。びっくりしました。
    一方で自分はいつも遅れが膨らんでるので、なんでか便乗中に聞いたことがありました。
    回復出来る区間と、どの駅が乗降が多いか把握しておくと経験を積んでいくうちに定時で持っていくことが出来ると教えてもらいました。

    言葉よりも伝わったもの

    いろんな人の作業を見る大切さを学びました。
    見ていると、この作業は自分の物にしてみようであったり真似してみようと思うと思います。
    私が継続的に今も実施しているのはそれが理由です。
    何十年も経験している人の作業を見ていると絶対に事故を起こさなそうと感じます。

    今、自分が意識していること

    見ているだけでなく、いい作業と思ったものは実際に乗務中にチャレンジしてやっています。
    見て学んだこと以外に教えてもらった、例えば回復出来る区間と、どの駅が乗降が多いか把握しておくことに関しては勉強したことで定時で引継ぎ出来るようになったと思います。
    先輩方の作業を見ることで参考になると思うので、ちょっと作業を見る習慣をつけておくと、成長出来ると思います。

    見習い時代は、教わることばかりに意識が向いていました。

    しかし、本当に大切なことは、先輩の姿勢や行動の中にあったのだと今になって感じます。

    言葉にされなくても伝わるものがある。

    あのとき見た先輩の背中を、今は自分が後輩に見せられるようになりたいと思っています。

    車掌の仕事については、こちらの記事でも詳しく書いています。

  • 車掌の仕事でミスを防ぐために意識していること|「実体験から学んだ習慣」

    車掌という仕事では、小さなミスが大きな影響につながる可能性があります。

    だからこそ、日々の業務の中で「ミスを防ぐための意識」がとても重要になります。

    見習い時代は失敗が怖くて不安ばかりでしたが、経験を重ねる中で自然と身についた習慣があります。

    今回は、私が現場で意識している“ミスを防ぐための考え方”についてお話しします。

    思い込みをしないこと

    見習いの乗務が始まる前に自分がやっていたことを紹介します。
    まず一つ目は、駅の特性を理解しておくと言うことです。
    どうゆうことかと言うと、「階段の位置」「EVの位置」を把握しておくことです。
    なぜこれが大事だったかと言うと、駆け込みがある位置と把握が出来るからです。EVの位置を把握しておくと、お身体に不自由な方、ベビーカーご利用の方が出てくるだろうと想定することが出来ます。意識することで思い込みによるドアを閉扉をするリスクが低くなります。
    二つ目は、ドアが開く方向を各駅把握しておくことです。見習い乗務が始まる前に勉強しておいたことでスムーズに乗務に入れた気がします。乗務中は次の駅の駅間中に身体を寄せておくことで逆側ドア開扉のリスクを無くします。
    逆側ドア開扉なんてしたら大事故です。お客様落ちてしまうので思い込みには注意して欲しいです。

    指差し確認を徹底する

    指差しして確認する時は必ず声に出して作業して欲しいです。
    声に出してやることで、自分が何の作業をやっているか明確化できます。一つ一つの確認が出来るので、事故防止にもつながります。眠気防止にもなります。
    その他、作業中にお客様から声をかけられて作業が中断してしまった場合も、声と指差しをやっていたことで、どこまで作業していたか頭の中で覚えているので、最初から戻って作業を始めることもできます。
    この作業をおろそかにすると思い込みによるドア閉扉等によるミスをしてしまいます。過去に何度も失敗している人を見てきました。
    ・信号を確認しないで作業をしたことで信号無視
    ・合図確認無視
    ・車いすや遺失物の確認作業中に駅員を閉じ込めたまま発車
    などなどヤバいミスをしてしまう可能性があるので、徹底して欲しいです。
    今の箇条書きしたミスをやった人は何日間も乗務させてもらえず教育をやっていました。

    焦っている時ほど一呼吸おく

    他の記事でも書かせて頂きましたが、私は焦っていたせいでミスしたことがあります。普段は間違えたことないですが私は行先設定を間違えました。
    異常時も通常と異なる事象なので、焦ると思いますが一呼吸置いてから作業することをオススメします。

