車掌は有給休暇を取りやすい?現役が解説

車掌の体験談

電車に乗っていると、

「車掌さんって有給休暇は取りやすいの?」
「シフト勤務だと休みにくそう…」

と思ったことがある方もいると思います。

実際、鉄道の仕事は365日運行しているため、一般企業とは少し違った働き方になります。

そのため、有給休暇についても気になる方は多いのではないでしょうか。

私自身も現役として働く中で、有給休暇を取得したり、周りの社員が取得している様子を見てきました。

この記事では、

・車掌は有給休暇を取りやすいのか
・実際の取得方法
・取りやすい時期と取りにくい時期
・現場で感じるリアル

について解説していきます。

車掌は有給休暇を取りやすい?|結論

結論:職場の人員数と時期によります。
具体的にどういうことかというと、電車は365日動いているため車掌はそれぞれ休みの曜日が異なります。
月曜日が休みの人もいれば、火曜日休みの人、水曜日が休みの人、木曜日が休みの人、金曜日が休みの人、土曜日が休みの人、日曜日が休みの人がいて、基本的に連続した2日が休みです。

この連続した2日間休みの人が満遍なく別れていて、各曜日の2日間の休みが10人から20人くらいのグループとなっています。

乗務員は一定の人数以下になってしまうと電車の運行に支障が出てしまうために、人数がしっかりと確保されています。
そのため、有給休暇は取りやすい印象です。

駅員でやっていた時の休暇の取り方は、やってくれる相手を見つけてやってくれるようであれば休暇を取れるので休暇取るのに気を遣うところがあります。
休暇をお願いするから、代わりにこの日は自分が休日出勤やりますなど結局トントンな部分があります。

しかし車掌は、そのようなやり方ではなく休暇を事務所に提出すれば休めるので気を遣うことなく休むことが出来ます。

車掌になってこれはとても驚いて、休暇の取り方全然違うじゃん
こっちの方が良いと思いました。

人員数と時期に関しては、車掌はサラリーマンであるので異動があります。
定員数でいても時期によっては不足人員になるので、休みづらくなる曜日もあります。

異動だけでなく、怪我や病気、介護や休職、育休などで一時的に働けない人員が出てしまうと何人かその曜日で休みたい人がいた場合、人数に達したら休めないということも発生します。

有給休暇はどのように申請する?

休暇用紙を書いて提出するだけで、休暇を取ることが出来ます。
非常に楽なシステムかと思います。

職場にもよりますが、
例だと休みたい日の2週間前から受付を開始して、休みたい日の3日前までが締切というところもあります。

有給休暇を出すということは、
その日は本来乗務する予定を休むということになるので、その曜日の休日者が休日出勤をして仕事するということなります。

その為、休日出勤が可能な人員数が少ないと早く締め切られてしまうので休みたくても休めないと言ったことが想定されます。

よって、休みたい日があるなら受付開始日の受付開始時間に早く提出することが求められるということです。
「ゆっくりでまだいいや」なんて言う気持ちでいると休めないので注意が必要です。

・旅行がある
・お出掛け
・子供の運動会や行事、習い事の発表会や大会

このような大きなイベントがあっても、休暇は締め切ってますってことは全然あるので予定が既にわかっているなら早く提出するようにして下さい。

冠婚葬祭に関しては、締め切っていても配慮してくれるので、そこは安心して下さい。

実際に休みを取りやすい時期

時期はものすごく関係していますが、実際に休みを取りやすい日は土日・祝日です。
意外かもしれませんが、週休2日は連続した日になっていて10人から20人のグループが各曜日休みとなっています。
その為、平日と土休日・祝日は同じ人員数が確保されているので列車本数が平日より少なくなる休日は人員が余っているので休みを取りやすいことになっています。

びっくりするかもしれませんが、ゴールデンウィーク・シルバーウィーク・年末年始などの世間一般の大型連休時期は休みやすかったりします。

逆に取りにくい時期は?

・平日(時期にもよる)
・夏休み
・冬休み
これらは結構休みが取りにくい印象です。
まず平日は、休みたい日の曜日に、休日出勤出来る人があまりいない。
怪我や病気、介護や休職、育休などで一時的に働けない車掌がいる。
この時点で休暇を取るのに結構厳しくなることがあります。

どうしても休みたいのであれば、受付日の1番手で休暇を出す気持ちでいないと難しいかと思います。

夏休みや冬休みの時期に関しては、休みたい社員がいっぱいいるので休日出勤が出来る社員がたくさんいたとしても埋まってしまうことあるからです。

車掌は土日や連休も取れる?

取れます。
但し、連休をとる場合に各曜日のグループの中にルールがあったりします。

受付日の2週間前が職場の規則だった場合には休みたい日が泊まり勤務の場合は連続する2日間休むことは可能ですが、
希望の休暇が泊まり勤務2日間と日勤1日、合計3日間を休みたい場合:日勤に関しては、その休みたい曜日のグループのリーダーに要相談して問題なければ3日間を受付開始日に休めると言ったルールがあります。

まとまった休みが取りたいのであれば、その休みたい日の曜日が休日のグループのリーダーに話をする必要があると言った感じです。

現場で感じる有給休暇のリアル

休みたい日が、平日で休日出勤が出来る人員が少ないと休めないかもしれないっていうのが現場のまだまだな部分だと私は思います。

休暇があるのに休みたい日に休めないなんて嫌だと思います。

それが家族との大事な用事や個人の大事な用事があっても休めず、予約をしていたらキャンセルをして仕事に出なければいけない、そうなってしまう時期もあるのが現場の正直なリアルです。

休暇を誰かに依頼してお願いする駅員と違って、車掌は休暇用紙を提出するだけで良いのは気を遣わないのですごく良いのですが、完全に休めるわけではないと言うオマケ付きがあります。
交代勤務制の仕事ならではのやり方なので少しでも参考になればと思います。

有給休暇を取るために気をつけていること

絶対取りたい休暇であれば、休暇受付日の受付開始時間に提出するようにしています。
その休暇受付開始時間が午前中だっとして、自分がその日、午後の15時頃出勤時間だったとしても早く出勤してきて提出する努力をしています。
たまたま、その日が自分の勤務が休みだった場合も同様に、わざわざ職場に出向いて休暇を取るようにしています。

そこまでして休暇を出すのが大変なのかと言うところなのですが、実際現場ではそのようなことが起こってしまっているのが事実です。

なんとしても休暇を取りたいところの為に、
絶対休暇受付日の受付開始時間に提出する為、休暇をわざわざ取って休暇を提出しにくると言う意味不明なことをしているのも実際あります。

余剰人員な状態であれば、そのようなことをせず休みたい時に休めるのですが、職場の人員数と時期によっては休暇を取るのが難しいのが現場あるあるなのです。

まとめ

有給休暇は年間20日与えられていますので、一般企業と変わらず休むことが出来ます。
休暇も取りやすいと思っていますが、現場では早めの申請が大切です。

なんとか今まで休みたいところを休めてはいますが、何人も休みたいところで休めなかった社員もいることは事実です。

休暇を取ることに関して、職場の雰囲気が悪くなるようなことは決してありません。
若手社員・見習いが終わった社員も気持ちよく休暇を取得することが出来ます。

気を遣わず休暇を取ることが出来るのが、車掌の良いところです。
休暇を取ったからと言って、翌日仕事が増えることもありません。
だからこそ、仕事のことは一切考えなくて良いので、それが最も良いところなのかと思います。

現場ならではのリアルが少しでも伝われば嬉しいです。

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