電車に乗っていると、
「車掌さんも体調が悪くなることはあるの?」
「もし乗務前に具合が悪くなったらどうするんだろう?」
と気になったことがある方もいると思います。
実際、車掌も人間なので体調を崩すことがあります。
しかし、多くのお客様の安全を預かる仕事だからこそ、体調管理には特に気を使っています。
私自身も現役として働く中で、体調不良時の対応や職場のルールを見てきました。
この記事では、
・体調不良の時はどうするのか
・乗務前に具合が悪くなった場合の流れ
・現場で特に気を付けていること
・体調管理で意識していること
について、現役目線で解説していきます。
車掌は体調不良の時どうする?|結論
結論:勇気を出して休むが正解です。
正義感からか我慢してしまうことってあると思います。
休んだら周りに迷惑をかけてしまうであったり、
評価が下がってしまうのでは?
昇給に影響してしまうのでは?
色々なことが思い浮かんでしまうかもしれませんが出勤前自宅で無理かもと少しでも思ったのであれば、しっかり状況を説明して休むべきだと思います。
出勤した時には、必ず体調の報告をします。
その時に体調不良なのに良好と言ったら嘘になってしまいます。
上司はその報告を信頼して乗務させているので、正確な報告が重要です。
体調不良の乗務は本当にきついと思います。
ドア閉扉時はとても神経を使うのと、大体約2時間一人で乗務しているのでそれに耐えるのは難しいと思います。
人の命を預かっている仕事なので、自覚と責任が大切です。
体調管理が大事だということを知っていて欲しいと思います。
乗務前に体調不良になった場合
乗務はさせないのが正解です。
ほとんどの場合は、そのまま帰宅という流れになると思います。
泊まり勤務の場合は、その日・翌日と休み扱いになるのがほとんどです。
ただ、しっかりと自己申告出来たのは立派な判断だと私は思います。
給料面に関しては、本来乗る乗務を乗っていないことになるので控除されます。
そこがネックなところかと思います。
出勤前に体調不良で休む報告をしていたら、有給休暇の扱いになりますが乗務前になると出勤が終わって数時間勤務してから帰宅することになるので早退扱いになり、そこがちょっと違う点で給料に影響が出てしまうことから悩ましいところかと思います。
ただ、体調不良で乗務してミスしてしまったら数日間乗務が出来ない上に状況報告書や座学での教育、更に上司が乗って確認があったり余計にやらなければならないことが増えてしまう且つお客様にもご迷惑をかけてしまうのでリスクを背負って乗務するよりは、休む判断をした方が正解かと思います。
何もかも体調がちょっと悪いから乗務できない訳ではありません。
鼻水が出る
咳が出る
喉が痛い
状況を説明した上で乗務に支障がなければ乗務することは出来ますので、そこは心配しないでもらえればと思います。
乗務中に体調が悪くなったらどうする?
これは3つのパターンに分かれるかなと思います。
腹痛だったら、
1:終点まで我慢してトイレに行く
2:途中駅でトイレに行く
3:それ以外又は腹痛でも耐えられない場合だったら、交代してもらう
1については、折り返し時間(次の乗務までにどれくらい間があるか)で判断します。
10分くらい余裕があれば私は運転士に伝えて用を済ませて、行きます。
2については、どうしても我慢できない時の手段なので、運転士と指令所の方に報告が必要になります。状況によっては「乗務員トラブル」になります。
報告した後は、指令から〇〇の駅で駅員が個室を確保しているので等の無線がくるので、その駅でトイレに行きます。
3については、指令からどこどこの駅で交代者が来るので変わって下さいと無線があります。
その駅で交代となります。
乗務開始前は全然体調が良くても急に体調が悪くなることもあるので、無理をしないように報告させすれば最善の手配をしてくれるので大丈夫です。
無理をして乗務してはいけない理由
お客様の命を預かっているからが一番の理由です。
例えば、体調不良の中で乗務して集中力がなく足の不自由なお客様・ベビーカーご利用のお客様を挟んで怪我をさせてしまったらどうなるか考えて頂ければわかるかと思います。
取り返しのつかないことが起きてしまうかもしれません。
確認をしなければいけない箇所で確認を怠ってしまうかもしれません。
だからこそ、「無理をしない勇気」が絶対必要だと私は思います。
乗務員はミスできない仕事です。
常に異常時に当たる可能性と隣り合わせなので、体調が万全であることが必須です。
実際に現場で気を付けていること
現場では、詰所に乗務員が複数人待機していて近い距離にいるので私はマスクの着用をするようにしています。
今までに、コロナやインフルエンザが蔓延してしまったことがあったので予防のために対策しています。
また、乗務から戻ってきたら、当たり前のことかもしれませんが手洗いうがいをしてから詰所で休むようにしています。
ちょっと意外かもしれませんが、気圧の確認をするようにしています。
「頭痛ーる」このサイトを知っている方はご存知の通りかと思いますが、私は結構気圧の変化で頭痛になりやすいところがあるので、天気が曇りや雨であればチェックするようにしています。
どういったことが書いてあるか簡単に説明すると、県で気圧が超警戒・警戒・注意・やや注意・通常のように表示されています。
超警戒になっていたら、頭痛になるリスクがあるのでちょっと違和感を感じたら頭痛薬を飲んだり、自律神経が乱れないようなマッサージをしたりして体調不良にならないように心がけています。
それでも、違和感が乗るまでなくて乗務中に頭痛になったりすることも正直あります。
神経をすごく使う仕事なので頭が痛いってなったりも全然あります。
乗務に影響があったらまずいので、緊急的な使用で常にポーチに薬を入れているので飲む必要を感じたら飲むようにしています。
全てが100%で乗務できることってなかなかないと思うので、自分なりの対策が必要です。
体調管理のために意識している習慣
・適度な運動
私は、早起きしてウォーキングをしたり、ジョギングをしたり、ジムに行ったりして身体を動かすようにしています。
・しっかり睡眠時間を確保する
22時前には布団に入って7時間以上の睡眠が取れるように心がけています。
・食事は必ず3食とる
この3つは特に意識してやっています。
飲酒を控えめにしたりもしています。
飲酒は翌日の出勤時に影響して乗務できない場合があるので、注意するようにして下さい。
体調が良いと、仕事に集中も出来るのでミスするリスクが極端に低くなります。
まとめ
体調不良の時、
出勤前と出勤してから乗務中でそれぞれ連絡が違います。
共通して言えることは、はっきりと体調不良の旨を伝える大切です。
急な異変も常に緊張感ある環境の中で仕事しているので、あると思います。
状況を話すことで、指令所・運転士・監督者は守ってくれるのでそこは安心して欲しいです。
それは、乗務員の体調が良好でないと安全は守られないからです。
私は、腹痛はないのですが頭痛になった経験は何回かあります。
気圧の変化でなったりするので、皆様もそのような何かの変化で体調に変化がある場合は対策した方が良いと思います。
周りで時は、花粉の時期や季節の変わり目で体調が悪くなりやすいという人も中にはいます。
お守り代わりに薬を持っておくのも良いと思います。
安全第一で、今回の記事が皆様の参考になれば幸いです。
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