    一呼吸すると冷静になれますし、焦って作業するより全然いい作業ができます。

    「大丈夫だろう」と考えない習慣

    本当に車掌の仕事で「大丈夫だろう」の作業は危険です。
    ミスする箇所はいっぱい潜んでいます。
    自信を持って異常なしで乗務した方が気持ちよく帰れます。
    後々、あそこの駅でこうゆうことなかった?など事情聴取されると嫌な気持ちになると思うので、そうならない為にも「大丈夫だろう」と考えない習慣を身につけておいた方が良いです。慣れてきてその習慣が身についていないと事故を起こしてしまいます。
    もし、大丈夫だろうの作業をしてしまってドア挟みなどしてしまって自分の中でヤバいと感じた時はそのままにしないで報告しておいた方が自分の身を守る為にいい方法です。

    ちょっとした瞬間で何か起こるのが車掌の業務でとても乗務中は神経を使うので自分なりのミスを防ぐ方法を見つけて乗務して欲しいと思います。

    車掌の仕事では、完璧を求められる場面が多くあります。

    しかし、特別な能力があるわけではなく、日々の小さな意識と習慣の積み重ねがミスを防いでいるのだと感じています。

    焦らず、思い込まず、確認を怠らない。

    当たり前のことを徹底することが、安全を守る一番の近道だと、現場で学びました。

    車掌の仕事については、こちらの記事でも詳しく書いています。

  • 車掌という仕事で初めて自信が持てた瞬間|見習い時代を振り返って

    見習い時代の私は、不安や緊張ばかりを感じていました。

    失敗しないように必死で、毎日が余裕のない状態だったのを覚えています。

    そんな中で、初めて「少しだけ自信を持てた」と感じた瞬間がありました。

    今回は、車掌という仕事の中で自分が成長を実感できた出来事についてお話しします。

    見習い時代は不安ばかりだった

    教わったことがちゃんと出来ているのか、何度も小さいミスもいっぱいしてきてました。でも一つ不安に感じたことは、すぐに聞いたりメモして不安をつぶして一人立ちする時には絶対自信を持ってやろうと決めて毎乗務挑んでやっていました。
    見習い時代は、最初こんなに期間が長いのかと思いましたが不安を取り除く為にはちょうど良かったと思います。

    ある出来事が転機になった

    中間技量の確認や終了確認の試験が設けられていて、まず中間技量の確認があった時に「問題なし」と評価してもらった時には自信になりました。この中間の確認どう言うことをやったかと言うと、遅れてしまうことは仕方ないですが時分の報告が出来ているか正確な放送は出来ているかドアの開け閉めは正確かを確認されました。
    評価して頂いた時は車掌として成長出来ているんだと実感した瞬間でした。
    終了試験の時は、今まで教えてもらったことを全部出し切る気持ちで望んでやったことが全て出し切れて「合格」をもらった時には本当に自信になりました。
    この時、1人でもやれるとうものすごい自信になったのを覚えています。

    自分の判断で動けた瞬間

    試験中は指導員は乗務していないので、全て自分の判断で始発から終点まで乗務します。
    試験官は何も言わない(間違ってるなど注意なし)ので、ものすごい緊張感の中で淡々とこなしていくのですが、終わった時には「ミスしてなかったかな」と考えましたが達成感がありました。

    小さな自信が大きな支えになった

    見習い期間に身につけた自信が今でも自信を持って乗務出来ているんだと思います。
    自信がないとお客様に不安を与えてしまいますから頑張ってきてよかったと思います。
    自分の中で頑張ったと言い切れるのであれば自信を持って乗務出来ると思います。
    ひとそれぞれ自信になる瞬間は違いますが、必ずその瞬間があってそのように感じた時には車掌って楽しいって思えると思います。

    車掌という仕事は、簡単に自信が持てるものではありません。

    責任が重い分、不安の方が大きくなることもあります。

    それでも、小さな成功体験や自分で判断できた瞬間が積み重なることで、少しずつ自信に変わっていきました。

    あのとき感じた小さな自信は、今でも仕事を続ける支えになっています。

    車掌の仕事については、こちらの記事でも詳しく書いています。

  • 車掌の仕事で「本当に怖い」と感じた出来事|現場で知った責任の重さ

    車掌という仕事をしていると、「怖い」と感じる瞬間があります。

    それはホラーのような怖さではなく、一瞬の判断が大きな結果につながるかもしれないという、責任の重さからくる恐怖です。

    見習い時代はもちろん、経験を重ねてもその感覚が消えることはありません。

    今回は、私が現場で本当に怖いと感じた出来事について、実体験をもとにお話しします

    何が起きたのか

    前回の記事で自分の列車だけ遅れて前の列車から離され後ろの列車から接近されるとプレッシャーを感じることがありますと言うことについて書きました。
    プレッシャー感じながらやって終点駅に着いた時には自分の列車は遅れて到着しているので、入庫がない又は引継ぎしない場合自分でまた始発駅を担当して行きます。
    その時折り返し時間が全然ない勤務もあるので急いで準備する必要があります。
    行先設定をして荷物を持って行った時終点駅はしっかり設定出来ていたものの、始発駅を間違えていることに気がつきました。
    間違えて起こることは発車後に次の次の駅が自動放送で流れてしまうことです。お客様は「あれ?」と混乱してしまったり本来降りるべき駅じゃないところで降りてしまいます。
    自分はなんとか発車前に機器点検等必要な確認しギリギリ設定をやり直し間に合ったのですが、焦っていたことでなぜか間違えて設定してしまっていました。

    その瞬間に感じた恐怖

    乗っているお客様は一人じゃないので、始発駅を間違えて発車させてそのまま自分が気が付かなかったら大迷惑をかけてしまいます。いつもはちゃんと出来ていたことが焦っていたりすると、例えば遅延を回復させないと言う頭が優先して次にやるべき大事なことが抜けてしまうことがあります。
    自分もまさか間違えて行先設定を間違えるとは思ってもいなかったので、すごく怖く感じました。
    遅れている時こそ冷静にと、つくづく思いました。

    乗客には見えない緊張

    遅れると折り返しや引継ぎした時に次の列車も遅れてしまう場合があるので、その準備が短く急いで準備しないといけないのは、乗客に見えない緊張なのかと思います。
    普段とは違う状況が起きた時に大体ミスとかが発生するのは見習いの時に何度も経験したので、皆様もこの記事を参考にして欲しいと思います。

    怖さの中で学んだこと

    実際見習いが終わった後もミスしてしまっているので、もっと慎重にならないといけないと思いました。
    遅れても平常心を大切により注意したいと思いました。
    同じ作業の繰り返しの仕事ですが何かあると全然違うと感じてしまうのでそこは同じミスを繰り返さないことが大事です。
    もし間違えてしまったらお詫び放送をしっかりして、隠さず関係箇所に報告しておくこと気持ちも楽になると思います。

    車掌の仕事には、日常の中に潜む「怖さ」があります。

    それは事故やトラブルそのものよりも、「自分の判断一つで状況が変わるかもしれない」という責任から生まれるものです。

    現場では冷静さが求められますが、心の中では常に緊張と向き合っています。

    それでもその怖さを忘れずにいることが、安全を守る上で大切なのだと、私は感じています。

    車掌の仕事については、こちらの記事でも詳しく書いています。

  • 車掌という仕事の“見えないプレッシャー”|乗客には伝わらない現実

    車掌という仕事は、外から見ると落ち着いていて、淡々と業務をこなしているように見えるかもしれません。

    しかし実際の現場では、常に目に見えないプレッシャーと向き合いながら仕事をしています。

    乗客には伝わらない緊張感、判断を誤れない責任、そして一瞬の迷いも許されない空気。

    今回は、私が現場で感じてきた「見えないプレッシャー」について、実体験をもとにお伝えします。

    なぜプレッシャーを感じるのか

    自分の列車だけ遅れていると、プレッシャーを感じます。
    平常心で落ち着いてやろうと言い聞かせてやるようにしていますが、前の列車からは離され、後ろの列車からは接近されると早く発車させないとっていう気持ちになる場合があります。
    これは本当です。
    異常時が起きた時は仕方ないですが、混雑等の理由だと自分はプレッシャーになって少し嫌ですね。この時気をつけないといけないことは早く遅延を縮めないとが優先になり作業が雑になって事故ることです。

    具体的な現場の例

    先ほどの前の列車からは離され、後ろの列車からは接近されるとどうなるか。それは離されている分、次駅・次駅で多くの多くのお客様を乗せるのでなかなかドアを閉められず挟まるリスクも多くなり遅延が膨らんで行きます。後ろの列車は接近しているので自分の列車よりも簡単にドアを閉めることが出来ます。
    お客様は定時にくると思っているのになかなか来ないと思われてしまうので見えないプレッシャーがあると思います。

    乗客には見えない責任の重さ

    このパンパンの電車で次に起こることは、急病人や車内トラブルのリスクが高くなります。
    空調管理により慎重に、お客様同士がトラブルになったらどうしようなど考えます。
    過去にどっちも当たりました。
    安全に目的地に輸送することが使命なので、遅延よりも安全第一で作業を確実にやることが大切です。

    それでもこの仕事を続ける理由

    公共交通機関として、やりがいがとてもあるから続けています。
    車掌の役割は大きいです。
    とても達成感を感じられる仕事です。
    遅延がもし膨らんでしまった時は、お詫び放送をしっかり実施し車内環境に気をつければ事故なく帰ってくることが出来ます。
    自分の列車だけが遅延膨らんでる時はプレッシャーを感じてしまう場合がありますが落ち着いて欲しいと思います。

    車掌の仕事は、表から見ると穏やかに見えるかもしれません。

    しかしその裏側では、常に責任と緊張を背負いながら業務にあたっています。

    小さな判断一つが大きな影響につながる現場だからこそ、見えないプレッシャーは決して軽くありません。

    それでもこの仕事を続けているのは、乗客の安全を守るという誇りがあるからです。

    目立たない場所で支えている――それが車掌という仕事の現実だと、私は感じています。

    車掌の仕事については、こちらの記事でも詳しく書いています。

  • 車掌の仕事で見習いが一番不安に感じる瞬間|実体験から感じたこと

    車掌見習いとして現場に出ると、
    覚えること以上に
    不安を感じる場面が多くあります。

    特に、ある瞬間は
    強い不安を感じやすいと感じました。

    この記事では、車掌見習いが
    一番不安に感じやすい瞬間について、
    実体験をもとに書いていきます。

    一番不安に感じた瞬間

    「ドアを閉めて発車させる瞬間」ここが一番不安に感じました。
    なぜかと言うと、指導員がいるとは言え自分が窓から前方を覗いているので全部が前方を見えているわけではなく、信用している部分があります。
    なので、本当に慎重にドアを閉めないと何か物を挟んでいたり合図を見逃してしまうリスクがあるので注意しないといけません。
    毎駅毎駅大丈夫だよなと不安を感じながらドアを閉扉していました。

    なぜその瞬間に不安を感じたか

    物を挟んで発車もまずいですが、「人」を挟んだまま発車はもっとやばく完全事故です。怪我どころかひきづって最悪の場合も考えられます。
    指導員が見れてない箇所に関してはかなり不安です。
    挟んでいてもドア開けていう指示が来ないので、緊張感持って作業して欲しいと思います。

    当時の自分の気持ち

    特に駆け込み乗車があった時に関しては内心挟まらないでと思いました。ラッシュの時も同様閉める際に挟まらないでと思いながらドアを閉扉していました。
    ラッシュの時は全駅すごく緊張していたのを覚えています。
    指導員から再開扉してという指示が来た時には、どこで挟んでいたんだと言うこともありました。
    何両目のドア挟んでたけど気づかなかったと言われた時には、経験が浅いなとつくづく思いました。

    不安への向き合い方

    常に緊張感を持って作業する。これが一番大事だと思います。
    そのように構えることで、もしかしたら駆け込んでくるだろうであったりあそこは挟まりそうである瞬間がわかってきます。
    それを継続してやっていくことで、自信になってきます。不安だったことが自信に繋がります。

    今振り返って思うこと

    見習いが終わった今でも見習いで感じた緊張感を持ってドアの開け閉めをやっています。
    また、車掌の仕事でドア操作が一番大事なことだと思うので気をつけてやっています。
    見習い期間中に「ドアを閉めて発車させる瞬間」ここは本当に緊張して出発ブザーを押すと思うので、この記事でそう言えばこんなこと言っていたなと思ってもらえたら嬉しいです。
    慣れてきた時には、何か異常時などいつもと違う事象が起きた時に準備ができているので、落ち着いて作業できると思います。

    車掌見習いの時に感じる不安は、
    誰もが通る道だと思います。

    不安があるからこそ、
    慎重になり、
    仕事への意識も高まります。

    これから車掌を目指す方には、
    不安を感じる自分を否定せず、
    一つずつ経験を重ねてほしいと思います。

    車掌の仕事については、こちらの記事でも詳しく書いています。

  • 車掌の仕事で最初に身について良かった習慣|見習い時代の実体験

    車掌見習いの頃は、
    毎日覚えることに必死でした。

    そんな中で、
    早い段階で身についていて
    本当に良かったと感じる習慣があります。

    この記事では、車掌として働く中で
    最初に身について良かった習慣について、
    実体験をもとに書いていきます。

    身について良かった習慣とは

    見習い期間中は気を常に張っているので、泊まり勤務の明けはとても眠いです。
    集中力も無くなってくるので、自分なりの「眠気対策」をしておいた方が良いです。
    自分は2つあるので、紹介したいと思います。
    まず1つ目は、普段以上に声を出すことです。
    2つ目は「森永製菓の大粒ラムネ」を食べてから乗務しています。

    この2つを習慣させることで、ミスを防げていたと思います。

    なぜその習慣が役立ったのか

    ミスが起きる瞬間は集中していない時。特にヒューマンエラーがほとんどです。
    明けは眠いであったり、もう少しで帰れると言うことが先行してしまいます。
    そう言った時に、自分で決めた眠気対策を実行することで眠い身体を起こし且つ「森永製菓の大粒ラムネ」を食べることで、ブドウ糖効果で集中力を活性化させれたので事故を起こさなかったと思います。

    当時は意識していたのか

    最初のうちは本当に眠くて、何か対策しないと事故ると思って考えた結果その2つが思いつきました。
    車掌はずっと乗務中立っていますが、それでも本当に眠いです。
    何か自分なりの対策をすることをお勧めします。
    ドアの開け閉めでいっぱいいっぱいになって、指導員が教えてくれていることが頭に入らないと言ったことがないよう気をつけてもらえればと思います。

    仕事にどう活きているか

    車掌の仕事でミスはお客様を怪我させてしまったりするので重いです。今までちゃんとやっていたのにふとした瞬間にやってしまう場合もあります。それは経験が浅い豊富限らずです。
    だからこそ、事故るリスクが高い箇所においては対策が必要です。
    見習いが終わった今でも、見習い期間中で習慣づけしたことをやり続けています。

    これから見習いになる人へ

    見てくださっている皆様には、辛い思いを絶対にして欲しくないので参考してくださると幸いです。
    自分は「森永製菓の大粒ラムネ」を食べると集中しているような感じがしています。
    それと合わせて声を出して、作業に抜け漏れがないか確認して作業しています。
    眠気対策はその他にも乗務員室の窓を開けて換気するであったり、ストレッチするであったり色々対策はあると思いますのでミスなく過ごして欲しいと思います。

    車掌の仕事では、
    特別な才能よりも、
    日々の小さな習慣が大きな支えになります。

    見習いの頃に身についた習慣は、
    その後の仕事を楽にしてくれました。

    これから車掌を目指す方には、
    一つでも良い習慣を大切にしてほしいと思います。

    車掌の仕事については、こちらの記事でも詳しく書いています。

  • 車掌の仕事で見習いが一番最初につまずくポイント|実体験から感じたこと

    車掌見習いとして現場に出ると、
    思っていた以上につまずく場面が多くあります。

    知識や手順を覚える前に、
    最初につまずいてしまうポイントがあります。

    この記事では、車掌見習いが
    一番最初につまずきやすいポイントについて、
    実体験をもとに書いていきます。

    見習いが最初につまづくポイント

    車内放送かと思います。
    まず次がどの駅なのか乗り換え駅はあるのか熟知している必要があります。
    その上で、どこで放送するのか。発車後であったり到着前。特に到着前に関しては到着ギリギリで放送していると列車は到着してしまってドアを開けるのが遅れるであったり、前方の安全確認も出来ない車掌として大事な作業を怠ってしまいます。
    乗車しているお客様は日本の方だけでなく外国のお客様がいるので英語での放送も大事です。目が見えない方に関して誤った案内は出来ません。最初誰しもつまづくと思うので参考にして欲しいです。

    なぜそこまでつまづくのか

    始発駅から終点まで駅間時間はそれぞれ違います。
    放送するポイントを間違ってしまうと、まだまだ到着しないのに早すぎる案内になってしまったり放送ポイントが遅れると到着してしまうのでつまづくと思います。

    当時の自分はどうだったか

    正直何回も失敗しました。
    やばい到着しそうってなった時には早口になって、お客様聞き取れない放送になって注意を受けたこともいっぱいありました。
    どこで放送するのか覚えるまで大変でしたが、目印を決めたりブレーキが効いてきたらここは放送するなどポイント決めて案内するようにしました。
    何回も繰り返しやっていくことで慣れていったのを覚えています。

    どうやって乗り越えたか

    行先と乗り換え駅と注意喚起と英語に関しては家で声に出してトレーニングしました。
    とにかく頭に放送内容を叩き込んで、実践でチャレンジすることで少しずつできるようになっていきました。
    最近は自動放送が主流になってきていますが、自動放送の設備が壊れる場合も全然考えられるので、ちゃんと覚える必要がありますし、覚えさせられます。

    これから見習いになる人へ

    最初自分がつまづいたところを紹介しました。
    多分見習いになった時にうまく出来なかったと思う方はいると思います。
    絶対に必要なことなので事前に勉強しておこうとやっておくのはありかと思います。

    何度も何度も繰り返しやっていけば、絶対にできるようになるので心配しないで努力を続けて欲しいと思います。

    車掌見習いが最初につまずくのは、
    能力の問題ではありません。

    慣れていない環境と緊張の中で、
    誰でも経験することです。

    これから車掌を目指す方には、
    最初につまずいても
    焦らず一歩ずつ進んでほしいと思います。

    車掌の仕事については、こちらの記事でも詳しく書いています。

  • 車掌の仕事で新人時代に失敗して良かったこと|現場で学んだこと

    新人の頃は、
    失敗するたびに落ち込んでいました。

    「なんでこんなミスをしたんだろう」
    と自分を責めることも多かったです。

    しかし、今振り返ると、
    あの失敗があったからこそ
    身についたこともたくさんあります。

    この記事では、車掌として働く中で
    新人時代に失敗して良かったと感じていることについて、
    実体験をもとに書いていきます。

    どんな失敗だったのか

    見習い期間中失敗はいっぱいしてきました。
    放送中、まだ全然到着しないのに「間もなくどこどこです出口は右側です」であったり、何分遅延で走っているのか時間はめちゃくちゃで報告したり、合図を見落としそうになったり、行先は間違えたり、確認箇所を失念したり正直ミスや失敗はたくさんしてきたと思います。

    当時はどう感じていたか

    正直、一人前になれるのかなってそんな気持ちで落ち込んだこともいっぱいありました。
    仕事が終わった帰り道もなんでミスったんだろうとかミスする前どういう心境だったのか振り返りながら帰りました。

    その失敗から学んだこと

    ミスや失敗した箇所(当日)は復習しました。
    いつ・どこで・何が・どうしたか考えました。
    失敗した内容についてはその駅を自分の中の要注意箇所として、何か合図だったり設定だったりする箇所だから、より集中してやらないといけないと意識づけしました。
    放送するポイントはどこかを目印にして、ここを通過したら放送すると決めてやるようにしました。

    仕事にどう活きているか

    同じところではミスや失敗しないようになりました。
    その他でも自分が注意した方が良いと決めた箇所については、ミスしたところと同様に意識づけをして防止に努めました。
    今のところは何事もなく乗務出来ていると思います。

    今振り返って思うこと

    失敗したところを失敗したままに復習したり、イメージトレーニングすることは大事だと思いました。
    ちょっとした油断が大きなミスになったりしてしまうので、自分なりの対策が必要だと思います。
    見習い期間中に色々失敗したことで、しっかりポイントを押さえることが出来たのは良かったと思います。
    失敗するのは悩んだり落ち込んだりすると思いますが、それはプラスに捉えれば一人になった時気をつけると思いますし、ミスや失敗を防げると思います。

    新人時代の失敗は、
    決して無駄になるものではありません。

    そのときはつらくても、
    後になって大きな学びとして残ります。

    これから車掌を目指す方には、
    失敗を恐れすぎず、
    一つずつ経験を積んでいってほしいと思います。

    車掌の仕事については、こちらの記事にも詳しく書いています。